2007年、カナダ-イタリア合作映画
原作:アレッサンドロ・バリッコ「絹/SETA」(白水社刊)
監督:フランソワ・ジラール
音楽:坂本龍一
~Amazonの紹介文より~
「アレッサンドロ・バリッコの原作をフランソワ・ジラール監督が映画化。キーラ・ナイトレイら、豪華キャスト共演。
19世紀のフランス。若き軍人エルヴェは、美しいエレーヌと恋に落ち結婚する。幸せな新婚生活もつかの間、エルヴェは蚕の調達のため、遥か極東の地・日本へ旅立つことに。
見たことも聞いたこともない異国の地へ、遠く険しい道のりを進んだエルヴェだったが、案内された小さな村で、取引相手の妻として仕える絹のような肌を持つ謎めいた少女に魅せられる。
彼女を忘れられず、命を賭けて何度も日本へ渡るエルヴェ。そんな夫を静かに見守り、変わらぬ愛で彼の帰りを待ちわびるエレーヌ。ふたりの愛はどこに辿り着くのか・・・?」
音楽、映像は一流、ストーリーは二流。
坂本龍一の澄んだピアノ音楽が、19世紀のフランスと日本の風景を描く美しい映像に花を添えていましたが、ストーリーは自分好みのアイテムを詰め込んで造り上げた流行作家の底の浅い原作と思われます。あるいは豪華なスタッフ・キャストをとりまとめる力が監督にない典型例なのかもしれません。
この映画にいったい何億円のお金がかかっているのだろう・・・もったいない。
江戸時代の日本の寒村の雰囲気が良く表現できていたと思います。日本人に郷愁をそそる風景の数々・・・しかし、外国人には、現代日本にあのような風景がまだ存在すると誤解される危険性あり(苦笑)。
★ 5点満点で2.5点。
☆ 第32回トロント国際映画祭正式出品
☆ 第20回東京国際映画祭特別招待 クロージング作品
原作:アレッサンドロ・バリッコ「絹/SETA」(白水社刊)
監督:フランソワ・ジラール
音楽:坂本龍一
~Amazonの紹介文より~
「アレッサンドロ・バリッコの原作をフランソワ・ジラール監督が映画化。キーラ・ナイトレイら、豪華キャスト共演。
19世紀のフランス。若き軍人エルヴェは、美しいエレーヌと恋に落ち結婚する。幸せな新婚生活もつかの間、エルヴェは蚕の調達のため、遥か極東の地・日本へ旅立つことに。
見たことも聞いたこともない異国の地へ、遠く険しい道のりを進んだエルヴェだったが、案内された小さな村で、取引相手の妻として仕える絹のような肌を持つ謎めいた少女に魅せられる。
彼女を忘れられず、命を賭けて何度も日本へ渡るエルヴェ。そんな夫を静かに見守り、変わらぬ愛で彼の帰りを待ちわびるエレーヌ。ふたりの愛はどこに辿り着くのか・・・?」
音楽、映像は一流、ストーリーは二流。
坂本龍一の澄んだピアノ音楽が、19世紀のフランスと日本の風景を描く美しい映像に花を添えていましたが、ストーリーは自分好みのアイテムを詰め込んで造り上げた流行作家の底の浅い原作と思われます。あるいは豪華なスタッフ・キャストをとりまとめる力が監督にない典型例なのかもしれません。
この映画にいったい何億円のお金がかかっているのだろう・・・もったいない。
江戸時代の日本の寒村の雰囲気が良く表現できていたと思います。日本人に郷愁をそそる風景の数々・・・しかし、外国人には、現代日本にあのような風景がまだ存在すると誤解される危険性あり(苦笑)。
★ 5点満点で2.5点。
☆ 第32回トロント国際映画祭正式出品
☆ 第20回東京国際映画祭特別招待 クロージング作品