レポーター:NOW
作・絵 シェル・シルヴァスタイン 訳 本田錦一郎
この本を子供から大人まで楽しめる本として紹介します。主人公である木が小さい頃から成長の過程男でも男の子がしたいということにこたえ何でも与えるという内容の絵本です。読み進めると、男の子の自分勝手な願い事にこたえて感謝されずとも見返りを求めず与え続ける木の「無償の愛」とその切なさが心に沁みます。原題は「THE GIVING TREE」、つまり「与える木」。私自身小さいころに1度読んだことはありましたが、最近になってもう1度読みなおしたときその木の愛を再確認しました。
木は男の子が幸せを感じたとき、それを自分の幸せとしました。自分が犠牲になっても男の子が幸せになってほしかった。それが木の幸せだから。今の社会で見返りをもとめない、無償の“愛”が存在するのでしょうか。いったい何人の人が他人の幸せを自分の幸せと言えるのでしょうか。何よりも先に損得を考えてしまう世の中がちょっと深呼吸するための絵本だと思います。ぜひ読んでみてください。
モデレーターのコメント
「THE GIVING TREE」を直訳すれば「与え続ける木」ということで話の通りです。でも訳者は「大きな木」としました。なぜでしょうか。そんなことを考えるだけでもやさしくなりますね。とてもいい話ですが、この話から私達が何を引き出すのかが問われていますね。
ピースキー:(1)生命の尊重 (2)非暴力 (5)環境保護
作・絵 シェル・シルヴァスタイン 訳 本田錦一郎
この本を子供から大人まで楽しめる本として紹介します。主人公である木が小さい頃から成長の過程男でも男の子がしたいということにこたえ何でも与えるという内容の絵本です。読み進めると、男の子の自分勝手な願い事にこたえて感謝されずとも見返りを求めず与え続ける木の「無償の愛」とその切なさが心に沁みます。原題は「THE GIVING TREE」、つまり「与える木」。私自身小さいころに1度読んだことはありましたが、最近になってもう1度読みなおしたときその木の愛を再確認しました。
木は男の子が幸せを感じたとき、それを自分の幸せとしました。自分が犠牲になっても男の子が幸せになってほしかった。それが木の幸せだから。今の社会で見返りをもとめない、無償の“愛”が存在するのでしょうか。いったい何人の人が他人の幸せを自分の幸せと言えるのでしょうか。何よりも先に損得を考えてしまう世の中がちょっと深呼吸するための絵本だと思います。ぜひ読んでみてください。
モデレーターのコメント
「THE GIVING TREE」を直訳すれば「与え続ける木」ということで話の通りです。でも訳者は「大きな木」としました。なぜでしょうか。そんなことを考えるだけでもやさしくなりますね。とてもいい話ですが、この話から私達が何を引き出すのかが問われていますね。
ピースキー:(1)生命の尊重 (2)非暴力 (5)環境保護
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