2008年、イタリア映画。
監督・原案・脚本・美術:パオロ・ベンヴェヌーティ
出演:ターニャ・スクイラニョ/リッカルド・ジョシュア・モレッティ/ジョヴァンナ・ダッディ
~Goo映画の解説より~
俗に「ドーリア・マンフレーディ事件」と呼ばれる、プッチーニの愛人と疑われたメイドが自殺してしまった事件。事件後、彼女の容疑は晴れたが、誰がプッチーニの愛人だったのかという謎は残ったままだった。本作の監督であるパオロ・ベンヴェヌーティは、自身が設立した映画学校(イントレランス)の授業の一環として、このドーリア・マンフレーディ事件を調べ始めた。やがて「誰がプッチーニの愛人だったのか」を突き止め、その真相を映画として作り上げたのだ。会話や言葉がほとんどなく、手紙の文面や歌の歌詞のみで登場人物の感情を表現するという独特なスタイルの作品だが、輝く湖や窓からの光などが、雄弁に登場人物の感情を語っている。
セリフはほとんどなく、イタリアのトスカーナ地方の豊かな自然の中で、情事を垣間見てしまったメイドの悲劇を淡々と描いています。
見所は事件の新解釈らしいのですが、その事件を知らない私には興味のわかない、淡泊な1.5時間とならざるを得ませんでした。
ひとつ、女達が洗濯するときに口ずさむ労働歌にそこはかとない哀愁が感じられて魅力的でした。
プッチーニを演ずるリッカルド・ジョシュア・モレッティ氏は俳優ではなく本物の音楽家(指揮者)だそうです。ではあのピアノ演奏は本物だったのですね。
★ 5点満点で2点。
★ 2009年 ヴェネチア国際映画祭 正式出品作品
・・・まだDVD化はされていないようです。
監督・原案・脚本・美術:パオロ・ベンヴェヌーティ
出演:ターニャ・スクイラニョ/リッカルド・ジョシュア・モレッティ/ジョヴァンナ・ダッディ
~Goo映画の解説より~
俗に「ドーリア・マンフレーディ事件」と呼ばれる、プッチーニの愛人と疑われたメイドが自殺してしまった事件。事件後、彼女の容疑は晴れたが、誰がプッチーニの愛人だったのかという謎は残ったままだった。本作の監督であるパオロ・ベンヴェヌーティは、自身が設立した映画学校(イントレランス)の授業の一環として、このドーリア・マンフレーディ事件を調べ始めた。やがて「誰がプッチーニの愛人だったのか」を突き止め、その真相を映画として作り上げたのだ。会話や言葉がほとんどなく、手紙の文面や歌の歌詞のみで登場人物の感情を表現するという独特なスタイルの作品だが、輝く湖や窓からの光などが、雄弁に登場人物の感情を語っている。
セリフはほとんどなく、イタリアのトスカーナ地方の豊かな自然の中で、情事を垣間見てしまったメイドの悲劇を淡々と描いています。
見所は事件の新解釈らしいのですが、その事件を知らない私には興味のわかない、淡泊な1.5時間とならざるを得ませんでした。
ひとつ、女達が洗濯するときに口ずさむ労働歌にそこはかとない哀愁が感じられて魅力的でした。
プッチーニを演ずるリッカルド・ジョシュア・モレッティ氏は俳優ではなく本物の音楽家(指揮者)だそうです。ではあのピアノ演奏は本物だったのですね。
★ 5点満点で2点。
★ 2009年 ヴェネチア国際映画祭 正式出品作品
・・・まだDVD化はされていないようです。