ルルルーん。穴っぽこ見ちゃうよぉ~。ラララ~ん♪
昨日は凄い荒れ模様でした。
さすがに大桟橋に行こうとは思えず貯まった疲れのせいかグータラと寝てしまいました。
最近は忙しさにかまけて写真もあまり撮らないでいたので本日は重い腰を上げて紹介していないライト達の写真を撮ってみました。
まずは
ZebraLightのH51Cです。
以前、ちょっと変わった
ZebraLightのH501wを紹介しましたが、このH51Cも直立してテッペンにスイッチが付くスタイルです。
H501wに比べて若干大きく、少し重くなりましたが単三電池(AA)1本の十分小さいライトです。
造りも良くネジもジャリジャリすることなく非常にスムーズです。
最近は電池にはエネループを使っています。
エネループを使う時は過放電に注意しましょう。Lowモードではランタイムが「日単位」と効率がよいのですが、それだけ電池を絞り上げます。
アルカリ電池等の1次電池ならいざしらず、充電電池を絞り上げると電池が著しく痛んでしまいます。
HighとMidモードの差が分かりにくくなった頃が充電の合図と思えば良いようです。
おかげさまで、貧乏性で暗くなっても「勿体なくて電池が取替えられず本来の性能が発揮できない」なんて事もなくなり、用途に応じた調光が出来る体になりました(笑)。大人です!
H501wにもクリップがあったのですが、おせいじにもスマートではなかったのですが、今回はとてもスマートです。
このクリップはライトの溝にパチンとはめるられるのですが、外装が強靭なハードアノダイズドと呼ばれる処理がなされているのでクリップをはめたら傷ついてしまうという切ない事はありません。
上下2カ所に溝があるので使い方に応じて、パチンパチンとはめ直せます。
コロコロと回転してしまいそうな形でもこのクリップのおかげで、好みのアングルでライトを置く事ができます。定番の上向きです。
部屋の蛍光灯のヒモが切れて以来、森のなかまのはこのライトでお布団を布いたり物を探したりして楽しんでいます。
ちょっと、すねているようなこのアングルも好きだったりします(笑)。
こんな風にクリップを止める位置を変えるだけで上や斜めに向けたりしてライトを置く事が出来るんです。
帽子にもチョコンと付ければ簡易型ヘッデンに早変わりです。
ZebraLightの製品にはちゃんとヘッドライトになるようにバンドとライトを支えるゴム製の付属品があるのですが、それらを使わずにこんな風に使えるんですね。
帽子が好きなメカ屋さんも多いですから仕事にバシバシ使えそうです。
それなりに帽子のツバで蹴られてしまいますが前方を照らすにはこれでも結構使えます。手元や足下を一時的にハンズフリーで照らしたいのであれば冒頭の写真のようにツバの下に入れてしまえば良い訳です。
H501の時からUIが新しく刷新されています(このボディのタイプ新しいUIのようです)。
長押しでLow->Mid->Highモードをルーレットで回ります。
各モードはダブルクリックでそのモードの中で暗らい、明るいが切り替わり、記憶されます。
Highモードはちょっと変わっていて、H2(63Lm/2.4H) H3(80Lm/1.7H) (4HzStrobo)があります。
でも、ダブルクリックするたびに、H1->H2->H3->Stroboと切り替わるのではなく、予め選択しておいたモードに切り替わるようにカスタマイズします。
Highモード時にダブルクリックを6回すると、H2,H3,Strobeが選択出来るようになります。好みのモードでダブルクリックを止めればそれが記憶されます。
書くと難しそうですが、やってみるとあまり難しくないです。
ストロボモードを使わない森の仲間は省電力のためH2を設定しています。
いちいち、ストロボを経由しなくてよいのでお気に入りです。
左よりL2(0.3Lm/16Day) L1(2.8Lm/3Day) M2(14Lm/30H) M1(29Lm/9H) H1(130Lm/0.9H)
各モードで明るさの違いが分かり易すく使い易い調光配分です。
H501がプロジェクタのようにフラットな配光なのに対しH51Cは中央にスポットのある配光です。
フラットな配光が欲しい場合は
H51FCという風防がフロスト加工された機種があります。
購入直前まではフロストレンズを備えたH51FCが欲しかったのですが、手元用とは言えある注目している箇所をより明るく照らすスポットを持つ配光も捨てがたいよなぁ、と考えるようになってきたので迷ったあげくこちらにしました。
拡散させたければティッシュペーパ等でディフューズさせれば良い訳ですから。。
さて、このライトの最大の特徴は「高演色LED」を搭載している事です。
色温度が大雑把に言えば赤っぽい、青っぽいを表すのに対して、演色性は照らされる対象物が偏りなく色を表現出来るかを表します。
時代遅れと思われている電球はダントツに高い演色性を持ちます。
赤っぽい光なりに偏りなく照らす事では熱放射の光源はとても優れています。
蛍光灯も電球より演色性は低いのですが、美術館や写真を見る為のライトボックス等には色評価用の高演色のものが使用されています。
LEDについては一般的に演色性は低く、特定の色だけ沈んで見えてしまったり結構不自然な色合いになってしまいがちです(青っぽい光の事をいっているわけではありません)。
人気のLED照明も演色性に自信のあるものは演色評価指数を表記しているものもあるようですが、無いものはそれなりの物のようです。
このライトに使われているLEDは演色評価指数が85と一般的な蛍光灯よりも高く心くすぐられたのであります。
H501wの照射。
H51Cによる照射。スポットを柔らかくするためにティッシュペーパーを被せています。
あんまりというか、この写真では見分けがつきませんね(笑)。
見た目では結構違うなぁと思っていたのですが、こうも違わないとちょっと何です。。
まぁ、写真でその差を明確にするには、
カラーチャートなんかでやらないと分からないかもしれませんが、H501wとH51Cでは配光も違う事もありますので「違いがない!」というのはロマンがありません。
本当は「違いが分かる男(死語)」を自慢したかったのですが「違うかなぁと思う男」で今回は深追いしません(笑)。。
最近まであまり気にしなかったのですが
ZebraLightにはロゴや型番を表すものが本体にありません。
確かに。。。
素っ気ない感じはこんなところにもあったのかもしれません。
でも、一般の方がもつ懐中電灯のイメージからはおよそかけ離れたこのルックス、敢えてブランドを表にださず、かといってパチものではない造りのよさは、ある種の男の子の感覚をピクピクとさせます。
高機能、高性能をサラリと詰め込み、ツールとして強い自己主張をしないZebraLight。
森のなかまはカッコイイなぁと思います。
それでは!