カラスの巣立ちが始まってあっと言う間に7月になりました。
まだ雪が残る時期にカラス達は造巣を始めました。
そして巣が完成して抱卵開始です。
抱卵~育雛中はひっそりと行動していました。
しかし余計な手出しをする人間にしばし邪魔されます。
こういう場所は人の手出しがないので良いですが雛の巣立ちがダイビングという過酷な状態になります。
ここの雛は3羽でしたが1羽はダメでもう1羽は行方不明、もう1羽はリハビリ中です。
このブト雛は巣立ってすぐに地面に下りて一時騒動になりましたが今はもう大丈夫。
3兄弟で元気に飛行訓練しています。
雛がこうして安心して昼寝が出来るのは親がしっかりと見張っているからです。
親は炎天下の中見張りを怠りません。
( >_[・]) ロックオン
今年の札幌は4月5月が異常に寒くて芽吹きも昆虫の出現も非常に遅れてしまいました。
その結果カラスの繁殖にも影響が出ました。
特にボオsには大打撃でまともに巣立ったボソの方が少ないような気がします。
巣立ち時期になっていてもきちんと成長していなくて巣から落ちて捕獲され捨てられた雛も多いです。
無事に巣立って親子で過ごしているカラスを見るとホッとします。
雛はいつまでもおねだり怪獣したようです。
自分で採食が出来ていても親が来るとおねだり開始です。
せっかく巣立っても建物や車に激突して命を落とす雛も多いです。
特に都心になればその手の事故死が増えます。
今年もカラスの巣立ちもそろそろ終わりに近づきました。
もっともっとカラスへの理解者が増えると良いなと思いながら毎年カラスの巣立ちを見守っています。
誰も来ない(私は行きますけど)小さな公園が遊び場です。
今朝も「まあ、女の子かしら」言いたくなるような可愛い声で鳴いてる子がいました。
お返事が遅れてしまいました。
5羽の雛はしばらく見ていないですね。
特に今年の札幌は条件が悪くて2~3羽が中心でボソだと失敗が多かったです。
雛の甘えた声は本当にかわいいですよね。