今日まで家を離れています。
いつものつぶやき」の代わりに、珍しい、世界遺産ラトビアの首都「リガ歴史地区をお届けします。
「バルト海の真珠」と讃えられる美しい港街リガ
いまや世界中に「〇〇海の真珠」と称されているところがあるので、もはや本家はどこなのかとも思ってしまいますが、リガの旧市街はユネスコ世界遺産に登録されている、中世の面影を残す美しい街です。 |
ダウガヴァ川沿いに広がる旧市街は、細い路地で広場が結ばれ、歴史ある建物が並んでいます。 |
目を引くのは、1211年に建造され、バルト3国では最大かつ最古の「リガ大聖堂」。当初は木造建築だったそうですが、増改築を経て現在の赤煉瓦の姿になりました。 |
聖堂内は白と茶を基調にして、一見シンプルですが、ステンドグラスの美しさに目を奪われます。特に入って左手にあるリガの歴史を描いたステンドグラスは圧巻の絶景! |
仲良く並ぶ中世の家は題して「三人兄弟」
路地に3軒並ぶ建物は「三人兄弟」。同じくバルト三国のエストニア首都タリンには「三人姉妹」という建物がありますが、こちらは「兄弟」です。 向かって右の白い建物が「長男」で一番古く15世紀の建築。真ん中の黄色い建物が「次男」で17世紀のマニエリスム様式建築、左側の薄緑の建物が「三男」で17世紀末のバロック様式の住居です。 「長男」はラトビアに現在残存する一般住宅ではが最も古いものなんだとか。15世紀当時は、窓の大きさによって税金が決まる「窓税」があったため、「長男」の窓はかなり小さいのが特徴。 「次男」以降の時代では窓税が廃止されたため、窓は大きいのですが、代わりに「間口税」が導入されたため、ウナギの寝床状態になっているんだそうです。 |