北方謙三の原作小説を映画化した、と知り、WOWOWで放映したものを視聴。
主人公は国際的に評価される画家、またの姿は居酒屋を複数経営する実業家、そしてルックスも渋くて女にもてて・・・まあ現実離れした男です。
その彼が、都会のダークサイドとやり合うストーリー。
ハードボイルド・・・日本語に訳せば「固ゆで卵」。
アラ還の私にどう響くのだろう、と半分期待して観てみたものの・・・
何も感じず、2時間の暇つぶしにしかなりませんでした。
ただし、途中でやめることなく最後まで見届けられたのは、
監督の演出の手腕かもしれません。
もっと若かったらドキドキしながら観られたのかなあ。

<解説> (映画.com)
横浜を舞台にした北方謙三のハードボイルド小説「抱影」を、ドラマ「相棒」シリーズなどで知られる和泉聖治監督のメガホンで映画化。加藤雅也が主演を務め、「アウトレイジ」などで知られる俳優の中野英雄が、初の映画プロデュースを手がけた。酒をこよなく愛し、横浜・野毛で2軒の酒場を営む画家の硲(はざま)冬樹は、絵を描き、酒を飲み、自身の店を自転車で巡回するという平凡な日常を送っていた。しかし、冬樹を父親のように慕う岩井信治が傷を負って冬樹のもとに転がり込んできたことから、その日常は狂い始める。NPOの慈善団体のメンバーとして女性たちを救う活動をしている信治は、1人の未成年の女子を救うために窮地に追い込まれていた。信治に手を貸してしまう冬樹は、男たちの争いの渦に巻き込まれていく。そんな中、冬樹は10年以上純愛を貫く人妻・永井響子の余命を知らされる。主人公・冬樹役を加藤、響子役を中村ゆりが演じるほか、「EXILE」の松本利夫、カトウシンスケ、「湘南乃風」の若旦那らが顔をそろえる。
2019年製作/108分/PG12/日本
<スタッフ>
監督和泉聖治原作北方謙三脚本小澤和義製作総指揮中野多加美 田中裕子 松川秀一プロデューサー中野英雄撮影中村耕太主題歌クレイジーケンバンド
<キャスト>
硲冬樹:加藤雅也
永井響子:中村ゆり
辻村正人:松本利夫
岩井信治:カトウシンスケ
中井健太郎:若旦那
小島たき子:熊切あさ美
山口粧太
中山こころ
吉村秋保:余貴美子
中本良蔵:火野正平
三田村涼:AK-69
★ 5点満点で2点