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映画鑑賞

昔の名画から最近上映の映画まで、国内外を問わず幅広く楽しんでいます。別世界へ連れて行ってくれる作品が好み(本棚6)。

「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」

2018-01-22 07:25:02 | TV放映
新海誠監督の3部作のアニメ作品(2007年)。



<内容>(Amazonレビュー
 静謐で淡くささやきかけるような映像。大事な思い出をのぞき込むかのような、ささやかな世界。東京ローカルを舞台に、一組の少女と少年の初恋と、その顛末を3つの短編で描く。極めて少人数でアニメを制作する、新海誠監督の3作目となるフルデジタル作品だ。
 過去にとらわれた少年は、少女と離れることで未来へ進むべき足を止めてしまう。記憶に根差す個人の時間(カイロス)と、絶対的に流れる世界の時間(クロノス)の差異の美しさと痛々しさが深い。主題歌の「One more time, One more chance」は山崎まさよしが1997年に発表した曲だが、名曲は時を超え、色あせないことを証明している。情熱的に何度も繰り返されるサビの果てにたどりつく結末を、ほろ苦いハッピーエンドと取るか、鬱なバッドエンドと取るか……。
 ちなみに、新海監督が制作したPV「One more time, One more chance『秒速5センチメートル』Special Edition」では、アニメ本編と対にあたる映像となっている。あわせて観るとさらに作品が深く楽しめるはず。


 思春期の切なさを感じる佳作ですが、傑作というほどでもないかな。
 監督自身の内面世界を描いたのでしょう。
 山崎まさよしの歌がドンピシャとはまっています。
 ただ・・・なんとなく「君の名は」とキャラがかぶり、最後のシーン(大人になった二人が踏みきりですれ違う)も「君の名は」のエンディングを彷彿とさせます。

 私が驚いたのは、栃木県内のローカル線である両毛線の情景。
 高校生時代、私自身が通学に使っていました。
 それが、忠実に再現されているのです。
 小山駅ホームの「きそば」や、岩舟駅の北側の風景等々。
 両毛線の車両の描写は懐かしすぎる。

※ 以下の写真はネットから拝借;













 こだわりのアニメ映像に脱帽。
 
 私は途中から自転車通学に切り替え、高校が別になった当時のガールフレンドと駅の近くで待ち合わせた記憶があります(約40年前)。
 そんな記憶が呼び覚まされて、胸の奥が少しうずきました。

 ネットで検索したら「115系は2018年3月で引退」なんだだそうです。
 ああ、私の青春の一コマが消えていく・・・。

★ 5点満点で3点

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