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海外メンタルヘルスニュース

二コール・リッチー(Nicole Richie)回復への道

2007年01月28日 | Weblog

摂食障害を認め、治療を開始した二コール・リッチーの治療過程ががPeople magazineに報告された。この記事によれば、治療開始1ヶ月(昨年11月頃)で5ポンドの体重増加に成功し、治療過程はメンタル的な面も含め順調に現在も進んでる。

パリスヒルトンとの不仲が原因で延期と噂された人気番組The Simple Lifeの第5シーズン延期の大きな原因は二コールの摂食障害によるところが大きかった。当初の予定では2007年3月放送開始だったが、二コールの回復を待っている状態である。





No better than cheaper medication

2007年01月25日 | Weblog
統合失調症のための治療薬は数々あるが、年々価格は上昇している。研究を重ねた結果の薬であるために最新の薬ほど良いと捉えられがちだが、実際は最初に発売された第一世代の薬が最も効き目があるという内容の論文が昨年11月にThe University of Manchesterより発表されました。

しかし、メンタルヘルス運動家からは「患者の選択と希望を奪う」「費用削減のための言い訳」と言われ不評です。要はこの発表によって新しい薬の研究に影響が出ることを恐れているのと、第一世代の薬を服用している人が少ないことに対する配慮から来る言葉です。

しかし、この結果が全てではないですし、差は極僅かです。

ペニス増大手術のお礼に爆弾のプレゼント

2007年01月21日 | Weblog
MSNBCより

Blake Steidler(25歳)が医師に爆弾を送りつけて逮捕されたのは昨年の2月のことだった。怒り狂った彼はこうしないと気が収まらなかったらしい。なにが彼をそこまで怒らせたかと言うと「ペニス増大手術の失敗」だった。

失敗と悟った彼は即座に爆弾メールを送ったのだが、送った後に冷静になり自ら警察に通報。爆弾処理班の迅速な対応で爆弾は爆発せずに事件は解決した。

弁護士はBlakeのメンタルヘルスが原因と懸命に主張していましたが、完全敗訴に終わり、4年10ヶ月の実刑判決が昨年末に下されました。

かなりいい加減な手術だったようなので、こんな事をせずに訴えれば逆の立場になっていたのですが…



pro-anaサイトが人々を殺す(英国)

2007年01月19日 | Weblog
摂食障害支援団体が今月、”pro-ana website”に関する警告文を発表しました。pro-ana websiteとは「拒食症を専門に取り扱ってるサイト」のことです。これらのサイトの多くが、重大で命を奪いかねない障害を認識させるための内容よりも、拒食を1つのライフスタイルとして考え、拒食や過度のダイエットを肯定する内容が近年多くなっています。

また同じ拒食症同士で治療の道を模索するよりも、言葉は悪いですが互いの「拒食自慢」になる傾向が強いとの事。サイトを閲覧し、お互いが言葉をかけあうことで安心感を得て、それから先のことを考え行動する力が奪われる危険性が指摘されています。

特に危険なのが拒食症本人が運営しているサイト。既にアメリカで調査が実施されており、個人サイトの常連ほど改善が遅れることが分かっています。

Source Press Association

明けましておめでとうございます

2007年01月03日 | Weblog
明けましておめでとうございます。
年が明けたら少しは落ち着くかと思っていたのですが、
事情がかわり更新できる余裕が無くなりそうです。
このサイトとブログは将来的にはさらに大きくする予定
なのでそれまではまたしばらくスローペースになります。