CPNN(平和の文化ニュースネットワーク):国連の「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」(2001~2010)

生命尊重・非暴力・助け合い・良く聞く・地球環境・寛容と連帯・男女平等・民主主義の記事を配信します。

一瞬の風になれ

2007-11-20 14:20:25 | 
レポーター ハミ

 私は元々本を読むのが好きではなかったのですが、最近では自分の興味がある本を探したり、友達から勧められた本をよく読むようになり読書が好きになりました。最近読んだ本の中でとても面白い本がありました。それは「一瞬の風になれ」という本です。
 この本はある高校生の男の子が高校に入り、陸上と出会い、仲間と出会い、高校3年間走り続ける話です。とても大ざっぱに説明してしまったのですが、ほとんどの人が経験したことのある、学生時代部活をして過ごした日々の様々な葛藤や仲間との出会い、挫折や成功がとてもリアルに描かれいます。
 私もずっとバスケットボールをしていたので、部活での思い出がたくさんあります。この本を読むとその頃のこと思い出し懐かしくなりました。何かに向かって一生懸命になれることの楽しさや充実感を思い出させてくれる本だと思います!
 また、陸上に関する専門用語がたくさん出てくるので、初めはちょっと難しいと思いましたが、読んでいるうちに逆にそのことがとてもリアル感を増し映像が頭の中にどんどん浮かんでくることに気づきました。
映画やテレビ、舞台などと違って本は映像がないけれど自分の中でイメージを膨らませ、楽しむことのできるのは本のとても素敵な魅力だとこの本に出会って思いました。
 今現在頑張っていることがある人、中学高校と部活に一生懸命頑張っていた人、たくさんの人にこの本を読んでもらいたいです!!


モデレーターのコメント

 人間が一生懸命生きていくことを表現するのは美しいですね。スポーツは本来そうでなければなりません。その原点を教えてくれるものは大切にしたいですね。

キーワード

(1)生命の尊重   (2)非暴力   

「ライムライト」で生き方を学ぶ

2007-11-20 13:38:48 | 映画・ビデオ
レポーター 月よりの使者

チャップリンの映画に「ライムライト」があります。無声映画に最後までこだわったチャップリンが、音声を使って作った作品で、晩年の彼の気持ちを知る貴重は映画です。 はじめは自殺をしようとしたバレリーナのテリーを、道化役者のカルベロが助けて励まし、テリーは力を得てバレリーナとして再び飛躍していきます。イギリスのみならずヨーロッパ中で上演するほどになり、いつしかカルベロと距離が離れていきます。カルベロも自分がいたのではテリーの出世にマイナスとなると考え、自らテリーのもとを離れて大道芸人として生きていく決意をします。 しかしカルベロの芸は人々に受け入れられなくなり、ある日の劇場でついに立ち往生してしまいます。自分の芸が人々に通じないという体験をする中で自分の将来を絶望していきます。テリーはかつて自分を励ましてくれたカルベロに、もう一度立ち直ってほしいとすべての情熱を傾けてカルベロの上演会をひらき、自分もバレーを踊ることで後押しをします。 カルベロはこうしたテリーの愛情を心に、喜劇役者としての芸を披露していきます。しかし、いよいよ最後のシーンという時に舞台上から転落し、心臓発作に襲われます。テリーはこうして息を引き取っていくカルベロのそばでバレーを踊りながらエンディングとなります。 人間が絶望した時に、誰かが励ましてくれることが生きていくエネルギーになる、それを映画を通して表現してくれたチャップリンの人間性に、あらためてこころを動かされました。どんなに輝いていてもいつかは動けなくなる時が来る、それを運命として受け入れ、自分ができることに情熱を傾けていく、そんな生き方ができたら素晴らしいと思います。

コメント
 確かに「ライムライト」は自殺をしようとしてたダンサーのテリーを助けたカルベロが、最後は生きることを励まされながら息を引き取っていくという、生き方と愛情を学ばせてくれる映画です。

ピース・キー
(1)生命の尊重  (2)傾聴

「ハービー」

2007-11-20 13:32:07 | 映画・ビデオ
レポーター まゅゲ?

 この映画は少し前にDisneyが作ったもので、主人公はビートル(車)のハービーです。ハービーは感情を持つ車で、持ち主からひどい扱いを受け反抗して捨てられ、プレスされそうになっていました。そこに、1人の女の子が来てハービーを買い取りハービーと女の子はカーレースに出ることになり、みごと優勝!!するというストーリーです。
 ビートルっていう車は、そのもの自体かわいい車なのにその車に感情があって、泣いたり、すねたり、笑ったり、恋したりするのが本当に可愛くてしかたがないんです!!見るべきなんです!!この映画を見てから現実世界でビートルを見てもすごいヮクヮクしてしまいます。しかも、顔なんて車にあるはずないのに、これがあるように見えてきちゃうんですよ。ホントに。見たら絶対キュ---ン
てなっちゃう事間違いなし!!
 ビートルに興味ある子も、Disney好きな子も、可愛いの好きな子も是非見てみてください♪

モデレーターのコメント
 
 映画や小説の面白いところは、実際には生きていないものが生きているかのように描かれることです。「ハービー」もその一つなんですね。「かわいい」と思えることをそのまま「かわいい」と表現できるためには平和な社会の存在が不可欠です。それを教えてくれる映画ですね。

ピースキー
(2)非暴力    (4)傾聴 

ポケモン

2007-11-20 13:31:19 | ニュース
レポーター イチゴ★Big Happy 

 私は、中学生の時に「ミュウツーの逆襲」を見て初めて泣きました。この映画はポケモン映画の中でも特に好きなもので、映画を見て泣くと言うことは初めてでした。サトシがミュウツーとミュウの戦いを止めようと間に入ったところ、動かなくなってしまい、ピカチュウがずっとサトシを呼ぶシーンがあります。大切な人が動かなくなってしまい、反応がない。ピカチュウはどんな思いでサトシを呼んでいたのか。
 また、ミュウとミュウツーの戦いに関しても、ポケモンのクローンを作り、本物vsクローンと言うちょっと難しいテーマだったと思います。みんな命があり生きているのに、互いに殴り合い、何故どちらが強いか、生き残るかを決めなくてはならないのか。そして、平気でクローンを生み出すことなど、たくさん考えた記憶があります。
 例えポケモンが現実に存在しないものでも、こうして映画を通して「強い」「弱い」「悪い」「良い」の存在を考えることができるのは凄いことだと思います。そして、サトシのように心が強く、思いやりのある子に育ってほしいと言う親の思いと、そうなりたいと言う子どもの思いがあるからこそ、ポケモンは今でも人気のあるものなのだと思いました。
 たまにはこうしてアニメ映画にも目を向けるのはいいことだと思います。

モデレーターのコメント

 何かと話題になる「ポケモン」ですが、内容に注目すると人間が生きていく上で大切なものを教えてくれるのですね。「心が強く思いやりのある」人間になることは大切なことですが、それを見つけ出すことも必要ですね。

ピースキー

父の田舎

2007-11-20 13:30:20 | ニュース
レポーター もよ   

 私の父は四国の高知県の村で生まれました。毎年夏になると家族と車にのって13時間かけて帰省します。父の実家はまさにど田舎です。周りは山と川ばかりです。コンビニに行くにも車で30分以上かかります。父の実家は小さなスーパーを営んでいますが、お客さんも全員顔見知りです。カラオケやゲームセンターなどの若者の遊び場も近くにはないのです。
 しかし私はこの父の実家が大好きです。ここには東京にはないとても温かいものを感じます。例えばご近所同士の交流です。私たちが帰省すると知り合いの人は「おかえり」と声をかけてくれます。知らない人でもすれ違う時は挨拶をしてくれます。また家の扉はほとんどの家がカギをかけていません。物騒な世の中で、こんなにも安心して暮らせる場所があるんだなと行くたびに感じます。
 また子どもたちはカラオケやゲームセンターがない代わりに夏は毎日のように川遊びをします。高い崖から飛び込んだり、川の深いところまで潜って石を取りに行ったりします。子どもたちは作られた施設などでなくても自然の中で自由に楽しく遊んでいます。その中で私たちも毎年混ぜてもらい、いとこや地元の子供たちからいろいろと川遊びのテクニックなどを伝授してもらうのです。
 高知から帰り、教えてもらったテクニックを東京の友達に自慢げに見せることが私の小学校からの誇りでした。
 東京で生まれ東京で育った私はもし父が高知ではなくもっと都会出身の人だったらこんな環境には巡り合わなかったかもしれません。地域の人みんなが仲良く、信頼しあえる関係をきずき上げています。私は毎年高知に帰省する度に心の癒しとなり、また東京での自分の生活を見つめなおすいい機会であるとも思っています。

モデレーターのコメント

 自然の中で人々が豊かな交流をしながら生きてきた素晴らしさが失われつつありますが、それがまだしっかりと生きているのは素晴らしいことですね。ぜひ今後ともなくならないで欲しいです。そのよさを実感しているレポーターとして自らこうした良さを守り発展させていくことが求められています。


ピースキー
(1)生命の尊重  (3)助け合い  (5)環境保護 

苦手から趣味へ

2007-11-20 13:29:27 | 
レポーター レアチーズケーキ
 
 私は本を読むことが嫌いでした。嫌いというか読めませんでした。寝ちゃうし、面白いと思えないからです。だから嫌いでした。
 大学生になり、一年生のゼミで先生に「本を読みなさい。本が一番いい」と毎回のように言われ、そんなこと言われると余計に読みたくなくなるし…と思いながらも読まなきゃという焦りが出てきました。
 そんなことで本を読もうと思ったきっかけは、ゼミの先生の言葉と好きなドラマが小説で出ていることからでした。それから映画化された小説を読み始めました。それから本を読むことが楽しくなり始め、私は「東野圭吾」という作家に出会いました。この人の書いた小説は凄いとしか言いようがありません。いろいろなジャンルを書いているようですが、ミステリーが最高におもしろいです。物語に引き込まれすぎて授業中も読んでしまうハマりようでした。この人は天才です。
 中でも私のおススメは『宿命』です。殺人事件と現代医学が混ざっていて言葉にすると難しそうだけど、読み始めると止まりません。最期のどんでん返しには本当に驚きです。小説の帯に「ラストを先に読まないで下さい!! タイトルに秘められた真の意味は、最後の10頁まで分かりません。」と記されていたのですが、全くその通りでした。むしろそれ以上でした。ラストは物語の真実が語られ、ところどころにちりばめられていたキーワードのようなものがそこでがっちりはまりました。これは是非読んでもらいたいです。
 『変身』『白夜行』『むかし僕が死んだ家』など他にもおススメ作品はたくさんあります。本を読むことが苦手な人でも入り込めると思います。
今では本を読むことが大好きになり、本屋さんで1~2時間過ごすこともあるくらいです。小説と漫画と絵本を同時に買った時は、あたしって何者!?と笑っちゃいました。

モデレーターのコメント

 何がきっかけで本を読むようになるのかわかりません。そしてまた小説も漫画も絵本も「本」であることに変わりありません。自分の好きなところから本を読むことに近づければ、それはそれでいいことだと思います。

ピースキー
(2)非暴力    (4)傾聴

「神田 うの ”うのはUNO”」

2007-11-20 13:28:15 | 
「神田 うの ”うのはUNO”」2007-11-20 02:20:00 | Weblog
レポーター ティアラ・アップ

 私は、好きな人の中に、神田うのさんがいます。うのちゃんのことは前から知っていたし、ストッキングやドレスをデザインしていたのは知っていました。しかし、彼女に魅了されたのは高校3年生の冬。たまたまコンビニで立ち読みしていた本の中にうのちゃんの書いた本の紹介がありました。その記事を読んで、うのちゃんの考え方に興味が湧き、すぐに本屋さんに行って、「うのはUNO」という本を買いました。その本を読んだ瞬間、その本に魅了され、目が離せなくなりました。
 モデル・タレントのほかにも、クリエーターとして、ストッキング・ウエディングドレス・着物・下着・宝石などのデザインをしています。私は、まず、彼女のすばらしい生き方に感動しました。彼女は何に対しても妥協しないで、納得のいくまで、さまざまなところに気を配り、自分に絶対の自信をもっています。自分の才能を生かし、成功している彼女を尊敬します。
 その本のなかで、私が一番感動したのは、人生はタイミングだということです。自分の進むべき道に進んでいるときは、スムーズに物事が決まり、いまいち、タイミングが合わなかったりするときは、自分には、その時には必要なかったりするようです。自分に置き換えて考えてみたときに、まず、うのちゃんの本に出会ったことも運命だったのです。時間潰しのために行ったコンビニで、普段読まないような、婦人雑誌に目を向け、うのちゃんの本に出会いました。それも、タイミングよく、受験後の「何か暇だな」という時に出会いました。
恋に関しても、うまくいかなくて付き合えなかったり、別れてしまっても、その時間は無駄ではなかったと今だから思えるようになったのも、うのちゃんのお陰です。それは、相手の方から、教えてもらったことはたくさんあるし、泣いて別れたくないとと泣き続けたときに、友達の愛情に感動したことも、すべて無駄ではないのです。それがなかったら、
今の私の考えがなかったわけだし、ありがたいと思っています。私はこの本に助けられ、支えられて、夢に向かって進んでいこうと思います。なにか壁にあたったときも、この本を繰り返し読んでいます。私にとって、神田うのさんとは、憧れであり、先生であり、尊敬する大好きな人なのです。

モデレーターのコメント

 人を外見だけで判断してはいけないとよく言いますが、神田うのさんもそのような一人なんでしょうか。自分の生き方をしっかりと持って生きていくことの大切さを教えてくれる本のようですね。これからも大切にして欲しいです。

ピースキー
(1)生命の尊重  (4)傾聴 

トランス・フォーマー

2007-11-20 13:26:43 | 映画・ビデオ
レポーター ちょこれーと
 
 最初にこの映画を知った時まったく興味がありませんでした。誘われたので「車が変形してロボットになるなんてつまらなそうだな」と思いながら映画館へ行きました。
 内容はアメリカの国家機密がハッキングされる事件から始まります。その数日後、アメリカの地方都市に住む16歳の男の子の買った車が夜中に突然動き出し、追いかけていくと車が変形してロボットになってしまいました。そこで男の子はパトカーに襲われてしまい、自分の車に助けられるのです。  
 すると次々に金属生命体が飛んできて近くの車に乗り移ります。彼らはオートボットというロボットたちで、男の子を襲ってきたパトカーのようなディセプティコンというロボットたちから地球を守るためにやってきたのです。ディセプティコンたちは地球を滅ぼすほどの力を持つ「オールスパーク」という物を狙っていて、男の子はその鍵を持っているのです。そこでオートボットとディセプティコンの戦いが始ります。
 内容はよくあるものだけど、とにかく映像がすごいと思います!!迫力満点だし、いつの間にか前の席の人の頭も気にせずに映画に夢中になっていました。公開当時、おすぎも絶賛していました!!
 普段観ないような映画をたまには観るのもいいかなと思いました。

モデレーターのコメント

 人が「優れた映画」と判断するときには、必ずその要素があります。この映画もストーリーの展開の中で、引き込まれる要素を持っていますね。映像の美しさも映画としては重要な要素です。

ピースキー
(7)男女の平等 (8)民主主義

『RETURNABLE MEMORIES』と『Sakura addiction』

2007-11-20 13:23:29 | 歌・詩
レポーター 蝶霧  歌の詩 

 私は些細なことで悩む。例えば「友達の態度がいつもと違う。何かしてしまったのだろうか」「あんなこと言わなければよかった」と後悔が絶えない。それでいざ聞いてみると、相手は全く気にしていなかったりすることもしばしば。他人を省みずに日々を過ごす人は愚かだと思うけれど、悩みすぎて「も…」と思うようになった。他人に気を遣って、ヘラヘラする毎日に何の意味があるのだろう。その時『RETURNABLE MEMORIES』を聴いた。

 悲しみがこの胸を抉るほどの 
 右手には痛みさえないけれど
 失った温もりを忘れない 
 差し伸べたこの手にはきっと何か 
 残してみせる

 そして窮め付けが「苦しみを力にも変えてみせる 何処へ行っても」の一文だった。なんて強い意志を持っているんだろう。どんなに苦しくても、伸ばす手の先のものを諦めたりはしない。今までそんなことを思ったことがあっただろうか、とボロボロと泣いてしまった。それが高校生の頃。
 大学生になって、この想いを掘り起こすきっかけとなったのが『Sakura addiction』という曲だった。

 改札を抜けていくあの子はそう 
 毎日何か掴み取っていくんだ ・・・・・・・
 さくら咲く舞い落ちる 
 何もないぼくの手の上 
 儚くて優しくて壊れそう 
 君みたいな花

 私は電車通学なので、他人の目にはどのように映るのだろうと気になった。夢に向かって生きているだろうかと自分自身に問いかけた。私の手の上には何かあるだろうか?毎日ではなくても、何か掴み取れているだろうか?「毎日毎日同じことの繰り返し…」と思うこともある。でも、それは「変えようとしていない自分」にも原因があるのだと気付いた。これからもうじうじ悩んだり、辛いことはたくさんあるだろう。でも、しっかりとその日を歩みたいと強く思った。

モデレーターのコメント
 人間が生きていくエネルギーをもらえるものはたくさんあります。特に歌には人の心を動かすものがありますね。メロディ-が伴っているので、そのメロディーとともに映像が浮かんできます。いつまでも大切にしたいですね。

ピースキー
(1)生命の尊重  (4)傾聴    (6)寛容と連帯 

「ET」

2007-11-20 13:20:50 | 映画・ビデオ
レポーター うさぎ 

 「ET」はスピルバークが製作したとても有名な映画です。ETは宇宙船に乗り遅れて地球に置いてかれてしまいます。ひとりぼっちのETですが一人の少年と出会います。少年と一緒に過ごしながらも、ETはやっぱり家に帰りたい。ETは家に帰れるようにがんばります。
 見終わったあと、子どもにかえったような素直な気持ちになりました。夢を与えられるというよりも、夢を持って生きようという気持ちになりました。現代の子どもに特に見てほしいなと思います。信じる気持ちや人の暖かさを感じてほしいです。そして、子どもの持っている素晴らしい感受性を思い出してほしいです。

モデレーターのコメント

『ET』は子どもの立場から見た大人たちへのメッセージですね。どのようなメッセージを伝えようとしているのかは、実際に映画を見てそれぞれが感じなければなりません。子どもたちの想像力と連帯力から学びたいですね。

ピースキー
(1)生命の尊重  (2)非暴力