映画鑑賞

昔の名画から最近上映の映画まで、国内外を問わず幅広く楽しんでいます。別世界へ連れて行ってくれる作品が好み(本棚6)。

「ekidenー駅伝」

2009-12-24 07:01:40 | 手持ちの映画ビデオ・DVD
2000年、日本映画。
監督:浜本正機、出演:伊藤高史、中村俊介、田中麗奈ほか、

<ストーリー>
大学駅伝部のチームメイトだった岬荘介(伊藤高史)と早川義彦(中村俊介)。岬は理想とはおよそかけ離れたフォームだが、駅伝のレースでは誰よりも早く走る。そして早川は対照的に流れるように美しいフォームで走る日本陸上界期待の星。大学卒業後、岬が就職した造船会社は名門の駅伝部が廃部になり、早川はマラソンのオリンピック候補選手としてエリート実業団チームへと進んでいた。岬は仕事の合間に駅伝部復活のために部員の獲得に奔走する。一方、早川はオリンピック目指して孤高の練習に励んでいた……。


年末年始は駅伝の季節。
昔購入した中古ビデオを引っ張り出して観てみました。

ウ~ン、ちょっと設定に無理があるかなあ。
荘介が声をかけてできた、にわか仕込みの駅伝部が県大会で上位入賞し、関東大会でも上位をねらう・・・あり得ません。
喫煙者の中間管理職の人間がそこまで走れるわけがない、と逆に冷めてしまいそう。
ひとりで走ると平凡な選手の荘介が、タスキをかけると俄然速くなると云う愛すべきキャラは、まあ良いのですが・・・全体的に練り込みが足らず中途半端な印象を受けました。

孤独な心でひた走る早川は卒業して鳴り物入りで実業団入りし、初マラソンで体調不良(不整脈)を経験します。

実は、私も同じ病気の患者です。
運動して心拍数が上がると脈が乱れます。
運動中の心拍数は1分間に150以上に上がりますが、不整脈が出始めると100以下に落ちてしまいます。
本来は心臓がフル回転すべき時にゆっくりになってしまうので、酸欠状態となり苦しくなります。
休むと治まるのですが、そのまま無理して運動を続けると、また違う種類の不整脈が出て体がつらくなるので困ります。
これが、運動以外の精神的緊張でも顔を出すので始末に悪い。
生活全般にわたってセーブしなければなりません。
仕事中もテンションを上げないよう、気をつけています(苦笑)。
あ、脱線してしまいました、失礼。

★ 5点満点で2.5点。