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非暴力について

2007-01-23 17:54:17 | その他
レポーター:M.K

 修学旅行で長崎の原爆資料館に行ったときのことです。資料館のなかは、悲惨な写真ばかりありました。親を探し泣いている子ども、原爆の被害により肌がただれて苦しんでいる人の様子、思わず目を塞ぎたくなるようなものばかりでした。曲がってしまった瓶、砕けた瓦、パネルには戦争の被害の大きさ、苦しみ辛さが語られていました。資料館からでたあとも、気分が落ち込んでいたほどです。
 戦争の悲惨さは、本や映画、歌などで訴えられています。戦争で腕や足を失った人、大切な人を失った人、苦しみながら死んだ人‥戦争がもたらすのは悲しみと憎しみだけです。その悲惨さは、辛くても決してなかったことにはしてはいけません。その辛さを覚えているからこそ、平和がいかに大切なことかわかるとおもいます。
 自分がいつ死ぬかにも怯えず、食べるものにも着るものにも困らず生きていること、家族や友達がいる当たり前の生活を送っています。でも、その下積みには多くの犠牲の上に成り立っています。自虐的な言い方かもしれないけど、私は戦争の悲惨さを忘れてはいけないと思います。「暴言ではなく、歌を」、「暴力ではなく、優しさ」を選べる人になれるかもしれません。大題的でなくてもいい、か細
い声でも自分の想いをもっていればいいと思います。それが、長崎の原爆資料館で学んだことです。

モデレーターのコメント
 長崎の原爆資料館もリニューアルされて展示も見やすくなりました。でもここで起こったことは変わりません。多くの人がなくなり、今でもその後遺症に苦しんでいます。「か細い声でも自分の思いを持つこと」は本当に重要ですね。二度とこうしたことを起こさないようにしましょう。

ピースキー
(1)生命の尊重  (2)非暴力     

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1 コメント

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Unknown (不倫)
2007-06-08 15:37:00
自分はまだ行った事がありません。金がたまったら行きたいです。
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