Sex and the cityの主役の1人キャリー・ブラッドショー(Carrie Bradshaw)がまさに買い物依存症の1例。ストレス解消方が買い物の彼女を観て共感出来る人も多いのではなかろうか?
買い物依存症がクローズアップされたのは1990年代に入ってからである。日本人のブランド志向は高く、日本が一番買い物依存症の多い国と捉えている人も多いかもしれないが、買うものや料金の差はあれど、ドイツ、イギリスも多い国として知られている。
例えばドイツ人の女性の約20%が買い物依存症。イギリス人の女性の過半数はパートナーとのデートやセックスよりも買い物をしている方が幸せと答えている(全員が依存症ではないが)
心理士のNadezhdaによれば、買い物依存症の人は入店した時や買い物をしてる時は、罪悪感や苦しみは無いが、いざ家に帰ると罪悪感や後悔することが多い。また、かなりの量を買うので開封しないことが多いと言う。
買い物依存症は薬物依存やギャンブル依存となんらかわらない。
買い物依存症に陥る原因は様々だが、Nadezhdaは「一般的な家庭でなに不自由なく育ち、良い教育も受けてきた人が多い。周囲から見れば恵まれた家庭だが、1つだけ共通して足りないものがあります。それは愛情。共働きであったり、しつけに厳しかったり。子供の時愛情に飢えていたパターンが多いようです」
また、買い物依存症の人の共通パターンとしては、impetuous(せっかち・衝動的・性急)な人が多い。先に行動して、その後起こる結果を後から考えるパターンが一般化している。
多くの人はお店に行く前に何を買うか、予算が幾らなのかを考えるが、その逆で先にお店に行き、買いたいものをある程度買った後に、自分の貯金や物欲を考えることになる。このような思考がパターン化していうので、カードはますます買い物依存症に拍車をかけることになる。現金で買えば、財布からお金がなくなれば嫌でも買い物は止るが、カードではそれが起きない。そして、多くのものは借金をするはてめになってしまう。
続く