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長らく使っていたブログのタイトルを2023年3月21日に変更しました。何か思いつけば、新しいタイトルに変更します。

前後ブレーキキャリパーのオーバーホール

2010年05月29日 | EX-4
 フロントブレーキキャリパーのダストシールがはみ出ていたため、シール類を一新することにした。リアブレーキのキャリパーもナップスの整備士が言うは状態がさほどよくないということなので、そちらもオーバーホールすることにした。

 嬉しいことにEX-4はシングルブレーキなので、キャリパーの分解は1回で済む!なんと素晴らしいことだろう。作業が楽だ。ブレーキホースから外して、ゴム関係の部品を外した。



 ダストシールは見るも無残な状態だったが、ピストンの方はなんともないようだ。まぁ、オイルシールと触れる部分さえ傷がなければ大丈夫だろう。若干、ダストシール付近のピストンの表面にサビがあったため、耐水ペーパーの1000番で軽く磨いた。キャリパー内はひたすらブレーキクリーナーで掃除をした。





 それから、オイルシールにブレーキフルード、ピストンにシリコングリスを塗って組み立てた。あとは、パッドピンにシリコングリスを塗って、元に組み立てて完了だ。ブレーキ関係は鳴き止めグリスがあるけど、シリコングリスでブレーキが鳴いたりしないから、特にいらないのではと思う。

 次に、リアキャリパーの分解をした。ホースをつないで、ブレーキフルードを排出する。ブレーキフルードを排出して、キャリパーとご対面したが、そんなに状態が悪いのだろうか。





 リアのブレーキキャリパーもフロントと同様にゴム関係の部品を外して、ピストンを磨いたり、キャリパー内を掃除した。あとは、新品のオイルシールを入れて、ダストシールを取り付けた。しかし、リアのダストシールは若干入れにくい。



 最後に、パッドを取り付けて組み立ては完了した。ブレーキパッドは前のオーナーが譲渡前に新品を取り付けてくださった。感謝だ。



 肝心なエア抜き作業だけど、ワンウェイバルブ付きのブリーダーなしで、一般的な作業手順でがんばってみた。ブレーキレバーやペダルを踏んづけて、フルードを入れては抜いての繰り返した。まぁ、なんとかブレーキのタッチがしっかりして、ブレーキが効くようになった。ブレーキのタッチのかっちり感はオーバーホール前後では変化はなかった。

 ひとまず、これでブレーキ周りの問題は解決したと思う。バイクを押して見ると、明らかにわかったことがあった。それは、押す力をそれほど必要とせず、軽くなったことだ。リアかフロントどちらかブレーキが引きずっていたようだ。今回の前後ブレーキキャリパーのオーバーホールは吉だったと思う。

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