週末の夜に写真を撮りたくなってしまいました。。
知り合いはケホケホの一ヶ月くらいコースを終えた模様ですが、森のなかまはこの1週間ボーッ。仕事も早めに切り上げ帰宅するもボーッ。帰宅後何かを仕様という気力もなくボーッ。
こういうときは中々カメラに手が届きません。ただ何か撮りたいなぁという想いだけが切々と積み重なります。いかがお過ごしでしょうか。
金曜日はワイフの誕生びでしたので帰りに日吉駅前の花屋さんに寄ります。やや濃いめのピンクのバラがビビビッときました。予算を伝えて花束にしてもらいます。素人がアレンジを考えるよりもプロに任せた方が何かと楽しいものであります。
シンプルですが愛らしくまとまった花束になりました。
プロは思ったより多くのバラを手にとります。何を合わせるのだろうとワクワクしていると。。。やはり「
かすみ草」です♪。かすみ草があればメインの花は1輪でもオーケイ!というぐらい夫婦ですきなのであります。ところが何故かかすみ草が少ないです。。
「もうちょっと、かすみ草増やすことできますか?」とプロに口を挟んでしまった森のなかま。。
「あっ。。これサービスなんですが。。」ちょっと困るプロ。。
「ならば!バラを減らしてもいいので。。」
「はーい♪」
色々なわがわままを聞いてくれるのもプロなのであります。
一輪挿しだと窮屈なので実家からもらったピッチャーにユルリと花をいけて食卓に置きます。
ご飯を食べて、湯船に浸かります。部屋はいつも通りフラッシュライトの関節照明で暗くなっています。
明日は休日という事もあって写真を撮りたくなってしまいました。
下に小さいライトを立ててゴソゴソと写真を撮り始めます。見た目とは違うイメージに映りますので、そのギャップを楽しみます。
こちらは、ディフューザをかませた
V11Rを左手に持ちながら撮ってみました。どこにピントが合っているのか良くわからない写真ですが(笑)。。かすみ草って近くで見ると宝石みたいな花なんですよね。引いてよし、寄ってよしと好きな花であります。
ピッチャーを見ると気泡が付いていて裏側からライトで照らすとキラキラして綺麗です。
茎と水面が触れているところは表面張力で面白い曲面を作り出すので見ていると向こう側の気泡が流れるように映っていました。手前の水とガラスがレンズのようになって像を歪ませるんでしょうか。
なにぶん、食卓の上で撮っているのでワイド光で撮ると色々と生活感が出てきてしまいます(笑)スポットな光で撮ると何だか抽象っぽくなってアーバンな雰囲気になります。
冒頭のバラをコントラストを弱めて撮ってみました。暗いなかでのスポット光でもピンクの階調が残ってちょっとエッチな雰囲気になります。なりませんか?
花は虫達を集めるために姿を進化させてきたそうですが、こうしてみると人間にも惹き付けるようです。ちょっとエッチな質感と雰囲気がいいのであります。
ペンタックスのカメラにある「ほのか」というカラーモードがあります。コントラストを落として、キー(絵全体の明るさ)を高くします。明るいところで使うとホワーンとしたハイキーで軟らかい絵になります。
コントラストを落として撮るのでスポット光を当ててもそれほど階調潰れや色が飽和しないのです。でも、ちょっと眠くなってしまったのでコンピュータで彩度モリモリ、黒をバッサリと潰してみました。少しはエッチな雰囲気が伝われば良いのですが。。。まだまだですね(笑)
下から照らしので天井には楽しい影が浮かび上がります。マクロな世界はハマリだしますと止まりませんので、今度は
ワイフの超拡散青ゼブラライトを出して少しだけ引いてとってみる事にしました。
白と青の二色を使ってみます。かすみ草に当てるとシナプスの模型のような複雑なニューロンネットワークが浮かび上がります。
カメラ内にあった「多重露光」を使ってみました。1枚目にピントを合わせて撮り、2枚目はMFに切り替えてピントをズラして露出オーバーにしています。
こちらは上と同じ方法で2枚目のピント外しを更に派手に、撮る位置も変えてみました。好き嫌いはあるかと思いますが、なんだかポワーンとした軟らかい感じになりましたので「こういう撮り方もありかなぁ」と思う今日このごろでもあります(笑)
下から花を照らして、左手で向こうのかすみ草を照らしながらとってみました。今度はコンピュータで彩度を落としてみました。
写真の出来上がりは別にして(笑)こうして写真を撮って遊び出してみるとボーッとしていた頭が少しだけスッキリしてきます。
懐中電灯にティッシュや白いレジ袋を被せるだけでも面白い光源になりますので夜写真を撮りたくなった方は暗闇でゴソゴソと楽しんで下さーい。
それでは!