陽だまりのように

ぼちぼちですが、気ままに日々の事を・・・

10年4か月ありがとう

2013年02月02日 22時09分03秒 | 文鳥
バサッ!と落ちる音に続き、小さく「チッ」と2度鳴いた。

それは朝方の事だが、疲れている主人を起こしたくないので、不安になる気持ちを抑え朝を待った。
そっと保温&暗幕用のフリースを外すと、床には落鳥し既に冷たくなっているまめちゃんの姿があった。
その姿はまるで眠っているよう・・・嘴と足のチアノーゼ以外は、名を呼んだら目覚めてくれそうな気さえした。
今日は家族全員が集まる日だったのに、飼い主の帰宅を待たずに旅立って行ったまめちゃん。
でも、昨夜久し振りに帰宅した主人の声を夢を見ながら聞いて、安心したのだろうね。
ずっとひとりぼっちの私を気遣って頑張っていてくれたに違いない。

汚れていた足と尾羽を主人が洗ってくれた。
寒くないようにティッシュペーパーで包んで飼い主の帰宅を待ち、家族皆でお別れして、コナンが眠るプランターに一緒に埋葬した。
早くこの世に生まれ変われるように・・・

今頃は虹の橋を渡り、コナンと一緒に「グルグル・・・」言って戯れているだろうか?大好きな小松菜をお腹いっぱい食べているだろうか?

まめちゃんが居なくなり、かのんが隣のまめちゃんの姿を探している。
決して仲良しではなかったはずなのに・・・その存在の大きかったことに気付かせてくれる。

我が家の家族になって以来、決して順風満帆な鳥生ではなかったね。
それでも文鳥の平均寿命(7~8歳)を遥かに超越。
10歳4か月は我が家では最も長生きさんだったね。
飼い主さんと私との三角関係には、未だに心を痛めているけれど、まめちゃんの一途な愛情を決して忘れない。

まめちゃん、我が家の家族でいてくれてありがとう。安らかに眠ってね。
そして、生まれ変わったら、また我が家の家族になって欲しいな。