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ランドリー

2011-06-03 09:39:55 | 映画・ビデオ
レポーター:lan

 この映画は、知的障害を持った青年テル(窪塚洋介)と、心に傷を負った水絵(小雪)を中心とした話です。テルは、祖母の経営するコインランドリーで、洗濯物を盗まれないようにと監視をする仕事を任されています。水絵の忘れ物の洗濯物を届けるためにと、この後いろいろと展開されていきます。
 主人公のテルが純粋なまっすぐさや、一生懸命な姿に癒されて、また感動できます。映画の名前の通りに、心が洗濯されるような映画です。観終わった後には心がすっと軽くなり、温かな気持ちにさせてくれます。疲れたとき、気持ちをリセットしたいときにおすすめです。人との繋がりっていいなと感じます。テルだけではなく、コインランドリーを利用しているお客さんなど、登場人物も非常に面白くて飽きさせません。BGMもよく映画と合っていて、映画の雰囲気を引き立ててくれます。窪塚さんの演技力の高さにも、注目してほしいです。これから先何度も繰り返し観たくなるような映画です。

モデレーターのコメント
 物語の構成としても見たくなるような映画ですね。知的障害の人々は本当に「純粋なまっすぐさや、一生懸命な姿」を見せてくれます。だから「害」などということばを使うには抵抗もあります。私たちがこの世界の人間関係で失っているものをもう一度教えてくれる存在でもあります。是非見てみたい映画ですね。

ピースキー:
(1)生命の尊重  (4)傾聴   (8)民主主義


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1 コメント

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洗濯 (kaoli)
2011-06-03 13:15:59
観たくなりました。知的障害のある方のことをなぜ、我々健常者は「純粋」、「一生懸命」だと思うのでしょうか?私たちは純粋ではないのでしょうか?そんなことをこの映画を観て考えたいと思います。
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