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お茶を飲んで小さな子が「しっぶ～い」と顔をしかめるのを見かけることがあります。
でも、同じお茶を飲んだ子が「おいしい」とニコッと笑って湯飲みを返してくることがあります。
さて、お茶の渋みってなんでしょう。
薬学的なことはさておいて、単に味覚的な単語の意味として調べてみました。
渋さを思い浮かべると「緑茶」と「柿渋」が代表的です。
でも「緑茶」の渋みと「柿渋」の渋みは、もうひとつ分類をした方が良いほの味覚に違いがあります。
「渋味」は収斂（しゅうれん）と言って、舌の細胞を引き締める作用があります。
そのために、渋いと感じたその味覚が数分で甘みに変化します。
「苦味」は口中全体をしびれさせます。
柿で感じた渋みは決して甘みに変化することはありません。
どちらも共通しているのは全体を抑え、、派手さを控える傾向の味覚です。
そして日本古来の褒め言葉にもなります。
「苦味」「渋味」は、「成熟した大人（特に男性）」の形容詞
「苦みばしったいい男」があります。
でも「苦い」という味覚は古来より敬遠される傾向にあったようです。
「苦々しい」「臥薪嘗胆」「苦虫を噛みつぶす」「苦い経験」「苦い思い」のように
マイナスイメージの形容が多いようです。
「渋い」は
「渋い色合い」「渋い俳優」舌以外の部位でも感じられて触覚も関係しているようです。
抑えた表現と言えば「渋い返事」がありますね。
さあ、「渋さ」「渋味」と鹿児島茶を介して向き合ってみませんか。
そうそう、渋さと言えばビールも渋さがありましたね。
なつは豪快に生ビールが。
もちろん、冷茶のおいしさも忘れてはなりませんが。
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ご来店の際に本館高島屋コンシュルジュでお問い合わせください。
毎日がお茶の香りと共にあると良いですね。
お茶と言ったら耕伸の鹿児島茶をお勧めします。
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