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海外メンタルヘルスニュース

芸能人はやっぱり自己愛が強い?

2006年10月20日 | Weblog

LOS ANGELES (AP) ―「芸能人は自己愛が強いのか?」という疑問を解決するために調査を実施したのがthe University of Southern California(USC)のDrewとS. Mark教授。

被験者は200人のセレブ。

結果、芸能人は自己愛が一般人に比べ強いという結果が出ました。芸能人の中でも男性より女性の方がより高い自己愛度を示しました。

「驚くべき結果ではありません。セレブがこうなるのは当たり前のことです」とのこと。

ちなみに、自己愛性人格障害と定義付けてるわけではありませんので、誤解しないで下さい。


Lionel Richie(ライオネル・リッチ)がNicole(ニコール)について語る

2006年10月19日 | Weblog

Nicole Richie(ニコール・リッチ)を父親Lionel Richie(ライオネル・リッチ)がVanity Fair magazineのインタビューに応じ、娘の体重の変化について語りました。

「父親として何が出来るのか…恐らく一番良いことはニコールが自分の危機的状態を認識することだと思うのですが…」

また、父親はニコールが今年に入ってから治療を受けたことも認めました。

なお、ニコールは摂食障害の事実を否定しています。

ニコールの記事はこちら

快楽主義者 Elizabeth Taylor(エリザベス・テイラー)

2006年10月18日 | Weblog
Elizabeth Taylor(74歳)がHarper's Bazaarのインタビューで自称「快楽主義者」宣言しました。

「私も他の女優さんのような容姿・体型に憧れてます。でも、もう無理なのよ。線が切れた感じね。無制限に食べたい物を食べたいだけ食べ続けてるの。私は完全なる快楽主義者よ。まあ、それを楽しんでるから誰にも文句は言わせないわ」

エリザベス・テイラーまだまだ元気一杯です。

・摂食障害というわけではありません。

Keira Knightley(キーラ・ナイトレイ)が摂食障害の噂を否定

2006年10月17日 | Weblog
代表作
スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
パイレーツ・オブ・カリビアン
パイレーツ・オブ・カリビアン2

パイレーツ・オブ・カリビアン2出演時に体重がかなり減少していたように見えたので、ゴシップ誌(紙)、インターネットで「キーラは摂食障害だ」という噂が瞬く間に広がりました。

この様な噂が広まったとき、日本では「あなたは摂食障害と心配されているが…」というインタビューはあまりされないと思うが、恋愛関係同様にごく普通に聞かれるのがあちらの芸能界。また、メンタルヘルスに対するカミングアウトも日本と比較すれば一般的です。

キーラの場合は自分からこの報道に触れました。

「摂食障害と言われてるのは知ってるわ。私は確かにこの業界で摂食障害で苦しんでる人が居ないとは言わないわ。実際にそういう人知ってるもの。だけど、私は違うわ。至って健康的だし摂食障害とは無縁よ。私の父は背が高くて痩せてるの。そう、これが我が家系の体型なの。でも、おばあちゃんは摂食障害だったことあったみたいだけど…(1940年頃)」


精神分裂病→統合失調症→ドーパミン調節異常障害?

2006年10月16日 | Weblog

精神分裂病という名前が差別・偏見を生むとして統合失調症に変更されて4年ほど経ちますが、この名前も妥当性がないということで、再度変更されるかもしれません。

*英語の訳を「精神分裂病」から「統合失調症」に変更しただけで「schizophrenia」という英語は変更されていません。今回、この英単語が変更になるかもというお話です。

新しい名前の候補の1つとしては「dopamine dysregulation disorder」(ドーパミン調節異常障害)

ただ、現在その様な意見が出ているだけであって、本当に名前の変更があるのか、また変更するにしてもどのような名前になるのかは定かではありません。

不名誉な称号を手にした英国人

2006年10月15日 | Weblog

The head of a government watchdogが今月の12日に「ヨーロッパでthe worst dietsをしてる国民は英国人である」という警告文を発表しました。

日本では「ダイエット=痩せること」という意味が主流ですが、ここで言うダイエットは、食事制限をして体重増加を防ぐ意味も含めて「正しい食生活」を意味しています。

オーバーウェイト=米国人がよく取上げられますが、英国人も負けてはいません。男性の約70%、女性の約60%はオーバーウエイトです。しかし、「ヨーロッパで」という言葉があるように、やはり世界ワースト1は…


刑務所内のメンタルヘルス問題/北アイルランド

2006年10月13日 | Weblog

北アイルランドの刑務所に服役している囚人の約90%が、何かしらのメンタルヘルス問題か人格障害を持っていることが先月報告された。付け加えて、約70%が小学生並みの読み書き能力しかないことも報告されました。

先月の書きましたが、アメリカ国内の刑務所でも似たような状況が報告されています。


新しいリスク要素の発見/統合失調症

2006年10月12日 | Weblog
The American Journal of Human Geneticsより

UCLAの科学者が新しい統合失調症のリスクファクターを発見したと発表した。この報告によれば、ある特定の遺伝子が母親の持つその遺伝子と似ている場合、将来的に統合失調症になる可能性が高まる。

その遺伝子とはhe human leukocyte antigen (HLA) の中のHLA-Bという遺伝子。この遺伝子が母親と似ていると可能性が約1.7倍高まるそうです。

統合失調症側の被験者は約300家族でした。これからさらなる研究が続く予定です。




omega -3

2006年10月11日 | Weblog

The Society for Women's Health Research (SWHR)の調査報告によると、妊婦の約60
%はomega-3が子供に与える影響について全く知らないということが分かった。

大半はカルシウム、ビタミンD等には関心を持ち、普段から気をつけているが、omega-3に関しては知識がある程度あっても気をつけている人は少ない。

omega-3とは魚に多く含まれる脂肪酸のことで、摂取することによるうつ病予防や健康促進に役立つと言われ続けてきました。

しかし、今年は発表された論文では「omega-3が健康上の利益をもたらしている明確な証拠は全くない」とされ、論争が続いています。また、魚は健康に良くとも、近年は水銀問題もありますので、疑いもなく多量摂取をするのも怖い気がします。

それでも依然としてomega-3を推薦する専門家が圧倒的です。