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Wonder To Oneself ♯004

2023-08-25 21:00:00 | 日記

 ■SF(夢)のお話

 もし、タイムマシンが存在し、乗れる事になれば、アナタはタイムマシンに乗り、タイムスリップして、何処で誰に逢いますか?

 行き先は、未来?それとも過去?

 未来に行って“自分”に逢うのも良いでしょうし、過去に行って元カノに逢うのも良いでしょう。

 そういう事を考えると、懐かしいTVアニメ『タイムボカン』でしょうか。

 『タイムボカン』
 (英語表記:Time Bokan)
 1975年10月4日から1976年12月25日までフジテレビ系列で、毎週土曜18:30〜19:00(JST)に全61話が放映された、タツノコプロ制作のテレビアニメ。

 《概要》

 『タイムボカンシリーズ』の第1作目。
 本作品の企画は、ミニカーを売るためのアニメという発想で、1966年のアメリカ映画『グレート・レース』の影響を受けたカーレースものが源流である。
 1972年頃には「時空を超えた善悪のタイムマシンによるコミカルな競争」という本作品の企画が決定。
 『タンマー大混戦』や『ちょちょいのタンマー』『すっとびタンマー号』などのタイトルがつけられて、その時点でメカブトンのデザインは出来上がり、15分のパイロットフィルムを制作。
 このパイロットフィルムは第1話やオープニングに一部流用された。
 パイロットフィルムでの淳子は金髪だったため、テレビシリーズでは青の髪だった淳子の髪はその流用されたカットで金髪になっている。
 タツノコプロでは当時、ハードなアクションものが続いたためギャグものを、ということだったが、ギャグにしてはタイムトラベルやメカの要素などが盛り込まれた本作品は、監督の笹川ひろしによると中途半端な印象を与えたといい、スポンサーがつかずに放映決定まで3年を要することになった。
 主人公の名前は当時の人気アイドルから取られ、野口五郎と天地真理から五郎と真理だったのが、放映が決定するまで3年の間、アイドルの人気の変遷から、真理が桜田淳子から取った淳子になっており、放送の決定後、タイトルが『タイムボカン』と改められた。
 本作品は後のシリーズ作品のように、主人公の2人もしくは1人が、変身してヒーローにならない唯一の作品である。
 丹平役の太田、淳子役の岡本、チョロ坊役の桂は次作の『ヤッターマン』においても主人公キャラを担当した。
 丹平と淳子およびマージョは2つの山形の隆起がついたヘルメットを常に着用している。
 この隆起のモチーフは、キャラクターデザインを担当した天野嘉孝によれば、ブラジャーである。
 マージョ、グロッキー、ワルサーの「悪玉トリオ」には決まった名称は無いが、後年の出版物では便宜上「マージョ一味」と呼ばれている。
 木江田研究所での会話をあの手この手で盗聴し、出発した丹平達の後を追跡、木江田博士からダイナモンドの場所を聞き出そうと狙う。
 丹平たちと博士が再会した3クール目以降は、ダイナモンド探しの話が中心となるが、第36話や第46話などの様に、丹平たちがダイナモンド探しとは別の目的で時間旅行をし、それを盗聴した三悪が「その場所にダイナモンドが有る」と速断して後を追うという展開も時々行われた。
 当初は2クール全26話を予定。平均視聴率19.0%、最高視聴率26.3%(タツノコプロが所有する資料による)と好評を博し、まず2クール、その後さらに1クール延長され、最終的な放送期間は全5クール(全61話)となった。
 当初の目的の一つだった木江田博士と中盤で再会するのはその名残である。またこの好評ぶりにより、本作品の終了後も「タイムボカンシリーズ」として、基本的な設定やコンセプトを共有した作品群が世に送り出されていくこととなる。

 《ストーリー 概要》

 ある日の事、科学者・木江田博士は自ら開発したカブトムシ型タイムマシン「タイムボカン」の試運転に出かけたが、程なくして帰ってきたのはオウムのペラ助と世界最高級の宝石「ダイナモンド」だけで木江田博士の姿はどこにも無く、行方不明となってしまう。
 博士の孫娘・淳子と博士の助手の丹平はコンビを組み、どこかの時代に消えてしまった博士をタイムトラベルしながら探す事を決意する。
 一方博士をスパイしていた悪玉トリオ・マージョ一味は博士のいるところにダイナモンドが存在すると睨み、タイムボカンを追いかけ、妨害するのだった。
 その後、木江田博士は現代に帰還し丹平たちと再会する(第27話)。
 それ以降は、悪玉トリオのダイナモンド入手の阻止や、ペラ助の故郷探しなどの旅をする。

 話の内容から、モチーフは童話劇『青い鳥(チルチルミチル)』と思われる。

 『青い鳥』(あおいとり)
 (フランス語:L'Oiseau bleu)

 モーリス・メーテルリンク作の童話劇。
 1908年発表。
 初版は5幕10場、最終版は6幕12場。

 《内容》

 貧しい木こりの子供であるチルチル(Tyltyl)とミチル(Mytyl)の兄妹が、クリスマス・イヴの夢の中で老婆の姿をした妖精ベリリュンヌ(Bérylune)(若月訳では「ベリーリウンヌ」)に頼まれ、彼女の病気の娘のために、幸福の青い鳥を探しに行く。
 チルチルが、ベリリュンヌから与えられた帽子の額に付いているダイヤモンドを回すことによって、頭のコブが押され、物の本質を見通すことができ(“心眼”が開く)、動物や火や水などの元素が魂を持っているのがわかる。
 ふたりは光に案内され、青い鳥を探して思い出の国、夜の御殿、森、幸福の花園、墓地、未来の王国を冒険する。
 夢からさめた後、森や家の中が以前よりも幸福であるように見える。
 チルチルは自分の鳥かごの鳥が以前より青くなっているのに気づき、それを妖精に似た隣人のベルランゴ夫人(Berlingot)(若月訳では「ベランゴー」)の病気の娘に与える。
 病気が治った娘が礼を言いに来るが、彼女は鳥に逃けられてしまう。

 なお、メーテルリンクによる続編『チルチルの青春』(原題:Les Fiançailles(いいなづけ)、『チルチルの婚約』とも)がある。

 関連項目 ー青い鳥症候群 ー

 青い鳥症候群(あおいとりしょうこうぐん)

 モーリス・メーテルリンク作の童話「青い鳥」(仏: L'Oiseau bleu)の中で「主人公のチルチルとミチルが幸せの象徴である青い鳥を探しに行くが、意外と幸せの青い鳥は身近にあることに気付かされる」ことから、「今よりもっといい人が現れる」「今よりもっといい仕事が見つかる」など現実を直視せず根拠の無い「青い鳥」を探し続ける人たちを指す通俗的な呼称である。

 関連項目 ー キジバト ー

 キジバト(雉鳩、Streptopelia orientalis)は、鳥綱ハト目ハト科キジバト属に分類される鳥。
 別名ヤマバト。


 《分布》

 ユーラシア大陸東部、日本。
 日本では国内で繁殖する留鳥(北海道や本州北部に分布する個体群は越冬のため南下する夏鳥)。
 種小名 orientalisは「東洋の」の意で英名と同義。

 《生態》

 平地から山地の明るい森林に生息するが、都市部でも普通に見られる。
 樹上に小枝等を組み合わせた皿状の巣を作るが、古巣を利用することも多く、人工建築物に営巣することもある。
 このため野良猫などの獲物になることも多い。
 雄のさえずり声はかなり特徴的であり、伝統的には「デーデー ポッポー」と表現される。
 「ホーホー ホッホー」と表現する人もいる。
 主に早朝にさえずる。
 さえずり声は個体によって音程などに違いがあり通常5音の発声であるが、4音でさえずる個体も確認される。
 人によっては譜例のようにさえずり声を8分の9拍子、付点4分音符=約72のテンポで「クーク グッググー」あるいは「ホーホ ホッホホー」と表現したほうがわかりやすいであろう。
 食性は雑食で主に果実や種子を食べるが昆虫類、貝類、ミミズ等も食べる。
 繁殖期は春から夏が多いもののほぼ周年で行い、1回に2個の卵を産む。抱卵日数は15 - 16日。
 抱卵は夕方から朝までの夜間は雌、昼間は雄が行う。
 雛は孵化後、約15日で巣立つ。
 一般的には番つがいで見られることが多いが、繁殖がうまくいかなかった場合は、1シーズンで番を解消するパターンも多い。
 冬季には繁殖していない個体が群れを作ることもある。

 《人間との関係》

 日本においては鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の元で狩猟鳥に指定されている。
 ヤマバトという別名のとおり、かつては山岳地帯に生息し、めったに人前に姿を現さなかったが、1960年代に都市部での銃猟が制限されるようになってからあまり人間を恐れなくなり、1970年代には街路樹や建造物でも営巣するようになり、都市部への進出を果たした。
 但し、外来種のカワラバトに比較すれば警戒心は遥かに強い。
 耕地にまかれた豆などの種子を食害することもある。

     〔ウィキペディアより引用〕