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映画鑑賞

昔の名画から最近上映の映画まで、国内外を問わず幅広く楽しんでいます。別世界へ連れて行ってくれる作品が好み(本棚6)。

「ロマンポルノ」という闘い

2018-01-03 15:05:29 | TV放映
 私が学生時代を過ごした北国の町の駅前はさびれていました。
 めぼしい建物は、駅の正面にある映画館。
 それも成人映画専門なので、昼間に人の出入りはほとんどありません。
 夜になると、人目を気にしながらコソコソ入る男達。

 例に漏れず、私も何回か見に行ったことがあります。
 たぶん、その時に放映されていた映画は日活ロマンポルノだったと思われます。

 さて、最近その日活ロマンポルノが再評価されているらしい。
 NHKアナザーストーリーズで取り上げられました(2016.11.22放映)。

 斜陽化した日活が方針転換を迫られ、苦し紛れに手を出したのがピンク映画(あるいは成人映画)でした。
 落胆し辞表を提出してやめていった社員は300名もいたそうです。
 しかし、映画と関わって生きていきたいという社員は残りました。

 安い予算で量産し、10分に1回は濡れ場を入れ、1本の長さが70分以内、というルールが決められました。
 もともと一流の映画人が撮ったロマンポルノは、それまでのピンク映画とは一線を画し、質が高いと評判になりました。第一作は話題を呼んだものの、しかし内容は公序良俗に反する「ワイセツ物」として警察に摘発され、裁判も始まりました。
 一方では雑誌「キネマ旬報」が年間ベストテンの中にロマンポルノをランクインさせるなど、社会を揺るがすほどの論議を呼んでのでした。

 1971年から1988年の17年間に1100本が作られたそうです。
 1988年、私が大学を卒業した年ですね。
 
 時代の谷間に咲いたあだ花的なロマンポルノですが、「10分に1回は濡れ場を入れる」以外のルールがなかったことで、監督は自由な表現を盛り込むこともでき、それが次の時代への人材を育てるステップにもなったのでした。
 
■ 『アナザーストーリーズ 運命の分岐点「ロマンポルノという闘い 日活・どん底からの挑戦」』
初回:NHK BSプレミアム 2016年11月16日(水) 午後9時00分(60分)
再放送:NHK BSプレミアム 2017年2月1日(水) 午後9時00分



 1970年代、名門日活が経営難から突然ポルノ路線に舵(かじ)を切った。「ロマンポルノ」。だがその現場から「天と地と」や「リング」につながる名監督やプロデューサーが続々生まれる。その知られざる舞台ウラ!のちに「セーラー服と機関銃」を手がける伊地智啓が語る、葛藤と覚悟とは?警察からの摘発、裁判、そこに予想もしなかった味方が!今だからこそ語れる思いを、第1作の主演女優、スクリプターらが赤裸々に明かす。
【出演者】
☆映画プロデューサー 伊地智啓(いじち・けい)
「セーラー服と機関銃」をはじめ数々のヒット作を手掛けた伊地智は、監督昇進目前に、助監督からプロデューサーに転向。ロマンポルノの始動に携わった。
☆女優 白川和子
ロマンポルノ第一作「団地妻 昼下りの情事」の主演女優。白川は「映画の火を消してはならない」という強い決意を抱いて撮影現場に臨んだ。
☆映画監督 中田秀夫
「リング」などでJホラーの旗手として世界的にも評価が高い中田は、ロマンポルノ終了の3年前に日活に入社。 映画づくりをロマンポルノの現場で学んだ。
【司会】沢尻エリカ,【語り】濱田岳

「君の名は」

2017-11-24 08:30:49 | TV放映
2016年、日本、長編アニメーション映画

監督・脚本・原作:新海誠
声の出演者:神木隆之介(立花 瀧)、上白石萌音(宮水 三葉)、長澤まさみ(奥寺 ミキ)、市原悦子(宮水 一葉)



 WOWOWで放映したものを録画し昨日観ました。

 不思議な余韻を残すよい映画です。
 なんだろう、この感覚・・・

 男女入れ替わりのギミックは映画でよく使われるテーマです。
 この映画はそれに「3年の月日のズレ」というタイムスリップを加えたことが新鮮なのかな。

 それから美しい彗星のかけらが町に落ちて甚大なる被害をもたらした事。
 三葉の家(女系)に伝わる入れ替わりの不思議な現象・・・ただし具体的なことは記憶から消えてしまう。

 言い伝えとか童話とか、“神隠し”のようにありそうでなさそうな、あやふやな題材がちりばめられている内容を、ほのかな純愛の甘い雰囲気が包んでいるのが心地よい。

★5点満点で4点
突っ込みどころ。
・瀧と三葉の年齢差は? 
 ・・・3年ずれてタイムスリップしていますが、ラストシーンは年齢差がなくなっている印象。
・歴史を塗り替えてしまうというSFの禁じ手。
 ・・・三葉は彗星被害を避けようと試み、一部成功し、本来死んでいたはずの人たち(三葉も含めて)が生きながらえた。これってふつうSF小説の世界ではタイムパトロールに叱られるはずなんですが・・・(^^;)。

「神さまのカルテ-2」

2017-10-23 06:22:21 | TV放映
2014年、日本映画
監督:深川栄洋
原作:夏川草介



<キャスト>(「Yahoo!映画」より)
櫻井翔(栗原一止)
宮崎あおい(栗原榛名)
藤原竜也(進藤辰也)
要潤(砂山次郎)
原田泰造(男爵)
濱田岳(屋久杉)
吹石一恵(進藤千夏)
西岡徳馬(高山秀一郎)
池脇千鶴(東西直美)
市毛良枝(貫田千代)
柄本明(貫田誠太郎)
<解説>
 嵐の櫻井翔と宮崎あおいが夫婦を演じ、ヒットを記録したヒューマンドラマ『神様のカルテ』の続編となる感動作。今回はそれぞれの事情を抱えた3組の夫婦の関係を軸に、悩んだり傷ついたりしながらも命に対して真摯(しんし)に向き合う人々の姿を紡ぎ出す。前回同様櫻井と宮崎が夫婦にふんし、藤原竜也と吹石一恵が主人公の親友夫婦として登場。さまざまな苦難をくぐり抜け、一層成長する登場人物たちの姿に勇気をもらう。
<あらすじ>
 妻・榛名(宮崎あおい)の出産を間近に控えた内科医の一止(櫻井翔)は、一層仕事に励んでいた。そんな折、大学時代の同期で親友のエリート医師辰也(藤原竜也)が本庄病院に赴任してきて一止を喜ばせる。だが、彼は勤務時間が終了するとすぐに帰宅し、時間外の呼び出しにも全く応じない辰也の医師としての態度が理解できず……。


 話題作「神さまのカルテ」の続編です。
 第一作を観たのは5年前になりますか。
 前作ですっかり宮崎あおいのファンになってしまった私。
 今回もその女神オーラに降参です。

 過酷な医師の労働環境の中で壊れていく本人・家族も扱われており、同業者として身につまされました。
 もう20年以上前になりますか、日本の救急医療の現場を扱ったドキュメンタリーをテレビで見たことがあります。
 その時に発した研修医の言葉を今でも鮮明に覚えています。
 「患者に人権はあっても、医者には人権はないんですよねえ」

 昨今、安倍政権による働き方対策で、残業時間を制限する方向に動いています。
 しかし、医師は蚊帳の外。
 ここでも人権が認められないようです。
 もう何人も自殺者を出しているのになあ・・・。

★ 5点満点で4.5点。
 「24時間365日」と光る看板はラブホテルに見えます(^^;)。

「さよなら歌舞伎町」(2014年、日本映画)

2017-08-18 20:14:05 | TV放映
2014年、日本映画(R15+指定) 
☆ベッドシーンがある大人向けの映画です。

<スタッフ>
監督/廣木隆一
脚本/荒井晴彦
脚本/中野太
撮影/鍋島淳裕
音楽/つじあやの

<出演>
高橋徹/染谷将太
飯島沙耶/前田敦子
池沢康夫/松重豊
鈴木里美/南果歩
イ・ヘナ/イ・ウンウ
竹中一樹/大森南朋



昔々、「グランドホテル」(1932年、アメリカ)という映画がありました。
高級ホテルを舞台に、そこに行き交う様々な人々の人生模様が交錯するストーリー。
大ヒットを記録し、以降雨後の筍のように同じような映画がたくさん作られることになり、「グランドホテル形式」と呼ばれました。

この映画も、舞台はラブホながら、そこにうごめく人間模様を切り取った「グランドホテル形式」の作品です。
ただ、グランドホテルのような華やかな社交界の話ではなく、どちらかというと風俗系の裏社会の人々を扱うところが異なります。

やるせない思いを抱え、居場所を求めて彷徨い、相手を傷つけ、自分も傷つけていくのです。
そこに惹かれてしまいました。

NHKの「ドキュメント72時間」も同じ雰囲気を持つ番組ですね。

<紹介>
 新宿・歌舞伎町のラブホテルを舞台に、さまざまなワケありの男女が不思議な人間模様を織り成すさまを、染谷将太、前田敦子ほか豪華多彩なキャストの競演で活写した群像劇。
 日本映画界きっての実力派監督・廣木隆一&脚本・荒井晴彦が、「ヴァイブレータ」「やわらかい生活」に次いで、みたび名コンビを結成。歌舞伎町に吹き寄せられるようにして集まった、さまざまなワケありの男女5組が各自繰り広げる1日の出来事を、時に軽妙洒脱に、また時には濃密に描き出し、切なくて愛おしい群像ドラマを紡ぎ出した。染谷将太、前田敦子から、松重豊、南果歩、大森南朋まで、幅広い世代の実力派が集い、さらには韓国から「メビウス」の演技派女優イ・ウンウらも参加して見応えのある競演を披露。

<内容>
 新宿・歌舞伎町のラブホテルを舞台に、さまざまなワケありの男女が不思議な人間模様を織り成すさまを、染谷将太、前田敦子ほか豪華多彩なキャストの競演で活写した群像劇。
  周囲には一流ホテルマンと称して、実は歌舞伎町の某ラブホテルの店長を務める徹。彼には沙耶という恋人がいたが、ミュージシャン志望の彼女は、レコード会社の社員・竹中から念願のメジャーデビューをエサにラブホテルへ誘われ、くしくも徹と鉢合わせするはめに。そのラブホテルではほかにも、デリヘル嬢として働く韓国人女性のヘナ、時効を明日に控えた逃亡犯カップルの康夫と里美ら、さまざまなワケありの男女の人生が交錯する。

★ 5点満点で4点
 「グランドホテル形式」と分かっていても、ストーリーに引き込まれる魅力がありました。監督の力量でしょう。
 主演の染谷将太をどこかでみたことあるなあ、と思ったら「WOOD JOB! 神去なあなあ日常」でした。

「シン・ゴジラ」

2017-08-11 08:43:03 | TV放映
2016年公開、日本映画



話題のゴジラ最新作が早くもWOWOWに登場。
早速録画して鑑賞しました。

アレレ・・・怪獣映画ではなく、危機管理・災害対策映画なんだ。
想像していた内容とちょっと違いました。

登場人物が多いのでいちいちその人の肩書と名前が文字で説明されます。
解説的なセリフが多くて速くて聞き取りにくい。
場面も忙しく切り替わるので、ついていくのが大変。

と、見ている方もせかされる映画です。
まあそれが狙い(危機感を煽る)なのかもしれませんが・・・。

今回のストーリーでは、ゴジラがなぜゴジラの形態をとっているのか、裏付けが乏しすぎますね。
謎の博士の残した思いに焦点を当ててもっと掘り下げれば、懐の深い映画になったと思います。


<スタッフ>
総監督/庵野秀明
監督/樋口真嗣
特技監督/樋口真嗣
脚本/庵野秀明
撮影/山田康介
音楽/鷺巣詩郎

<出演>
矢口蘭堂/長谷川博己
赤坂秀樹/竹野内豊
カヨコ・アン・パタースン/石原さとみ
志村祐介/高良健吾
泉修一/松尾諭
尾頭ヒロミ/市川実日子
花森麗子/余貴美子
財前正夫/國村隼
里見祐介/平泉成
東竜太/柄本明
大河内清次/大杉漣
第1戦車中隊長/斎藤工

<紹介>(WOWOWオンラインより
 2016年夏に公開され、日本映画として年間第2位の大ヒットを記録。庵野秀明総監督と樋口真嗣監督が首都圏を舞台に怪獣ゴジラVS日本政府&自衛隊の激闘を描いた大作!
 日本が誇る世界的人気怪獣ゴジラを日本映画として約12年ぶりに復活させ、「新世紀エヴァンゲリオン(ヱヴァンゲリヲン)」シリーズで知られる庵野秀明総監督と、樋口真嗣監督という、いずれも特撮に造詣が深いコンビが組み、今までに見たことがないゴジラ映画が誕生。ゴジラの大暴れをリアルかつ迫力たっぷりに描くだけでなく、もしもゴジラが出現したら政府はどう対応するかをもリアルに描き、人気俳優多数の豪華共演も魅力的。大人が楽しめる娯楽大作に仕立てた。第40回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞。

<あらすじ>
 東京湾羽田沖で大量の水蒸気が噴出する事態が発生し、内閣官房副長官の矢口がネットに飛び交う情報から巨大生物が出現したと推測する一方、実際に巨大生物が出現して政府は対応に追われる。巨大生物は東京湾から大田区の河川に沿って上陸し、莫大な被害を出した後、東京湾に消える。政府は矢口を事務局長とする巨大不明生物特設災害対策本部を設置するが、巨大生物=ゴジラは新たに鎌倉市に上陸すると東京に向かって前進を始める。


★5点満点で3.5点
 石原さとみがカッコよかった。

「大鹿村騒動記」

2017-08-10 16:22:37 | TV放映
2011年公開、日本映画
監督: 阪本 順治
音楽: 安川 午朗
原作者: Hiroshi Nobue
主題歌 - 忌野清志郎「太陽の当たる場所」



 実在する「大鹿歌舞伎」を題材に、村の人々の人間模様を絡めた映画です。
 ありがちな村の中のいざこざや色恋沙汰が面白可笑しく描かれ、それを名優達が味わい深く演技しています。

 農村歌舞伎って、村全体の壮大な学芸会なんですねえ。
 村祭りとともに、絆を深めるコミュニティの装置でもあったと感じます。

<内容紹介>Yahoo!映画より
 長野県の山村に300年以上も伝わる「大鹿歌舞伎」をモチーフに、『亡国のイージス』『顔』の阪本順治監督と原田芳雄がタッグを組んだ群像喜劇。伝統の村歌舞伎が受け継がれてきた山村で食堂を営む男のもとに、18年前に駆け落ちした妻と友人が現れたことから始まる騒動を軽妙なタッチで描く。共演には大楠道代、岸部一徳、松たか子、佐藤浩市、三國連太郎ら実力派がそろい、悲喜こもごもの人間模様を彩る。大鹿歌舞伎の舞台を再現したクライマックスは圧巻。

<あらすじ>Wikipediaより
 風祭善は、大鹿村で鹿肉料理の食堂「ディアイーター」を営んでいる。善は、300年以上前から伝わる大鹿歌舞伎の役者でもある。定期公演を間近に控え、仲間と稽古をしているところに、能村治と風祭貴子が現れる。善と治は幼なじみ、善と貴子は夫婦であるが、3人でディアイーターの営業を始めようとした矢先、治と貴子は東京へ駆け落ちしたのであった。18年前のことである。しかし、貴子には記憶障害があり、治は貴子の面倒を看ることができなくなったのだ。治の「善ちゃん、どうしようもなくて。返す。」という言葉に、善は激怒し治を殴りつける。善は、結局、2人を自宅へ泊めることになる。
 貴子は、駆け落ちしたことはおろか、善のことも忘れており、記憶障害のため料理も満足にできない。しかし、18年前に自分が演じていた歌舞伎のセリフだけはしっかりと憶えている。そんなとき、大鹿村を台風が直撃し、村内で発生した土砂崩れに巻き込まれて、定期公演に出演する役者(佐藤浩市)が大けがをする。そのため、貴子が代役として出演することとなった。
 定期公演は、善と貴子の息のあった熱演により無事終了した。貴子は記憶を取り戻し、善は過去を清算して、元通りの2人に戻るかに思えたのだが…。

<キャスト>
風祭善(かざまつり ぜん、食堂「ディア・イーター」店主:景清) - 原田芳雄(故人)
風祭貴子(善の妻) - 大楠道代
能村治(善の幼なじみ) - 岸部一徳
越田一平(バス運転手) - 佐藤浩市
織井美江(村役場総務課) - 松たか子
大地雷音(だいち らいおん、「ディア・イーター」アルバイト) - 冨浦智嗣
柴山寛治(郵便局員:黒衣) - 瑛太
馬くん(中国人農家) - 姜洪軍
重田権三(土木業:畠山重忠) - 石橋蓮司
柴山満(白菜農家:三保谷四郎国俊) - 小倉一郎
朝川玄一郎(食料品店店主:源頼朝) - でんでん
平岡健太(村役場職員:大鹿軍内) - 加藤虎ノ介
診療所の医師 - 中沢青六
山谷一夫(旅館主人) - 小野武彦
津田義一(歌舞伎保存会会長、貴子の父) - 三國連太郎(故人)


★ 5点満点で4点。
 奇しくも主演の原田芳雄さんの遺作となりました。
 ほかに三國連太郎さんも故人となり、主題歌を歌う忌野清志郎さんも今はいません。

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』

2017-04-26 21:17:07 | TV放映
2015年、アメリカ映画。

監督:J・J・エイブラムス
脚本:ローレンス・カスダン、J・J・エイブラムス、マイケル・アーント
原作:ジョージ・ルーカス『スター・ウォーズ』
製作:キャスリーン・ケネディ、J・J・エイブラムス、ブライアン・バーク
出演者:ハリソン・フォード、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック
音楽:ジョン・ウィリアムズ



<あらすじ>
エンドアの戦いから約30年後。最後のジェダイ騎士ルーク・スカイウォーカーが姿を消した。その間に銀河帝国軍の残党から新たにファースト・オーダー(英語版)が台頭し、再び銀河に脅威をもたらすと同時に彼の抹殺を狙っていた。彼の双子の妹であるレイア・オーガナ将軍は、新銀河共和国(英語版)の支援の下で独自の軍事組織「レジスタンス」を指揮してファースト・オーダーに立ち向かうと共に、彼の行方を捜索していた。


ハン・ソロとレイア姫の間にフォースを持った子どもがいて、それがダークサイドに堕ちたようです。
エンドレス・・・。

『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』

2017-04-26 21:05:42 | TV放映
1983年、アメリカ映画。

監督:リチャード・マーカンド
原作・脚本・製作総指揮:ジョージ・ルーカス
脚本:ローレンス・カスダン
製作:ハワード・カザンジャン
音楽:ジョン・ウィリアムズ



<あらすじ>
エピソード5から1年が経過。ルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナは冷凍されたハン・ソロを救い出すため、惑星タトゥイーンに来ていました。ジェダイの修行の途中で抜け出したルークは、救出後に師であるヨーダのもとへ戻ります。そこでジェダイとしての修行を再開させるのです。
そのころ皇帝パルパティーンとダース・ベイダーは、森の惑星エンドアに第2の要塞デス・スターを建てる計画を進め、視察に来ていました。その情報を早くも入手した反乱軍は、帝国軍に立ち向かうべく作戦をたてます。作戦通りエンドアへ向かったソロたちは、森の原住民イウォーク族の協力を得て、攻撃を開始。しかし皇帝の仕掛けた罠にはまり窮地に立たされます。そんな中ルークとベイダーの最終決戦が始まるのでした。


若きジェダイのルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダー(アナキン・スカイウォーカー)の親子対決場面があります。
ルークがアナキンの善の心を救い出すクライマックス。

でも、私の中ではすべて色あせて魅力的には見えませんでした。

シス卿があんなに簡単にやられるわけないよなあ。
森の原住民イウォークもちょっと・・・。

★ 5点満点で3点。

『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』

2017-04-26 20:54:23 | TV放映
1980年、アメリカ映画。

監督:アーヴィン・カーシュナー 
製作総指揮:ジョージ・ルーカス 
出演:マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、アンソニー・ダニエルズ、ビリー・ディー・ウィリアムズほか



<あらすじ>
 デス・スター壊滅の痛手から復活した帝国軍の前に、今や雪の惑星ホスで機会をうかがうしかない反乱軍。総攻撃を前にホスを脱出したレイアやハン・ソロたちは雲の惑星ベスピンへと旅立つが、ひとりルークはフォースの訓練を積むために伝説の<ジェダイ・マスター>ヨーダの住む惑星ダゴバへと向かった。ベスピンのクラウド・シティでソロの友人ランド・カルリシアン男爵の歓待を受けるレイアたち。だがそれはダース・ベイダーの仕組んだ罠だった。


 エピソード4に引き続き視聴するも、さらにつまらなく感じ、見るのがつらくなってきました。
 ルークがヨーダのところで修行をはじめたところで、止めました。

 スペース・オペラならエドモンド・ハミルトンの「キャプテン・フューチャー」シリーズの方が面白い。
 いや、映画化するならアイザック・アシモフの「銀河帝国の興亡」かな。こちらの方が壮大な物語だと思う。

★ 5点満点で2点

「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」

2017-01-03 21:28:46 | TV放映
1977年、アメリカ映画。



1977年・・・1963年生まれのわたしは14歳で中学2年生でした。
あれからもう、40年も経ったのですね。

この映画の冒頭、レイア姫とダース・ベイダーが遭遇します。
いきなりの親子の再会。
そしてレイア姫と双子の弟であるルーク・スカイウォーカーも登場し、ここにアナキン・スカイウォーカー(=ダース・ベイダー)とその子どもたちが一堂に会することになりました。
1977年には知るよしもありませんでしたが(^^;)。

この映画は、宇宙を舞台にした単純な戦争映画で、ストーリーに深みを感じません。
ファンの方には申しわけありませんが、戦闘シーンが魅力的というより退屈に思えてしまうわたしには、やはり合わないようですね。

★ 5点満点で3点。
レイア姫を演じたキャリー・フィッシャーが先日亡くなったというニュースが世界を駆け巡りました。
エピソード8の撮影はすでに終了しており、それが彼女の遺作となりました。