新しい年になってもいつもと何ら行動は変わっていない私だが、実は数日前から天気とにらめっこしながらある計画を立てていた。そう、新年早々に旭山動物園へ行こうとね。天候にも恵まれていざ出発!! バスに乗って約3時間ちょっとの道のりだ。
動物園に着くとちょうどタイミング良く「ペンギンの散歩」が行われていた。今から追跡するよりは戻って来る所を待っていた方が賢明である。ご帰還までの間に施設に残っているペンギンを見る事にした。
これはイワトビペンギン。以前はやたらと人気者だったけどブームは去ってしまったのかな?
こちらはフンボルトペンギン。定番のペンギンだね。
そして、こちらはキングペンギンの親子である。雛はまだ羽毛に包まれていてまるで巨大なキーウイみたいだね。(^^)
野生ではこの状態で親は一旦いなくなってしまうらしい。過酷な世界を生き抜いているのである。でもここでは置き去りなんて事はないね。
この雛の顔、何だかほんわかしていて可愛いね。
へへへー、思惑通りに戻って来たペンギン達を間近で見る事が出来た。相変わらず凄い人気。
同じ鳥でも姿が変われば行動も変わる。時々滑ってこけそうになっている個体もいた。このヨチヨチ歩きが魅力なのだろうなぁ。
今回はレギュラーメンバーのキングペンギンの他にも飛び入り参加のジェンツーペンギンがいた。
園内には野鳥もたくさんいる。今回はコゲラがたくさん群れていた。コゲラはカラ類に混ざっている事が多い。こんなに小さくてもキツツキである。
アザラシ館では「もぐもぐタイム」が行われていて館内からアザラシの姿は見えなかった。これはケガニ。グルメな人には堪らないかもね。
最近人だかりが出来るようになったレッサーパンダ。これは眠っているところ。
この画像は前回行った時に写したもの。彼らはこの梯子を使って移動して遊んでいる。その姿をじっくりと観察する事が出来るという訳である。
最近オープンした話題の「オオカミの森」である。オオカミが自然な状態で飼育されている。従って必ずしも見る事が出来る訳ではない。これが行動展示という物である。犬の祖先だね。見た目は似ているけど目付きはとっても鋭い。
オオカミを見下ろすかのように仲良しブト夫婦がいた。この辺りを縄張りにしているのだろうね。ひょっとして以前に雛を連れていた番かな?
こちらはアムールトラ。ネコの仲間である。(=^・^=) ちょっとご機嫌斜めだった感じ。
このお尻、だ~れ?
アミメキリンでした。私はマサイキリンよりもアミメキリンの方が好き。(^^)
一生懸命に雪を食べていた。キリンの舌はどうして紫色なの?(^^;;
このお尻ってだ~れ?
シロサイでした。野生での生息数は激減している。いなくなってしまったら嫌だよ。
見た目は凄いけど、とても優しい目付きをしているね。
これは誰か分る? 実は私、動物のお尻(人間は除外)が可愛いと思うのである。
動物園の定番。カバだよ。上の画像を見てもらうと分るのだが、脚が斑模様になっている。実は日本の動物園にいるカバのほとんどにこの斑模様がある。聞いた話では日本のカバはみんな血縁関係にあるらしい。
雪上でぐっすりと眠るホッキョクグマ。彼らにしてみれば北海道の気温なんて暖かいのだろうなぁ。
この手と鼻先に触ってみたいと思ってしまった。(^^;
そして今日の目的である「ワンポイントガイド」だ。今回のテーマは「カラスと人」だ。これを聞かなくてはね。こうして捕まえられていてもあえて無駄な抵抗はしない。そうかといって決して人馴れしている訳ではない。
もちろん、チゴハヤブサ先生もいるよ。
今日は「瞬膜」についての話もあった。これがカラスの瞬膜。
今日のカラス先生は今年生まれの若ブトだった。可愛い顔をしているね。(^^)
近くで一緒に話を聞いていたボソがいた。
塒へ移動を始めたカラス達。私もそろそろ帰ろうっと。
帰りは帰省ラッシュに巻き込まれてしまいバスは満席。一本遅らせる事にした。帰る頃になると雪が降り出した。今日はとっても楽しかった。いつもの公園とは別世界である。もっと頻繁に行きたいと思うようになった。だってね~、カラスを野生に近い状態で飼育している動物園って他にはないからね。
昨日はお会いできて嬉しかったです。
しかし、いい年して、人見知りの悪癖が頭をもたげてしまい後悔することしきり。。
ハシブトの性別を言うあたり、「おお、さすが」と内心思っておりました(笑)。
それにしても、瞬膜がかぶってる写真、よく撮れましたね。
微妙な光沢がきれいなのに端的にいうと「黒い」体に真白な瞬膜は作り物みたいに異質でしたが。(´ω`;
その下の写真と同一烏に見えない~。
旭山動物園、TVでもよく見ますが、展示に工夫があって楽しそうですね!ペンギンいろんな種類飼われているのですね。もう少し人が少なくなったら行ってみたいです
カラスの講義に使われていた子は飼育されている子なのですか?ずいぶん大人しくしているのですね~
動物園ってよく見ると結構野鳥が居るんですよね。大阪にある動物園はサギ天国になっていて、それはそれで面白いです
こちらこそ声を掛けて頂きありがとうございます。人見知りなんですか? そのようには感じませんでしたよ。ブトの性別は長年見ていて100%ではないですが分るようになりました。ボソはもっと分りやすいですよ。
瞬膜画像は連写で写した物です。いつも私は連写で写しています。その方が良い画像を選べるし写っている確立も高いのですよ。
カラスの話、良かったですよね。(^^)
身近な鳥ほど生態を理解してもらっていないのであのような試みはもっとたくさんやって欲しいですね。
旭山動物園も以前から比べると混んでいません。と言っても他の動物園から比べるとまだまだ混んでいるのでしょう。
カラス先生は動物園で飼育されている個体です。本良于なら有害鳥獣駆除で殺処分されるはずだった個体を動物園で引き取って飼育しています。飼育されているといっても人に懐いている訳ではありません。
画像のカラスがおとなしいのは「無駄な抵抗をしても意味がない」という事を頭の良い鳥ですから自分なりに理解しているのでしょう。足をしっかりつ掴まれているので動きが制約されています。それでも隙があったら逃げようとすると思います。
ここではカラスは自然に近い行動が出来るように展示が工夫されているのですよ。
機会があったら絶対に見て欲しいと思います。
サギ天国、迫力ありそうですね。大阪は行った事がないですね。(^^;
こんなに大人しいのは、毎日掴まれることに馴らす訓練の賜物なのですね。カン太は毎日捕まえていても絶対に言うことなんか聞かかったし、捕まえること自体に馴れる事はなかったです。飼いガラスから見れば人間は一緒に暮らしている家族であって、わがままを利いてもらえるという甘えを持っているのでしょうね。
動物園のカラスとして野生状態を保ったまま生態を見せるにはこのくらいの距離感が必要なのだとしても、カラスを飼った人間としてはちょっと残念な気もします。
ブトボソさんが面倒見られた子はまだ元気にしていますか。毎年何羽くらい入れ替わるのでしょう。またカラス先生の記事を楽しみにしています。
カラス先生は何時間見ていても飽きないですね。おとなしいのは馴れている訳ではないのです。ほとんど自然状態に近い行動です。頭が良いので無駄な抵抗はしないのだと思います。でも隙があったら逃げようとすします。その辺の行動って見ていても感じ取れます。
私が預かったカラス達も元気にしているそうです。今回は登場しませんでしたけど。またカラス先生に会いに行きたいです。
旭山動物園、羨ましい…
それにしてもカラスの生態をただしく説明してくれる動物園があるのは頼もしい事。
これがどんどん伝わってくれれば良いですね。
今年もよろしくお願い致します。m(__)m
旭山動物園は話題になっている以上に面白いですよ。機会があったら是非行ってほしいです。