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海外メンタルヘルスニュース

News2

2005年08月31日 | Weblog
教育相談・適応指導教室:引きこもりの若者、ボランティアとして募集 /和歌山
不登校を経験し、引きこもり状態にある若者の社会的自立を支援しようと、湯浅町教委はこれらの若者を対象に、不登校や発達障害などの子どもが通う町の教育相談・適応指導教室でボランティアとして働くことを呼びかけている。引きこもりの若者をボランティアとして募集するのは珍しいという。

ガーファンクル容疑者逮捕 マリフアナ所持で

米ニューヨーク州キングストンの地方紙デーリー・フリーマンは30日、同州警察当局が米人気デュオ「サイモン&ガーファンクル」のメンバー、アート・ガーファンクル容疑者(63)をマリフアナ不法所持の疑いで逮捕したと報じた。

双極性障害の罹患率が予想以上に増大

米国成人における双極性障害(躁病とうつ病が交互に発現する疾患)の罹患率が軽度のものも含めて4.3%に達し、以前の推計罹患率1%をはるかに超えていることが新たな研究で明らかなった。米ハーバード大学医学部医療政策科教授のRonald C. Kessler氏が、先ごろ米ピッツバーグで開かれた第6回双極性障害国際会議で発表した。

<英語サイト>

Helping young people come to terms with mental illness

Excite 翻訳





境界性人格障害は幸せの証?

2005年08月17日 | Weblog

「基本的に境界性人格障害者は幸せである」

逃げるわけではないけれども、自分の見解ではなくとある方の言葉。恐らく、境界性人格障害の方は「私は苦しんでる」と怒るであろう。

人を傷つけ、人に傷つけられ、対人関係が上手に築けない。時にはリストカットなんかで苦しむ。

これのどこが幸せなの?当事者はそう思うはず。実際痛いし、苦しいし生き辛い。

でも、幸せ。

別に攻撃してるわけでも、見下してるわけでもない。

赤ちゃんのように純粋で天真爛漫に生きている、と言いたかったようだ。

赤ん坊が赤ん坊のまま大人になれば、社会生活に適応するのに困難さを感じるであろう。しかし、赤ん坊は赤ん坊のまま環境がどうであれ素直に生きれば良い(知的レベルが赤ん坊と言ってるのではない)。赤ん坊だって苦しさや生き辛さを感じるであろうが、大半の人が赤ん坊の暮らしぶりを"Happy"と感じるであろう。

勿論、見解は人それぞれ。

境界性人格障害が"Happy"でないと感じるのであれば、治療をすれば次第に改善されていく。そして、最終的に完治させればいい。

周囲は彼らは"Happy"なんだから、私達も"Happy"になれば良いと考えればいいだろう。もし彼らが"Happy"でないと感じるのであれば、手を差し伸べれば良いと思う。

ハードディスクとバックアップと自殺予防カウンセラー

2005年08月14日 | Weblog

デジタルカメラの映像も大切な住所録もハードディスクに保存して、バックアップを取らない人々がいます。全てが消失しても後の祭りと言いたい所ですが、最近ではデータ回収屋さんが増えてきて多額の金を支払って自分のデータを復元してもらう人もいるようです。

なぜ、題名に自殺予防カウンセラーと入っているか?答えは簡単。データ消失で混乱したり、落ち込んでる人の対応のためにデータ回収業者が雇ってるんです。実際これが原因で自殺者は出ていませんが、色々な所でカウンセラーは働いてるのです。

自殺予防カウンセラーが活躍しているデータ復元会社”drive savers”
http://www.drivesavers.com/

バックアップは面倒でもしましょうね。

睡眠薬広告戦争

2005年08月13日 | Weblog

睡眠薬の広告戦争がアメリカで起きている。
2004年は約70億円だったアメリカ国内の不眠治療薬の広告総費用が、今年は既に50億円を超えている。このままのペースでいけば100億円を超える計算である。

2005年発売の新薬「ルネスタ」は、FDAが承認した唯一の長期的服用が可能な不眠治療薬で、これまで人気の高かった「アンビエン」「ソナタ」等が1週間ほどで効果がなくなるのに対して、半年は効果が持続し副作用も少ない。

発売後1週間に6万件のペースで処方され、あまりの急増ぶりに年間の売り上げ予測は約180億円から約250億円に引き上げられ、最終的には1000億円に達するとの見方も出ている。ちなみにこの新薬に対する広告費は現在までで約60億円。

武田製薬が開発した「ロゼレム」が最近承認され、今後「インディプロン」が承認される可能性が高い。これまで治療を受けたことがない層が主なターゲットになる予定なので、さらに広告費は跳ね上がるだろう。

これだけすごい広告費用でも、バイアグラの宣伝費約450億円には遠く及ばないのだが……

葦原将軍

2005年08月12日 | Weblog

「葦原将軍」こと「葦原金次郎」

日本で1番有名な誇大妄想患者。
「我は征夷大将軍」などと叫んでいたため、強制入院。以後、88歳で松原病院で亡くなるまでの間、約60年間を病院で過ごした。

病院内では多くの手下を従え、数々の演説を行い一躍有名人に。
これをマスコミが知り、全国区の有名人となった。
勅語を見学者に売りつけたり、撮影料金等で小遣い稼ぎをするなど、お金にしっかりしてた人物でもあった。


守秘義務を破ります

2005年08月10日 | Weblog
カウンセラーにとって守秘義務は絶対的(守らない馬鹿もおるが。。。)であるが、時に例外もある。

その1つがいわゆる「タラソフ判決」

1969年、カルフォルニア大学の女学生が彼女に対して恋愛妄想を抱いていた加害者の手によって殺害されるという事件が起きた。この加害者は事件前からセラピーを受けていた。そして、セラピー中にセラピストに「タラソフ(被害者)を殺したい。そのために銃を購入した」と伝えていました。しかし、セラピストは守秘義務もあり、内容を一切外部に漏らしませんでした。この事実を裁判で知ったタラソフの両親は、このセラピストを訴えました。

カリフォルニア州最高裁判所の判決は、守秘儀もよりも警告や通報等の「可能的被害者を保護する義務」を優先すべきであるとし、タラソフの両親の訴えを支持しました。

勿論、この判断は困難です。セラピストは反対しているのですが、ほとんどの州がこのタラソフ判決を規範としています。




「子供返せ」と脅迫・暴力…児童相談所、親に苦慮

2005年08月05日 | Weblog
「子供返せ」と脅迫・暴力…児童相談所、親に苦慮

児童相談所は見学しかしたことがないので、記事を読んで大変さを痛感するしかないがシェルター(旦那から暴力を受けて家出をしてきた人を守る場所etc)と同じかなと勝手に想像する。

シェルターの場所は極秘であり、一部の内部者しか住所は知らず外観からは判別出来ないようになっているが、それでもばれる時はばれるのである。そういう時は、残念ながらシェルターの引越しが即座に行われる。せっかくそのシェルター生活に慣れた子供には申し訳ないが、危険回避のためには仕方ない処置である。

シェルターで生活してる人全員が身の危険を感じながら日々過ごしているのであろうが、中にはやはり自分から旦那に連絡を取ってしまう人もいます。

ばれた数時間後には(とりあえずの)全ての作業は完了している場合が多いのですが、その後の子供のケアが1番大変かも。

アジア系(日本人含む)の方々はやはり訴える方は少ない。
一方、欧米人は旦那であろうと訴える方は多い。

文化・生活習慣の違いって本当に大きいです……


処方された薬きちんと飲んでますか?

2005年08月04日 | Weblog

医者から複数の薬を服用するように言われた患者が、指示通り服用しているかどうかを調査した結果が「米内科学雑誌」に掲載されました。

バリューメディックス研究所が1997年~2001年に医療保険の記録を基に約8千5百人の患者について調べた。

今回のケースでは、血圧下降剤とコレステロール下降剤を同時に処方された患者に絞った。

半年後も2種類とも飲み続けていた人は44%で35%は両方の薬の服用を止めていた。21%は、片方の薬のみ服用し続けていた。一年後にはさらに両方とも飲み続けていた人の割合は減り36%。

処方するだけでなく、患者が指示通り薬を服用しているかどうか確認しなければ本当の治療にはならない。

しかし、適量を超えた薬を処方してくる医者もいるので一概に全て飲み干せばいいとも言えない……

不当な暴力行為、プライバシー侵害 19歳男性「長田塾」を提訴

2005年08月03日 | Weblog
不当な暴力行為、プライバシー侵害 19歳男性「長田塾」を提訴

子どもの不登校、ひきこもり、非行の問題を、親になり代わって解決すると宣伝し、名古屋市内で親と子どもの「メンタルケア」の事業をしている「長田塾」(有限会社塾教育学院)とそれを主宰する長田百合子氏に対し、19歳の男性が不当な暴力的扱いとプライバシーの権利を侵害されたとして慰謝料の損害賠償を求める訴えを7月22日名古屋地裁に提起した。

詳細はリンク先をお読み下さい。

昨日、日本TVで長田特集でした。TVで放送されると、うちのサイトの訪問者が増えるのですが、昨日はいつも以上の増加率。「長田百合子」で検索すると、長田百合子の公式サイトの次がうちのサイト。そりゃ人来るわ。


私も「不登校・ひきこもりビジネス」の裏側を少なからず知ってる。そして、TVのこういった類の裏側も少し知っている。

番組内で長田百合子と親が子供の部屋に突入するシーンでは、普通部屋の外からの映像しか撮れないはずなのだが、なぜか部屋の内側からの映像も放送されることが度々ある。TVの映像は視聴者の視覚に訴えて、インパクトが残るような絵を撮ろうとする。今回の場合どういった手法を使ったのか知らないが、部屋の内側からの映像が流された。ということは、長田百合子と親が入室する前にTV局のスタッフが室内に入室していることになる……

不登校ビジネスはそれぞれが村というケースが多い。村の理念に合わない者は村八分。次第に居づらくなり辞めていく、なんてケースも度々みかけた。

人は人、自分は自分なので「止めなさい」という権利は全くないが、長田百合子の場合は言う権利はあるだろう。

「エルメス着て、パーキン持つのは自由だが、暴力は止めなさい」と。

言葉の暴力も入ってますよ。

なぜか、長田百合子に対して批評的なサイトは上位にない。不思議。

これだけ長田百合子を連発すればこのブログも上の方にこよう。