EX-4の燃費がここ1年ほど待ち乗りで18-20km/l、ツーリングで20-22km/l程度になり、乗り始めた当初より平均的に2kmほど燃費が悪くなってきた。買った当初はツーリングであれば燃費は24km/lあったため、かなり悪くなっている。買ってから3年経つが、そろそろだましだまし乗るのをやめて、きちんと修理することにした。ひとまず、摩耗が懸念されるジェットニードルやニードルジェットがどのような状態か確認する必要がある。
ところが、EX-4でキャブレターのオーバーホールをしようとすると、いきなり壁にぶつかる。それは、キャブレターの主要部品が軒並み販売が終了していることだ。ジェットニードル、ニードルジェットが手に入らなくなった。ひとまず、これは中古のキャブレターから部品だけをとるか、ジェットニードルに限ればバクダンキットのEX-4のものが手に入る。
今回は、バクダンキットを買うと2万円近くかかることもあるため、まずはキャブレターを分解してみて、必要があれば中古のキャブレターから部品を使うことにした。すでに、中古の部品をオークションで落札した。
寒い冬の日に作業を開始して1時間30分ほど、やっとのこさキャブレターを外すことができた。エアクリーナーとインテークマニホールドの口にはガムテープを貼り、さらにサランラップをかけて雨が入ることがないようにした。
EX-4のキャブレターは2気筒のため分割する必要があり、ジョイント関係の部品を外す必要がある。これがかなり難儀であった。固着がひどいねじが4本ほどあり、うち1本はラスペネを吹いてすぐに回ったが、残りの3本がうんともすんとも回らなかった。わりと作業スペースに余裕があったので、金鋸でマイナスを切って、ドライバーでどついて回した。これをバイク屋に外すことを頼んだら、少しばかり出費がかかるところだった。

キャブレターを外してみると、エアクリーナー側の通路にガソリンがこびりついていた。ダイヤフラム側もガソリン?の汚れがちらほら目についた。

フロート側もみてみると、ガソリンがこびり付いていた。これらの汚れが直接燃費の悪化に寄与しているとは考えにくいが、気になる点といえば気になる点である。

ジェットニードルも汚れとアタリが付いていた。先端は目立って減っている様子も削れているようにも見えないが、新品の状態がわからないため今の状態がどのようなものかはちょっとわからない。もしかしたら、このまま使えるかもしれない。ニードルジェットも未使用の新品が手元にあったのだが、比較してみてもそんなに差がないようにも思える。

キャブレターは全体的に外側には油汚れや、内側もガソリンの汚れがあちこちに目立った様子だった。今日の作業はひとまず、分解するところまでで終わってしまった。ビスが思った以上に固着しており、形が変わってしまったものもあったため新品を取り寄せることにした。
キャブの掃除にはヤマハのスーパーインジェクション&キャブレタークリーナーを使っているが、こちらは泡状のものではないようだ。泡状のものと比較して洗浄力に差がないと思うが、なんとなく泡状のものが欲しかったこともあり、期待外れである。
ところで、分解していて気づいたが、このキャブレターはところどころであるべきところに必要なOリングがない。ガソリンのドレンや、パイロットスクリューについているべきOリングがなかった。前のオーナーがケチったのだろうか。サービスマニュアルにはさまざまな書き込みがあることから、それなりに手を入れていたのではと思うが。
また、左右のパイロットスクリュの戻りし量が違うのには驚いた。おおよそ規定値に近い値ではあったが、どちらも1/8回転程度前後に違っていた。これは、セッティングを詰めて行った結果これになったのか、途中でずれたのかはわからない。今度組み立てるときは規定値で締めてみたいと思う。1年半くらい前に負圧の同調をとったが、この状態ならあまり効果がなかったかも。
汚れている部品は浸け置きし、新品の部品が届いたら組み立てようと思う。
ところが、EX-4でキャブレターのオーバーホールをしようとすると、いきなり壁にぶつかる。それは、キャブレターの主要部品が軒並み販売が終了していることだ。ジェットニードル、ニードルジェットが手に入らなくなった。ひとまず、これは中古のキャブレターから部品だけをとるか、ジェットニードルに限ればバクダンキットのEX-4のものが手に入る。
今回は、バクダンキットを買うと2万円近くかかることもあるため、まずはキャブレターを分解してみて、必要があれば中古のキャブレターから部品を使うことにした。すでに、中古の部品をオークションで落札した。
寒い冬の日に作業を開始して1時間30分ほど、やっとのこさキャブレターを外すことができた。エアクリーナーとインテークマニホールドの口にはガムテープを貼り、さらにサランラップをかけて雨が入ることがないようにした。
EX-4のキャブレターは2気筒のため分割する必要があり、ジョイント関係の部品を外す必要がある。これがかなり難儀であった。固着がひどいねじが4本ほどあり、うち1本はラスペネを吹いてすぐに回ったが、残りの3本がうんともすんとも回らなかった。わりと作業スペースに余裕があったので、金鋸でマイナスを切って、ドライバーでどついて回した。これをバイク屋に外すことを頼んだら、少しばかり出費がかかるところだった。

キャブレターを外してみると、エアクリーナー側の通路にガソリンがこびりついていた。ダイヤフラム側もガソリン?の汚れがちらほら目についた。

フロート側もみてみると、ガソリンがこびり付いていた。これらの汚れが直接燃費の悪化に寄与しているとは考えにくいが、気になる点といえば気になる点である。

ジェットニードルも汚れとアタリが付いていた。先端は目立って減っている様子も削れているようにも見えないが、新品の状態がわからないため今の状態がどのようなものかはちょっとわからない。もしかしたら、このまま使えるかもしれない。ニードルジェットも未使用の新品が手元にあったのだが、比較してみてもそんなに差がないようにも思える。

キャブレターは全体的に外側には油汚れや、内側もガソリンの汚れがあちこちに目立った様子だった。今日の作業はひとまず、分解するところまでで終わってしまった。ビスが思った以上に固着しており、形が変わってしまったものもあったため新品を取り寄せることにした。
キャブの掃除にはヤマハのスーパーインジェクション&キャブレタークリーナーを使っているが、こちらは泡状のものではないようだ。泡状のものと比較して洗浄力に差がないと思うが、なんとなく泡状のものが欲しかったこともあり、期待外れである。
ところで、分解していて気づいたが、このキャブレターはところどころであるべきところに必要なOリングがない。ガソリンのドレンや、パイロットスクリューについているべきOリングがなかった。前のオーナーがケチったのだろうか。サービスマニュアルにはさまざまな書き込みがあることから、それなりに手を入れていたのではと思うが。
また、左右のパイロットスクリュの戻りし量が違うのには驚いた。おおよそ規定値に近い値ではあったが、どちらも1/8回転程度前後に違っていた。これは、セッティングを詰めて行った結果これになったのか、途中でずれたのかはわからない。今度組み立てるときは規定値で締めてみたいと思う。1年半くらい前に負圧の同調をとったが、この状態ならあまり効果がなかったかも。
汚れている部品は浸け置きし、新品の部品が届いたら組み立てようと思う。