goo blog サービス終了のお知らせ 

CPNN(平和の文化ニュースネットワーク):国連の「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」(2001~2010)

生命尊重・非暴力・助け合い・良く聞く・地球環境・寛容と連帯・男女平等・民主主義の記事を配信します。

「平和の琉歌」

2005-12-01 13:29:08 | 歌・詩
作詞・作曲 桑田圭祐 /沖縄詞 知名定男
唄 ネーネ―ズ
(CD「オキナワ:メモリアル・ネーネーズ」Antinos Records 2000年)

レポーター・朋

この歌はこういう内容の歌詞から始まっています。

沖縄の人の涙がまだ乾いていないのにこの国が平和だと誰が決めたのか。沖縄戦の犠牲のあと、アメリカの軍事基地があるところで、夢を見た。蒼い月が泣いている。忘れられないこともある。
戦争で傷ついた人々のためにも、そのことが語り継がれていくためにも、沖縄の島に愛を植えよう。

これは沖縄で女性4人の人気グループ、ネーネーズが歌っていた一曲です。透きとおるようなきれいな声で、沖縄の伝統的な楽器“三線(さんしん)”がとてもよく合います。
この歌詞は沖縄の状況と沖縄の人たちの平和への願いや想いが詰まっているような気がします。過去のことを忘れず語り継いでいく大切さ。憎しみ合いからは憎しみしか生まれない、愛情からは人間だけに限らず自然や動物とも良い関係がつくりだしていけるのではないか、と強く思うのです。昔から戦いの武器よりも音楽や踊りといった文化を大切にし、“いちゃりばちょうでい”(逢えばみな兄弟)という言葉が生きている沖縄らしいと思いました。沖縄に興味のあるひとも、ない人も、ただ観光や戦跡ということだけで沖縄を見るのではなく今の沖縄にも目を向けてくれたらうれしいです。

モデレーターのコメント
レポーターの朋さんは、きっと沖縄大好き人間なのですね。沖縄は、沖縄戦や米軍基地など、その歴史と戦争とが切り離せませんが、人々の平和の願いを、音楽を通して体験することも大切なのですね。この曲は、ネーネーズ「明けもどろ~うない~」(1997:Antinos Records)というCDにもはいっているし、サザンオールスターズも歌っています(「平和の琉歌」サザンオールスターズ [DVD]、など)

ピースキー (1)生命の尊重(2)非暴力

「How many tears」

2005-12-01 13:28:01 | 歌・詩
レポーター・宏昭
(CD)HELLOWEEN アルバム『keepers live』

へヴィメタルというとうるさいだけの音楽という意識をもっている人は多い。 しかし、それは間違っている!!
本来、この音楽は旋律を大切にする音楽で、私もそのメロディのすばらしさにKOさ れたのである。
さて、今回紹介するのはジャーマンメタル(ツインギターで疾走感と叙情的なメロデ ィを併せ持つメタル)の創始者HELLOWEENのなかでも1,2を争う名曲 「how many tears」である。
1stフルレンスアルバム「walls of jericho」に収録されているが、 この時点ではギターのカイ・ハンセンがVoを兼任していたため、歌声が酷い。よっ て専任Voのマイケル・キスクが加入した後のライヴアルバムにした。
この曲は反戦歌である。この歌詞(日本語訳)を見て欲しい。 「果てしない空を見上げるとそこでも戦争をしてるんだ。かつて楽園だったところも 今じゃ破滅と絶望だ」 まるで、今のアフガンの状況を物語っているかのようである。
15年前に書かれた曲なのに今でも当てはまるなんて人間は進歩していないなと感じ る。
「恐怖の海を満たすためにどれだけの涙が流されたのだろうか、 新たな苦悩が始まるまで何人の心が引き裂かれるのだろうか」
ここまでだったら絶望しか感じることができないかもしれないが、HELLOWEENは希望 を 失ってはいない。
「世界が太陽に変わる前にこの世の残虐と暴力はすべて死に絶えるだろう」
人類が抱えたもっとも困難な問題。それを解決することは永遠の課題かもしれない。 しかし、私もHELLOWEENと同様、希望を失ってはいない。
「声をあげ光をつたえろ 一つになるんだ。今ならまだ間に合う」
その時は今にほかならないんじゃないかな?
向かい合わなければならない。自分自身の問題として。

モデレーターのコメント
今まで、私たちが聞いてきた平和を歌った歌とはひと味違う、「強いパワー」を感じ まし た。「平和は待っているだけではやってこない、一人一人が行動し、みんなで協力し 合お う」、そんなメッセージが伝わってきます。「声をあげ光つたえろ」・・・その 「光」っ て何なのでしょうか?今こそ、私たちは平和の光を世界に伝えていかな くてはなりません。手遅れになる前に・・・

ピースキー (2)非暴力 (1)すべての生命の尊重 (6)寛容と連帯

「癒しと平和~ブラックモアズナイト」

2005-12-01 13:27:18 | 歌・詩
レポーター・宏昭
(CD)BLACKMORE'S NIGHT『under a violet moon』
1999年4月21日ポニーキャニオンより発売中

リッチー・ブラックモアは、ディープ・パープルやレインボーといったバンドに在籍し、 世界でもっとも有名なギタリストの1人である。 そのリッチーが年の離れた恋人キャンディス・ナイトと結成したのが BLACKMORE’S NIGHTでなのである。
その音楽はハードロックとはまったく異なり、一言で言うなら 「時を越える優雅な音 楽による小旅行」、吟遊詩人的な音楽である。
今、巷では「癒し系」が話題となっているが、 現代社会で戦い続けている人間に安らぎや平和を与えてくれる 「癒し」は不可欠なものかもしれない。
私の中でBLACKMORE’S NIGHTの音楽は安らぎや平和をもたらし、 心に余裕を生んでくれる。 平和なことを考えるためには心を落ち着かせなければならないと思う。 心に余裕を持つことで冷静にものごとを判断できるようになると思う。
この音楽を聴いていると戦争なんか本当ばからしいと思えてくる。 世界が本当に今求めているのは戦いじゃなくて安らぎのはず。
キャンディス・ナイトのすばらしい歌声とリッチー・ブラックモアの心の琴線を 揺さぶるギタープレイのなかにあなたも身を委ねてみてください。 きっと心がうるおうはずです。
最後に歌姫の言葉を紹介します。
『私たちの探求は続きます。さまざまな国をとおして、時をとおして、音楽、自然、 愛、そして、それらすべてを飛び越えられるスピリットに導かれて・・・。 現代から逃れて、私たちのファンタジーにようこそ。扉の鍵は掛かっていても、音楽 は他の世界への鍵。 内側に歩みを進めて・・・そして、自由を感じてください』

モデレーターのコメント
ヨーロッパ中世(ヨーロッパ・トラディショナル)の音楽を再現したこの作品は、「ロックでもありクラシックでもある」そうです。イギリス、ドイツをはじめヨーロッパ各地の楽曲を楽しめるところが、渡邉さんのいう「吟遊詩人的な音楽」なのでしょうか?平和を考えるためには心を落ちつかせなければいけないという言葉が良いと思いました。国籍、時代、音楽、自然、愛・・・。それら全てを飛び越えた「音楽による小紀行」。みなさんも是非、この作品を聴いて、心を落ちつかせ、自由と平和を考えてみてください。

ピースキー (6)寛容と連帯 (2)非暴力

『 高村光太郎詩集 』

2005-12-01 13:26:11 | 歌・詩
レポーター・平野礼子
詩 『高村光太郎詩集』  (出版)新潮文庫  昭和25年11月20日発行

高村光太郎詩集の中に『最低にして最高の道』という詩があります。
この本は古本屋で偶然にみつけ気に入った本です。本の中のこの詩の最初に ある「もう止そう」という人間の利欲・不平・ぐち・怒りなどの深 いものを含んだ一節はとても心に残ります。
そして、この詩には「みんな一緒に大きく生 きよう/見えもかけ値もない裸の心で/らくらくのびのび と/泣くも笑うもみん な一緒に/最低にして最高の道をゆかう」というように書かれていて、何の 利益もないけれど、みんなが幸せだと思える生き方のことをいっ ているよう に感じられます。
多くの人々が自分の利益のために生きていたら、みんな が共に幸せに生きていくことは不可能でしょう。
この詩にはみんなが共に生きてゆくこと、つまり平和であるためにみんな の心に必要なことが表されているように私は感じとりました。

モデレーターのコメント
この本に出会えたことは運が良かったと思います。

ピースキー (3)助け合い

『 THE BLUE HEARTS 』

2005-12-01 13:25:32 | 歌・詩
レポーター・Red Hearts
歌   「THE BLUE HEARTS」

ブルーハーツは1986年に甲本ヒロト、真島昌利、河口純之助、梶原徹也 によって結成されたパンクロックバンドである。実際に「パンク」している のは3rdアルバム『TRAIN-TRAIN』までだが、95年の解散までに素晴ら しい曲を数多く作り続けた。
「僕たちを縛りつけて一人ぼっちにさせようとし たすべての大人に感謝します。1985年日本代表ブルーハーツ」と歌った 「1985」のソノシートが自主製作され、始めてのレコードとなる。彼らの歌 には社会批判や反戦を歌った詩が多く見られ、自分達を受け入れてくれな い社会に対して「クソッタレ」や「くだらない世の中」といった表現をしてい た。
また、彼らは限りなく深く優しい詩を書き、多くの若者達が現状に不満 を持つ中、ブルーハーツの詩に共感し、人気は高まっていった。
メジャーデ ビュー後にも関わらず自主製作された『チェルノブイリ』では 「この歌を聞いて、別に何かをしなくても構わない。1人1人が自分の意見を持って欲し い。」と偽善が少しも見られないブルーハーツ自身の素直な意見を聞かせ てくれた。
数多くの人に聞かれるレコードという媒体で自分の正直な意見を 述べられるということは、僕はとても素晴らしい事だと思う。 疎外感を感じて いた彼らだからこそ、彼らが歌っていた歌詞の中に 存在する「平和」は口先 だけで訴えているどんなものよりも重く意味のあるものである。
多くの人は『リンダリンダ』などの有名な曲しか知らないと思うが、1度彼 らの歌を聞いてみて欲しい。

モデレーターのコメント
カッペーのブルーハーツに対する思いにとても共感できました。ブルーハ ーツの歌詞が平和を訴えていると感じる人がいるのだ。と思うと嬉しくなり ました。僕もブルーハーツが大好きです。 

ピースキー  (1)すべての生命の尊重 (6)寛容と連帯

『 君が君でいること 』

2005-12-01 13:24:47 | 歌・詩
レポーター・菊地紗代子
詩 『326 ナカムラミツル作品集』 (著者)ナカムラミツル
(出版)株式会社マガジンハウス 1998年7月


急ぐ必要はない 君の速さで歩いていい
君が君でいることが 何よりも大切なんだから

上のことばは「ナカムラミツル」さんの詩です。1998年に(株)マガジンハウ スから出版された『326 ナカムラミツル作品集』という本の中のひとつの詩です。
「自分が自分でいられること」それはなによりも難しいことです。それは自 分にうそをつかないことだと思います。
しかし,「うそをついている自分」「他 人に合わせている自分」 「大切な人といる自分」全てがほんとうの自分だと 私は考えています。このことを自分できちんと受け入れて理解してあげるこ と。 それが“君が君でいること”であると私は思います。
大学に入り、何もか も自分で決めて、自分で歩いていくことの難しさ、自分が自分でいることの 大切さを強く感じ、この詩にたいへん共感することができました。
みつるの 書く詩はこの他にも共感できるものがたくさんあります。より多 くの人にみ つるの詩や本に触れて欲しいと思います。

モデレーターのコメント
みつるも多分このような事を伝えたかったんだろう、と感じました。言いた い事が短い文の中にしっかり詰まっており良いと思います。「自分」がわか らなくなったとき、ぜひこの詩を読んで欲しいと私も思いました。 

ピースキー (1)すべての生命の尊重 (6)寛容と連帯

『 金子みすずの詩 』

2005-12-01 13:23:36 | 歌・詩
レポーター・飯田
詩 「金子みすずの詩」 『金子みすず童謡集』  (著者)金子みすず (出版)角川春樹事務所
『金子みすず全集』 著者:同上 (出版)JULA出版局

私は金子みすずの詩が大好きです。小学校の時、担任の先生が紹介してくれました。
彼女の詩は子どもにもわかりやすい童謡詩で、柔らかくて優 しく読みやすいです。
金子みすずは明治36年に山口県仙崎村に生まれました。 大正末期、優れた作品を発表し、「若き童謡詩人の巨星」賞賛され ながら512編の作品を残して26才の若さで命を断ちます。 没後、その作 品は散逸しますが、矢崎節夫の長年の努力により遺稿集が見つかり、出 版されました。
中でも私の好きな『わたしと小鳥と鈴と』は、みんなそれぞ れ他人にはない良い所を持っている、お互いの個性を認めよう、ということ をとてもかわいらしい文章で伝えています。
成長してから読み返してみると、深い意味があったことに気づかされます。 柔らかい詩の中に、すごく大 切なことが含まれているのです。
いい詩がたくさんあるので、子どもから大 人まで多くの人に金子みすずに触れてみて欲しいのです。

モデレーターのコメント
すばらしい詩であるということを相手にわかりやすく伝えられていると思い ます。柔らかくてかわいらしい詩というのにどんなのかな、と考えさせられ、 詩=ポエムと恥ずかしがって読めないという人もさほど抵抗なく受け入れら れると思います

ピースキー (1)全ての生命の尊重(2)非暴力(3)助け合い

「世界中の全ての色」

2005-11-24 19:25:02 | 歌・詩
シングルCD「愛の言葉」 カップリング曲 COCA-50182
2000年01月26日発表
坂本サトル

レポーター:けちゃ

この歌は、子供が主人公の歌です。
南の島から北極、洋の東西もテレビで見るだけでは物足りない。
これからを生きていく僕たちの邪魔をしないで、任せてほしい、だから力になってほしいと訴えます。
未来をつくる子どもたちは、この世界の動かし方と、友達を慰めたり、思いを伝えたり、という基本的な生きる力を教えてほしいと歌っています。
世界中にはいろんな色、政治役に、宗教、人種などさまざまに色分けがされていますが、世界中のすべてを知りたいという子どもの好奇心には限りがありません。
こうした子どもたちのエネルギーは、大人に何かをやってもらうのではなく、「あとはOK!」と自分たちで生きていけるたくましさがあります。
正確に情報を得ることで、生きる力を促し、人々の違いを理解した上で、これからの世の中を建設的に生きていくことを歌ったこの歌は、曲調も明るく、ギターを弾きながら、子どもたちと一緒に歌いたい歌です。
NHK「みんなのうた」では、タケカワユキヒデさんがアレンジしたもの、坂本サトルさんのアルバム「終わらない歌」にはアルバムバージョンと全部で3つのバージョンがあり、聴き比べても楽しいです。

モデレーターのコメント
こうした平和を促進させる歌というのはたくさんありますが、中でも子どもを主人公にした歌がある事は初めて知りました。
戦争、犯罪などがはびこっている現代だからこそ、こういった生きる力を与える歌が増え、広まってほしいと思いました。

ピースキー (3)助け合い(4)傾聴(6)寛容と連帯