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海外メンタルヘルスニュース

摂食障害を認める--Portia de Rossi

2006年08月31日 | Weblog

女優Portia de Rossi(ポーシャ・デ・ロッシ)が雑誌Vogueのインタビューで摂食障害であったことを認めました。摂食障害になったのは人気ショーAlly McBeal(アリー・myラブの原題)に出演し始めた頃(シーズン2から出演)

「時々考えるの。もしAlly McBealに出演していなければ、摂食障害にもならなかったのかって。他の女優やモデルが自分たちの体形をどう考えてるか全く分からないわ。でも、私にとって彼女たちの体形がお手本だったの。摂食障害が消えたと思ったら現れ。また消えたと思ったら現れの繰り返しよ」

人気が高かったため過度のプレッシャーや疲労、また周囲の女優からの影響が摂食障害の原因と考えている。

同じショーに出演し主役であったCalista Flockhart(キャリスタ・フロックハート)も摂食障害であるという噂が根強い人物である。

以前から度々摂食障害の問題が指摘されていましたが、常に否定し続けてきました。人気雑誌Peopleではこう発言していました。

「私は普通に食べてます。食べたいものを食べたいだけね。至って健康的な食生活を送ってます。私が摂食障害?はっきり断言できるわ。答えはNo」

彼女の場合、ゴシップ誌等で指摘され続けて5年以上が経過しています。


女性の10人に1人が自傷

2006年08月26日 | Weblog
LONDON (Reuters)---毎年女性の10人に1人が自分を傷つけている。今まで考えられてる以上に自傷は一般的なものとなっている。

6千人の15歳と16歳の学生を対象に実施されたオックスフォード大学の調査結果によると、女性の自傷経験の割合は男性の約4倍であることがわかった。男性の3%、女性の11%が昨年自傷をした経験があると答えた。しかし、このうち実際に治療を受けている人は僅か11%であることもわかった。

過去における英国での大規模な調査は主に病院で実施されており、自傷の経験者は遥かに少ないと考えられていたために(25,000人)、この発表は衝撃を与えた。


睡眠薬の過剰広告

2006年08月25日 | Weblog

睡眠薬を使用する人が増加しているのは、広告の影響と指摘する声が高まっている。積極的な広告の戦略は、医薬品の高騰と副作用も伴う過剰摂取につながっているとして、批判が高まっている。

昨年の処方件数は4300万件で、2001年の2900万件から大幅な上昇をみせた。最も高いセールスをほこる「アンビエン」は、処方薬全体の順位でも14位である。

米国の医薬品業界は昨年、広告費に40億ドルを投じた。その金額は10年前の約5倍。米国は処方薬の広告が許されている数少ない国の1つである。過去の広告は病院向けだったが、米食品医薬品局(FDA)が1997年にテレビ広告の指針を制定し、消費者向けの宣伝が増えた。


半数は治療を受けず--ADHD

2006年08月20日 | Weblog

Science News---薬の過剰供給が社会的問題となっている一方で、Washington University Schoolの研究チームによれば、ADHDと診断された子供の約半数は何の治療も受けずに過ごしている。

ADHDと診断された子供の内(7~17歳が調査対象)、男子の58%、女子の45%は処方された薬を飲んでいる。

30年前には薬を飲んでいるADHDの子供は0,6%しかいなかった。ここ10年で急速に子供への処方も一般的になったが、一方で副作用の問題が社会問題にもなった。

合う薬を見つけられれば確実に症状は軽減出来るが、薬はADHDの症状を一時的に抑えるだけであって、ADHDを治すものではない。飲み続けることによって大人になった時どうなるのか?まだ全てが明らかになってない副作用のリスク等を考えて、控える親も多いことがこの数字から窺い知ることが出来る。




ストレス?歌を歌いましょう! Part2

2006年08月19日 | Weblog

「歌って精神的にも身体的にもリラックス出来る効果がすごいあるんですよ。靭帯全てが声を関連があるんです。だから、腕をおさえるだけで発声に影響があるんです」

ケルン(ドイツ)とニューヨークで声楽を学んだ彼女は最初呼吸法のクラスを持っていた。

「でもそれは古典的過ぎたわ。決して効果がないわけじゃないけど、古く面白みには欠けてたわ」

面白みを持たすために彼女が考案したアクティビティーはボールを使用したものであった。輪になった皆が順々にボールを手渡していく。ボールを渡された人は自分の好きな曲のフレーズを歌うのがルールだった。

「皆思い思いの歌を歌うの。最初は最近の流行なんかを歌うんだけど、段々ネタが尽きてくる(笑)切羽詰るとすごい古い歌を歌ったり、誰も知らない歌だったりして笑いが起きるの。皆が楽しめるし、無我夢中になれるの」

噂が噂を呼び、ストレスを抱えた銀行員の間でこのクラスがはやりだした。

長年クラスを持ってる彼女だが、未だに疑問であり続けることが1つある。

「女性はより豊かな生活を送れるために色々関心を持つわ。男性もそうだと思います。実際私のクラスにも足を運んでくれる人はいます。でも、他のクラスもそうなんですが、圧倒的に女性が多いの。何なのかしら?」

ストレス?歌を歌いましょう!!Part1

2006年08月17日 | Weblog
LONDON(Reuters)

ロンドン市内で働く銀行員の間で俄かに脚光を浴びているクラスがある。

それはプロのボイストレーナーKarinが開講しているストレス撃退クラスである。内容は基本的にはヨガ、アレクサンダーテクニック(不要な緊張に気づきそれを取り除く技術)、そして呼吸法のコンビネーションで成り立っている。これからは全てプロのシンガーが歌前に行うウォームアップである。

「過労の人が充分なリラックスが出来るように考え付いたのがこれらのアイデアでした」

彼女は当初ロンドンのWest End(劇場などが並ぶ観光地)でクラスを持っていたが、数年後Canary Wharf(ビジネス街)に移った。


「そこにいる人々は皆すごいストレスを抱えています。宣伝のためにクラスのポストカードを配ったりしていました。人とコンタクトを取る事はそう難しい事ではありませんでした。しかし、彼らと目と目を合わせてのコンタクトは非常に困難でした」(相手の目を見て話す時間的余裕がない、精神的余裕がない)

彼女は、彼らが抱えているストレスや恐怖心を感じ取った。仕事で失敗は出来ない、上司からの圧力。競争社会の中で生きている彼らから共通のオーラを感じた。

毎日何万ものビジネスマンが満員電車に揺られCanary Wharf駅を目指す。到着するや否や、巨大なビルの上階を目指し足早に戦場へ向かっていく。

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閉鎖の御知らせをしておいて何ですが、自分のペースでコツコツやっていきます。


閉鎖のお報せ

2006年08月09日 | Weblog
これから忙しくなるのでとりあえず一時閉鎖します。

正確に言えば、サイトからのリンクを外すだけですが、ほとんどの方はサイトからクリックして訪問されてると思います。また余裕が出来れば再開するかもしれませんが、ブログ自体を消去するかもしれません。

本体の方はしばらく更新は滞りますが、掲示板の方には現れますので今後もよろしくお願いします。

管理人

買い物依存症はごく一般的な障害2

2006年08月05日 | Weblog

過度に疑い深く人を信じない人が買い物依存症に多い。彼らにとっては、買い物は一種の鎮静剤と言える。もし彼らが職場や家庭で問題に直面したら、近場のお店やネットショップを訪問することになるだろう。自分に自信のない人(内気な人)もまた買い物依存症に多いタイプである。彼らは買い物をすることによって、自分に自信を持てる傾向が強い。このタイプにあてはまる人は化粧品や服にしか買わない。華やかな服や高級化粧品を買うことが自信を与える。

買い物は彼らにとって自分の抱えている問題を忘れるための手段でもある。買い物している時はその問題はどこか遠くへ行ってしまったように感じることが出来る。しかし、直ぐにその問題は自分の所に戻ってくる。そして、多くの場合はその問題は気付かないうちにさらに大きくなっている。

「これは意地の悪い円です。ストレスを感じると彼らはお店に行き、お金を消費します。しかし、その事が彼らを苦しめます。そして、また彼らは買い物にはしります。この円を断ち切るためにはまず自分の問題と真剣に向き合う必要があります。多くの人はお金が底を尽きるまでそれ程真剣に向き合うことはありません。お金がなくなり、色々なものや人を失ってから初めて相談を決意する人が多いのです」

「買い物依存症の多くは女性で20~30代です。そして、彼女たちの大半は比較的裕福でお金を持っています。しかし、それと同時に『問題』も持っています。買い物依存症は将来は『心理的な病気・障害』と認定されるはずです。買い物のサービスや便利性がこれからますます向上しこれから10年で信じられないくら増加すると思います」

終わり