新・定年オジサンのつぶやき

残された日々をこの世の矛盾に対して勝手につぶやきます。
孫たちの将来に禍根を残さないよう、よき日本を「取り戻したい」。

バレバレの岸田文雄の極秘訪問は単なるバラマキ外交の二番煎じであった

2023年03月22日 12時16分15秒 | 岸田文雄外交

たまにこんなツイートをすると、過去の言動に対して批判の嵐に見舞われてしまった鳩山由紀夫。
 


 
★「トラストミー」「最低でも県外」という様々な迷言を生み出した人間が外交を語るというのは非常に驚きですね。
別に私は岸田総理に同情するわけではないですが、あなただけには言われたくないと思いますよ。
★「戦争終結の和平提案を出すべき時だ」と言われても、
ロシアにとっては現政権の総退陣、軍隊解体、ロシアの植民地化しか飲めないし
ウクライナにとってはクリミア半島を含むウクライナ全域からのロシア軍撤退以外
飲めないから、双方が納得する和平提案なんか無理だよ。
そんな事言うなら鳩山氏が考えた和平提案を是非とも聞きたいですね
★確かに戦争は終わった方がいいし、実際ロシアはウクライナの領土やクリミアを実効支配している現状での講話を望んでいるだろう。だがウクライナはロシアの完全撤退以外の帰結を認めないし、自由主義陣営の多くの国がロシアの侵略行為を非難しウクライナの正当性を認めている。このような状況で、戦争当時国ではない日本が、自由主義陣営の一員としての体面を保ちつつ、どのような相容れない両国が妥協できる和平提案ができるのか、具体的に言ってもらわないと。それこそ子供にでも出来る批判だ。

 
もっとも冷静に鳩山由紀夫のツイートを評価する声もあった。
 

 
極秘の電撃ウクライナ訪問だったらしいのだが、なせか一部のメディアが中継するという不思議。
 
すでに前日にはこんな憶測が流れていた。
 
  
 

 
そして、日本ではこんなことが起きていたらしい。
 
岸田首相『ウクライナ電撃訪問』テロップが《WBCの邪魔》と視聴者激怒!茂木健一郎氏も苦言
 
日本時間21日午前のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準決勝。日本代表の5番・村上宗隆(23)が9回裏、フェンス直撃の劇的サヨナラタイムリーを放ちメキシコ代表に勝利する直前、「岸田総理がウクライナを電撃訪問」の速報テロップが流れた。
 固唾を飲んで日本勝利の瞬間を見守っていた視聴者の多くは、一瞬でもテロップに目を奪われたことに後悔したようで、《岸田のウクライナ電撃訪問の邪魔な速報の後、村上のサヨナラ》《WBCの試合中に速報出たのは知ってたけど…》《日本中がWBCで盛り上がってる隙を突いて岸田がウクライナに盗塁》とSNS上に怒りが渦巻いた。
 脳科学者の茂木健一郎氏もツイッター上で、《WBCを見ていたら、ニュース速報のテロップ。また北朝鮮のミサイルかと思ったら、岸田総理のウクライナ電撃訪問だった。そうか、ゼレンスキー大統領と会ったんだと思ったら、なんと、まだ経由地ポーランドから列車に乗り込んだ段階だという。なぜこの時点で報道する? BBCのジャニーさんの報道についてはNHK、民放とも一切だんまりのくせに、このような国益にかかわることでくだらないスクープ合戦をする》とメディアに苦言を呈した。
 太平洋戦争後、日本の首相が戦闘が続く国や地域を訪れたことはなく極めて異例とはいえ、速報テロップを出すタイミングがあまりに悪すぎたようだ。

 
そして無事にウクライナに入りゼレンスキー大統領との会談では惜しげもなく莫大な資金援助を約束していた。
 
岸田首相、ゼレンスキー大統領と会談 5億ドル追加支援など表明
 
ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問中の岸田文雄首相は現地時間21日、同国のゼレンスキー大統領と会談した。岸田首相はロシアの侵攻を受けるウクライナへの追加支援策として、殺傷性のない装備品支援に3000万ドルを北大西洋条約機構(NATO)の信託基金を通じて拠出することや、エネルギー分野などに4億7000万ドルの2国間無償支援を行う方針を伝達。5月に広島で開かれる主要7国首脳会議(G7サミット)にゼレンスキー氏をオンライン形式で招待し、快諾を得た。
 両首脳が会談後の共同記者会見で明らかにした。日本は既に人道支援などに計71億ドルの拠出を表明しており、今回の計5億ドルの追加支援で支援総額は76億ドル規模に拡大する。

 
識者のコメントと一般庶民の声を紹介しておく。
 
★佐藤丙午:拓殖大学国際学部教授/海外事情研究所副所長
軍事対立の一方の当事者への支援は、支援内容が軍事的なものであるなしにかかわらず、政治リスクを伴う行為である。援助しようとする当事者が「勝利」したとしても、軍事対立の結果によっては、対立解消後に当事国双方からの手厳しい反応に直面することになる。
1990年の湾岸戦争では、日本は多国籍軍の中核を担った米国に多額の資金援助を行ったが、クウェート解放後は「敗戦国」同様の扱いを受けた。Boots on the Groundを選択しなかったツケは大きかったのである。
ウクライナ支援にもリスクが存在する。支援内容がウクライナの真に求めているものかどうかは別に、もしウクライナが「勝利」する場合、このまま膠着状態で休戦に向かう場合、あるいはロシアが「勝利」する場合、それぞれで日本の支援の評価は異なってくるだろう。
もしロシアが「勝利」した場合は、日本は敗北者の協力国となり、相当厳しい状況に置かれる。
●フィリピンには6000億円、ウクライナには1兆円以上の支援をするんですね。他国にもかなりばら撒いてます。
日本国民には防衛増税として1兆円規模の負担が強いられます。
卵の10個の値段が400円でした。単純に倍の値段です。卵を使った料理はたくさんありますから、加工食品も値上げされてます。
今の政府は全く国民の生活をわかっていないんだなって思いました。
●30年以上前のバブル経済時ならまだしも、他国に支援する前に国民に支援しっかりやりましょうよ。1兆円近くばらまくなら子供の大学まで授業料無料、さらに消費税減税やってからでしょう。歴代首相は国民の税金使って外面ばかり良くし、国民の生活はまったく良くならない。
●岸田首相がウクライナへ訪問したのと同じタイミングで、習近平国会主席はロシアへ訪問しプーチン大統領と会談しています。
今後さらに日本とロシアの関係が悪化し、ロシアから日本は敵対視されることは確実です。
ロシアから日本は、天然ガスや原油等のエネルギー資源輸入を止められる怖れがありますし、さらにサケ、マス、タコ等の水産物も北方海域で獲れなくなる怖れもあります。
岸田総理は、ロシアが日本に対して、どんな対抗策を取ったとしても、エネルギーや食糧確保の準備しておく必要があります。
ウクライナを支援するのは結構ですが、日本国民の生活を守る事を忘れてもらっては困ります。
●ウクライナ支援は一見すると美談であるが隣国ロシアとの関係悪化に対し、いいツラしたがりな岸田は何も考えていないのだろうな。

北海で漁業を営む方々も日本国民、この人たちはこれから危険な目に晒される。彼らの安全、生活を守るのが日本国首相の務めではないのか?
岸田は外ヅラを良いものにしたいがため1年で20兆円近い海外へのバラマキ、全然、竹島やレーダー照射事件も解決していないのに勝手に向こうがマッチポンプで騒いでいる徴用工問題対策での評価・・・。
こいつ、岸田は一刻も早く退陣させないと日本が滅んでしまう。   
●ロシアに睨まれる事は間違いない。そして、日本は専守防衛でしか自衛隊を動かせない。つまり、攻め込まれて初めて自衛隊を動かす事ができるのだ。ロシアが先手を打てば、自衛隊が動く頃には北海道は占領されているだろう。そして、アメリカは日本ファーストではない。つまり、ロシアがその気になれば、北海道はロシア領として併合されるだろう。中国はそれを支持し、アメリカは一応非難するがそれにとどまり、北海道がロシア領という事は既成事実になるだろう。
岸田総理、その覚悟があってのウクライナ訪問か?国民を犠牲にしてまでする事か?国民の命よりも国際的なアピールを取った意味がわからない!そこに力を入れるなら、財務省と命懸けで戦って、減税を認めさせて欲しい。国民ファーストで政治をして下さいな!!


 
かつての安倍晋三のように気前よく大金をばらまいていた岸田文雄だが、すでに米国と覇権争いをしている中国の習近平はプーチンとあっていたことを認識していたのか?。
 
 
少なくとも今回の岸田文雄のウクライナ訪問は、戦争終結に向けた行動ではなく、だれが見てもG7の他国の首相連中に後れを取ったための焦りからのパフォーマンスの何物でもなかったのであろう、とオジサンは思う。
 
【参考】
岸田文雄による原発回帰政策により危機を募らせた「『さようなら原発』1000万署名市民の会」により、昨日3年ぶりに全国集会を代々木公園で開かれた。 

 
 

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