大正時代辺りを題材にした映画化と思って見始めたら・・・
なんと舞台はバリバリの現代、
そして主人公となるのは現役高校生かつプロの小説家の男女!
と半分「あり得ない」設定のストーリーでした。
華々しくデビューした二人が、いろんな壁にぶつかってスランプになり、
同じ高校の同級生として偶然出会う場面で始まります。
JK小説家はS的性格、
男子高校生(DKっていうんだろうか?)はM的性格。
そんな二人は編集者の計らいで“共作”することになります。
しかしいろんなトラブルで迷走し、
罵り合ったり、励まし合ったりと目が離せない展開に引き込まれてしまいます。
この監督、上手いなあ。
結構、楽しめました。
別に主人公達が向光性でなくてもいいような気がするけど・・・
あ、原作があったのですね。
見終わってみて、あらためて考えてみると、
「小説の神様」というタイトル、やはりピンときません。
<追記>
一晩経って、この映画の違う面が見えてきました。
底流にあるのが「小説を書く難しさ・大変さ」と感じるようになりました。
原作者は、半分自分のことを書きながら、
“読者受け”するように主人公を高校生という設定にしたのかな、などと勘ぐってしまいました。
<解説>(映画.com)
相沢沙呼による小説「小説の神様」を、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)と橋本環奈のダブル主演で映画化。中学生で作家デビューしたものの、発表した作品を酷評され売上も伸びないナイーブな高校生作家・千谷一也。一方、同じクラスの人気者であるドSな性格の小余綾詩凪は、高校生作家としてヒット作を連発していた。性格もクラスでの立ち位置も作家としての注目度も正反対の彼らだったが、編集者に勧められ、小説を共作してベストセラーを目指すことに。反発しあいながらも物語を一緒に生み出していくうちに、一也は詩凪が抱える意外な秘密を知る。監督は「HiGH&LOW」シリーズの久保茂昭。
2020年製作/106分/G/日本
配給:HIGH BROW CINEMA
配給:HIGH BROW CINEMA
<スタッフ>
監督:久保茂昭
原作:相沢沙呼
脚本:鎌田哲生
<キャスト>
千谷一也:佐藤大樹
小余綾詩凪:橋本環奈
九ノ里正樹:佐藤流司
成瀬綾乃:杏花
千谷雛子:莉子
野中:坂口涼太郎
河埜:山本未來
千谷昌也:片岡愛之助
千谷優理子:和久井映見
千谷雛子:莉子
野中:坂口涼太郎
河埜:山本未來
千谷昌也:片岡愛之助
千谷優理子:和久井映見
★ 5点満点で4点。