音もなく、
光も届かない沈黙と暗黒の世界。
『深海』
まるで、
《深海に降る雪》と呼ばれる
マリンスノーの様に、
静かに静かに、
意思という光に切り離されて沈み続けて行く。
『深海に沈みゆくもの』
誰にもその存在を知られる事なく
やがては、凍える深海底で静かに横たわる運命なのか。
『深海に沈みゆくものに
光を…』
このエントリーが示す
『深海に沈みゆくもの』とは、
ブログに於ける、
『埋もれゆく過去に書いた記事』を指しています。
僕がgooブログで記事を書き始めて3ヵ月程度過ぎた頃、
過去に書いたエントリーを読み返すのが、楽しみの一つでした。
単なる推測ですが、
恐らく僕だけではなく、多くのブロガーの方も
時々は、
自分の『過去に書いた記事』を読み返したりするのではないでしょうか。
大抵の方は、自分自身が書いた文章を
「おもしろい」と思うはずです。
自分の文章というものが、「おもしろい」と思える理由は、
しんざき様の
ひとり語りは面白いのかどうか、について。で、
詳しく分析されていますので、興味のある方は是非読んでみて下さい。
そんなこんなで、
過去に書いたエントリーを読み返す事に
楽しみを感じている僕ですが、それが別の苦痛を呼ぶ事にもなりました。
「簡単に目当ての記事にアプローチ出来な~い!」
gooブログのサイドメニューにある
【Entry Archive】「○年○月」をクリックしても、
その月の最後のエントリーから順番に表示されてしまうので、
なかなか目当てのエントリーに辿り着く事が出来ません。
それを解消する為に、カテゴリー分けがあるのですが、
エントリーの数が多いカテゴリーでは、やはり不便を感じます。
ブログ内検索は、エントリータイトルでは検索不可ですし、
また、
カレンダーの日付をクリックすれば、
その日付に書いたエントリーに直接飛ぶ事は出来ますが、
その時に読みたい目当てのエントリーが、
「何月何日に書いたものなのか」なんて覚えているはずもなく、
何度もクリックを繰り返す度に、辟易しながら考えていました。
「過去に書いた目当てのエントリーに、
もっと簡単にアプローチする方法はないものか?」
そして何よりも、
閲覧される方に、
自分の人となりを理解してもらう上でも、
出来るだけ多くのエントリーを読んでもらう事は自分にとって重要であり、
《簡単に過去の記事にアプローチ出来る事》は必要不可欠だと感じました。
また、
「過去に書いた記事も読んで欲しい。」
「過去に書いた記事が、あまり読まれないまま
新しい記事の影にどんどん埋もれてしまうのは、
あまりにも、
もったいない!」
という思いは、
多かれ少なかれブログを運営されている方は、
この様な気持ちがあるのではないかと思います。
そんな思いの基に、
試行錯誤を繰り返して、試験的に現在も導入しているのが
こちらです。
他人のブログの過去の記事を、
掘り下げて読もうとする方には多少は便利だと思いますし、
そうではない方に、少しでもアプローチしやすい場を作りながら、
新しい記事の影に埋もれて行く過去の記事に
光を当て続けたいと思います。
『シーラカンスの憂鬱』の
トップページにある
PICK UPは、
『むだづかいにっき♂』様と
『じゃっくり』様のブログを参考にさせて頂いたもので、
僕自身がお気に入りのエントリーをいくつか《PICK UP》したものです。
←これや
↑
これらも、《健気な努力》の表れだとご理解頂けると嬉しいです。
まるで、
《深海に降る雪》と呼ばれるマリンスノーの様に、
静かに静かに、意思という光に切り離されて沈み続けて行く。
『深海に沈みゆくもの』
誰にもその存在を知られる事なく
やがては、忘却の彼方で静かに横たわる運命なのか。
『深海に沈みゆくものに
光を…』
◆関連リンク◆
むだづかいにっき♂:再考・過去記事は読まれない
π氏の雑記:ブログの過去ログをもっと活性化させるための工夫って
シーラカンスの憂鬱:『深海に沈みゆくものに光を… -その1-』
シーラカンスの憂鬱:『深海に沈みゆくものに光を… -その3-』
シーラカンスの憂鬱:『深海で輝けるものよ…』