いくつかの空

  見上げた空や町の様子を、写真とともに綴っていきます。
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  JAY

暑いなら高いところへ

2020-07-18 | 観光地など

 暑いからと瓶ヶ森林道を土小屋から走ってみました。で、天気がいまいちでコレという写真撮影スポットがないまま寒風山トンネル(旧)高知県側まで抜けてしまいましたとさ。しかしUFOラインとは言うけれど、ホントにそういうとこなのかなぁ。

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 この瓶ヶ森林道って、地理院地図を眺めていくと最高点が1700mにわずかに届かないってくらい高いところを走っている林道ですが、全線舗装されているので走破そのものは問題なく。>ただし、崖崩れ等は多いので通行止めになっているかどうか事前チェックは必要です。もちろん狭いしくねってますし、夏のシーズンはそれなりに交通量もありますので、初心者お断り。とはいえ、初心者はこんな所まで来ませんかね。両端にあたる土小屋にしても寒風山トンネル(旧)の高知県側にしても、初心者が行ってみようと言うには到達まで相当な時間がかかりますし、そこまで着いてようやくスタート地点ですからねぇ。

 とにかく暑いから涼しいところ、涼しいところは標高の高いところ、愛媛で標高の高いところと言えば土小屋。ということで、土小屋まで来たところ、ちょっと行ってみようかという気になってしまった、と言うオチでございます。まずはそう思い立ってしまった土小屋にて。ここでも標高1500m弱で十分に涼しいんですが。

 今日は石鎚山に登るわけじゃないので、長居はしないんです。普段の夏山シーズンだと割と車がたくさんいる駐車場も、今日は数台駐まっているのみ。こんな山の方でも影響が出ているんでしょうね。そういえば春先にアケボノツツジの篠山が入山制限していましたっけ・・・。この時点ではまだ視界もクリアだったんですが、だんだんガスってきて、この石碑あたりもぼんやりとしてきました。「これは景色はダメそうだなぁ」と思いつつもまだ走っていない瓶ヶ森林道が全線通行できるってことが確認できたので、行ってみましょう。
 ただ、ガスってるのでホントに景色が堪能できませんでした。狭い崖道が続き、所々に落石や転石、路肩の弱いところを走ったりで、とにかく運転に神経を使うという道がただただ延々と続く・・・。何のために走ってるんだろうという気に。さらには対向車もままあって、ブラインドカーブがとにかく怖い。そんな道を約一時間半かけて抜けます。微妙だった、と言う話を経験者から聞いていたのですが、確かに微妙だったなぁ、と。また天気の良さそうなときに走りますかね。>その経験者曰く、天気が良くても見晴らしのよさげな場所は一瞬で終わるからやっぱり微妙だと・・・
 寒風山トンネルの所には茶屋も開いていて、休日や季節営業とのことで。これから林道へ挑もうという人、林道から出てきた人、ここから山登りをしようという人、山から下りてきた人の休憩スポットになっていました。寒風山や笹ヶ峰への登山口にもなっているようで、寒風山トンネル(旧)が現役なのもこの登山口になってるからだとか。そんな寒風山トンネル(旧)の高知県側。

 なにやら得体の知れない白いものが吹き出しているように見えますが、吹き出しているのは冷たい空気っていうだけ。愛媛県側から冷たい空気が抜けてきて、出口で高知県側の暖かくて湿った空気にぶつかって、湿った空気が冷えて水滴になって白く見えているだけ。なんだけど、このトンネルもトンネルの例に漏れず曰くは付いているので、よからぬものを想像すると気分もしっかり冷えてきますかね。
 この後このトンネルを抜けて愛媛県側に向かいますが、トンネルには明かりの類いが一切ないので歩いて抜けるとちょっとした恐怖体験ができそうですね。トンネルを抜けると廃道の雰囲気がそこそこしっかりと漂っている旧道を下っていきます。新道に合流するまで油断できないですね、はい。


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