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私の住む街

2007-01-23 17:33:23 | その他
レポーター:洋輔

私の住んでいるところは、緑の山々があり、きれいな川が流れていて、とても静かで居心地よい場所である。春には花が咲き、小鳥がさえずる。夏には蛍が飛び回り、秋には紅葉で山が赤茶色に染まる。冬には空一面に星が輝く。このような絵に描いたようなところに住んでいる。
街場からきた友達は「ほんと、何もないところだな」と口をそろえて言う。それもそのはず、駅には自動改札がなく、近くにある店はコンビニが一軒しかない。でも、帰る時友達は、「またくるわ!」と言って帰っていく。そのくらい、居心地のよいところだと私も思う。
しかし、ここ10年で急速に変化している。まず、道路が舗装され、建売の家がどんどん増えて、店が建てられはじめた。これらの変化にともない、子どもたちの遊ぶ場所が目に見えるように減っている。また、小学生以下のこどもの人数も減っており、私の通っていた小学校の児童数は、半分くらいになっている。このように、とてもよい環境が悪化しつつあるのが、現状である。
その中で、昔から変わらないことが1つだけある。それは、地域の人々のつながりである。なにか行事があると、どこかの家に集まり朝から晩までワイワイ盛り上がっている。だれか病気をしたときは、自分のことのように心配しあう。このような地域のつながりは、都会では見ることはむずかしいだろう。しかし、このような姿が本当の地域のあり方ではないだろうか。私は、これから先も大切にし、このすばらしい環境を受け継ぎ、次の世代へと伝えていきたい。

モデレーターのコメント
 自然の素晴らしさと人のつながりはいずれも人間にとって欠かすことのできないものです。そうした生活を大事にしようとする著者の気持ちが伝わってきます。これからの決意も含めて人間社会の
あり方を教えてくれる文章です。

ピースキー
(1)生命の尊重  (3)助け合い  (5)環境保護   

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2 コメント

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Unknown (ドゥ)
2007-06-08 15:05:48
私の地元はすごい田舎で、駅前には何もありません。田んぼがたくさんあり、山もあるところです。そんな風景を知っている私は「田舎」というものを持っているんだと最近よく思います。東京の友達は小さいころから東京にすんでいるので「田舎の風景」を見たことがないと言っていました。地元の話をするのは恥ずかしいけれど、自然のたくさんあるところも知っているというのは誇らしいことでもあります。
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Unknown (不倫)
2007-06-08 15:43:33
自分の地元も田舎です。田舎には田舎のいいところがあるんですよね。
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