レポーター:果奈夢
2003/02/15 148 分 製作国:フランス/ドイツ/ポーランド/イギリス
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:ロナルド・ハーウッド
原作:ウワディスワフ・シュピルマン
実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの自伝を映画化したもので、シュピルマンがナチスドイツの侵攻の中ゲットーに潜み第二次世界大戦を生き延びるという物語。廃墟と化したゲットーで、シュピルマンは一人のドイツ将校に見つかってしまう。廃墟の中でピアノを引くシュピルマンと、ドイツ将校がそれを見て彼を助けるシーンはとても心に深く響くシーン。派手な演出は抑えられ、戦争中の恐怖や悲しみ、音楽に支えられながら行き続けるシュピルマンの様子がリアルに綴られている。
この映画は、ナチスと勇敢に戦った英雄の話しではなく、戦争によって家族と引き離され、奇跡的に生き延びた一人の人物の話だが、そこにこそ戦争の悲惨さがより現実的に伝わってくるように感じる。彼を助けた人々の中にはドイツ人もいて、なかでもドイツ将校が助けてくれた事実など、人種が違うという理由で戦争が起きる事の無意味さと、人種が違えども友になれるという事実を強く気づかせてくれる。
モデレーターのコメント
本当に素晴らしい映画ですね。自らの体験を映画化したということですが、暗い戦争の時代にもこのような人々が存在したということは誇りですね。でもそれだけに戦争を引き起こすようなことを何としても阻止しなければなりません。
ピースキー:
(1)生命の尊重 (2)非暴力
2003/02/15 148 分 製作国:フランス/ドイツ/ポーランド/イギリス
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:ロナルド・ハーウッド
原作:ウワディスワフ・シュピルマン
実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの自伝を映画化したもので、シュピルマンがナチスドイツの侵攻の中ゲットーに潜み第二次世界大戦を生き延びるという物語。廃墟と化したゲットーで、シュピルマンは一人のドイツ将校に見つかってしまう。廃墟の中でピアノを引くシュピルマンと、ドイツ将校がそれを見て彼を助けるシーンはとても心に深く響くシーン。派手な演出は抑えられ、戦争中の恐怖や悲しみ、音楽に支えられながら行き続けるシュピルマンの様子がリアルに綴られている。
この映画は、ナチスと勇敢に戦った英雄の話しではなく、戦争によって家族と引き離され、奇跡的に生き延びた一人の人物の話だが、そこにこそ戦争の悲惨さがより現実的に伝わってくるように感じる。彼を助けた人々の中にはドイツ人もいて、なかでもドイツ将校が助けてくれた事実など、人種が違うという理由で戦争が起きる事の無意味さと、人種が違えども友になれるという事実を強く気づかせてくれる。
モデレーターのコメント
本当に素晴らしい映画ですね。自らの体験を映画化したということですが、暗い戦争の時代にもこのような人々が存在したということは誇りですね。でもそれだけに戦争を引き起こすようなことを何としても阻止しなければなりません。
ピースキー:
(1)生命の尊重 (2)非暴力