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とある裁判 その2

2006年10月24日 | Weblog

Sharma医師がRoyston被告に紹介したのは、犯罪科学・法医学で有名なThe Caswell Clinicだった。

「さらなるアセスメントが必要だと感じたからです。私よりもっと知識と経験がある専門家の支援が彼には必要でした」(Sharma)

しかし、このクリニックで下された診断はSharma医師が考えるものとは異なった。

「うつ病で人格障害とは言えないと告げられました」(Sharma)

「あなたは彼らが下した診断は適切だと思いましたか?」

検察官Peter Murphy QCに裁判で質問されたとき、彼はきっぱりとこう答えました。

「いいえ、そうは思えませんでした」

「あなたはあなたの下した診断に基づいて治療を継続しましたね?」(Peter Murphy QC)

「はい」

適切な治療を受けられていないと感じたRoyston被告はSharma医師の治療継続を求めたのだった。彼もまたそう感じていたので、再び治療は再開された。


続く