シーラカンスの憂鬱

照る日もあれば、曇る日もあるんだし…

『何故、僕はブログを運営するのだろう?』

2005年05月20日 | ブログ暗中模索
さまざまな感性が溢れる多くの方々のブログに感銘を受け、
日々の小さな喜怒哀楽や極めて個人的な想いを綴りながら、

   「何故、僕はブログを運営するのだろう?」

…と、ブログの存在意義みたいなものを暗中模索しています。

全く見ず知らずの方々との交流の中で、
自分自身を試しながら、成長させるのが最大の理由とも言えますが、
それ以外にも、人間と人間とが繋がる事自体に重要な意味が存在し、
自分自身をその場所に置きたいと要求する僕がいるからだと思います。

   全ては他人じゃないんだ!!
   No all others!! 
   みすず様No all othersより引用。

   何か一つでも
   自分に価値を見出したいと願っていることも、そう私の真実。 
   藹(あい)様読んで!が本心 続きより引用。

人間同士の繋がりに於いて、
「全ては他人じゃない」と考えさせられる、こんなお話があります。

   何処にでもいそうな普通の中学生の少年がいました。
   学校からの帰り道。
   その日、教師に叱られた事などで心が荒れており、
   道端に転がっていた小石を何気なく蹴飛ばしてしまう少年。

   そこにたまたま通りかかった中年男性の頭に
   その小石は「ゴチン」という音を立て当たりました。

   謝る少年の言葉を全く聞き入れようとせず、
   杖を振りかざしながら執拗に少年を追い掛け回す男性。
   塀を越え、草むらに逃げ込む少年の後姿を追いながら、
   なおも迫り続け、容赦なく浴びせられる男性の罵声。

   木陰に身を隠し息を潜めて
   男性が立ち去るのを待っている少年。

   ようやく追跡をあきらめた男性は、
   帰り掛けに草むらの茂みの陰に古井戸の跡があるのを発見しました。
   古井戸の中を覗き込むと、底に幼い子供が落ちていました。
   その子供は、実は昨夜から行方不明になっていて、
   もう少し発見が遅れると、子供の命は間違いなくありませんでした。

   この一連の出来事がその子供にとって、
   九死に一生を得る事になりました。

一個の小石が救った命。
このお話には、まだ続きがあります。

   その救出された子供は、将来医学の道に進み、
   癌の完全な治療法を発見するという偉業を成し遂げます。

   そのおかげで、世界中の癌患者の命が救われる事になり、
   ある一人の政治家も他の多くの患者と同様に癌の病を克服します。

   後々、その政治家は、第三次世界大戦の危機を解消させる人物で、
   人類を滅亡の淵から救う事になるのです。
   
故藤子・F・不二雄先生原作のマンガ『T・Pぼん』に描かれた、
たった一個の小石が人類の歴史に影響するというエピソードです。
もちろん、このお話はフィクションですが、
僕は小学校5年生の頃にこのエピソードを読んで、
ここに描かれたあまりにもスケールの大きな精神に、深く感銘を受けました。   

引用させて頂いたみすず様藹(あい)様の記事に共鳴した僕は、
改めて、人間と人間との繋がりという事を考えさせられました。
これからも、
自分の存在が何らかの意味を持つものと信じて、
素敵な交流があるこのブログ『シーラカンスの憂鬱』を営む事でしょう。

◆関連リンク◆
   シーラカンスの憂鬱:『明言:トラックバック -人間性の双方向性-』
   
◆『藤子不二雄』関連のエントリー◆

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7 コメント

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少しづつ (アイン)
2005-05-21 08:45:08
少しづつ変わってきてますね。。。

色も感じも。。

泳いでいる彼だけは変わらずに。。。(笑)



『藤子不二雄』さんのお話にそんなのがあったんですね。

夢があると同時に、願いとメッセージ性が伝わってくるようです。



ブログの意義は、あまり真面目ではない自分が言えるものではありませんが・・・・

なんせ言いっ放しの、やりっ放しのですので。。(笑)

だからこそ、コメントして頂いた方には、

「スミマセンね~♪まぁまぁ、お茶でもどうぞ♪あっ、コーヒーのがいいですか?」

そんなノリです。(笑)

意義はよく分かりません。聞いて貰いたい、聞いてあげたい、知りたい、感動したい、ホッとしたい、趣味で・・・と、さまざまではないでしょうか。

なので個人的には、coelacanth0707さんが 暗中模索から自分なりの素晴らしい答えを出して解決するのを楽しみにしています。。。。

個人的にここは好きな場所ですから。。。



おっ、今回はちょっと長く書けた・・・(笑)



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キレイ (きら)
2005-05-21 10:23:35
こんにちは。

またまた、

雰囲気がかわりましたね。

最初、

ビックリしました。

お空の様子が

かわるんですもの。



☆が流れているのも

きれいです。

すごいな~。



ブログ…。

こちらに来ると、

奥深さを

感じます。



ワタシは、自分の日記感覚

なので…。

ウマく言えませんが…。



でも、

coelacanth0707サンのところへ

遊びに来るのは

スキです。(笑)



また、情報をいただきに(笑)

変化を楽しみに

遊びに来ますね♪



小石の話。

ちょっとした

きっかけが

大きな事に

つながる…。

不思議ですが

そのとき、その瞬間を

大事にしなくっちゃ…。

なんて、

思いました。





返信する
☆誠意と責任☆ (coelacanth0707)
2005-05-21 14:06:43
アイン様♪

きら様♪

こんにちは☆

いつもコメントありがとうございます!



やはり、このエントリーも

自分自身を見つめ直す為に書いたものです。

ブログを通して、たくさんの方たちとの交流の中で、

自分を成長させて行く為のヒントを探しています。



『人間同士の繋がり』というテーマから、

藤子F先生の『T・Pぼん』のこのエピソードを思い出しました。



自分の行為が、

「いつか」

「何処か」

「誰か」に

何らかの影響を及ぼすかもしれない…。

だからこそ、

その一つ一つの行為には意味が存在し、

僕はそれらの行為に《誠意》と《責任》を持ち続け

正直に向き合って行きたいと思っています。



僕のこの『シーラカンスの憂鬱』を

「好きな場所」だと言って頂けるなんて、

本当にブロガー冥利に尽きる最大の褒め言葉です。

ありがとうございます!

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おこんばんは^.^ (藹(あい))
2005-05-22 02:02:58
まあまあ、イメージが変わりましたのね。

これもなかなか、よござんす。

TBいただいたのにお返事遅れてすみません。

ありがとうございました。

「全ては他人じゃない」

そう思えれば、一瞬一瞬を真剣に生きてゆけますね。

アインさんの「峠の茶屋」にも通じますね。



共鳴していただけるなんて、とても光栄です。

成長についても、ちょいと記事を書きました。

いつか感想を聞かせて下さいね。

TBしようかとも考えたのですが、遠慮しちゃいました。
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☆誠実な心で☆ (coelacanth0707)
2005-05-23 12:31:14
藹(あい)様♪

こんにちは~☆

コメントどうもありがとうございます。



素敵な出会いもあれば、時にはそうではない時もあります。

そんな出会いの全てに何らかの意味があるのだと思えれば、

いつも自分自身を誠実な心で接する事が出来ると僕は考えています。



まさに、「全力の一期一会」です。(笑)



『アインは☆お気軽に。。。:峠の茶屋』

http://greenmoon.exblog.jp/2468612/

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こんばんは☆ (みすず)
2005-05-24 21:00:36
どうもどうも。

私もアインさん同様に「彼」だけは変わらないで

ゆったり泳いでるなぁと眺めてしまいました。

上の景色と下のシーラカンスがとても対照的に見えますね・・・。



もともと私は自分の中にあるものを吐き出したくて始めたブログです(汗)

人との繋がりは実はオプション的にしか考えてなかったんですけど

今はその繋がりに驚いているくらいです(笑)

結局どんなツールを使っても

人は人と繋がっていたいんだろうなぁ・・・

なんてことを考えてしまいました。
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☆真摯な気持ちで☆ (coelacanth0707)
2005-05-24 23:16:47
みすず様♪

こんばんは☆

コメント感謝しま~す!



彼は、僕の《想い》の象徴ですからね♪

ずっと一緒ですよ☆



  『いつまでも純粋な少年の心のままでありたい!』



>もともと私は自分の中にあるものを吐き出したくて始めたブログです(汗)

>人との繋がりは実はオプション的にしか考えてなかったんですけど

>今はその繋がりに驚いているくらいです(笑)



みすず様の中から飛び出した言葉に惹き付けられ、

共感したり、自分自身を見つめ直したりしながら、

そこから生まれる感情を僕はブログに綴る…。



  きっと誰かに聞いて欲しいから。

  きっと誰かに認めて欲しいから。



それを読んだ誰かが、新しい思いを抱き、

また別の誰かと繋がって行く…。



だからこそ、

いつも真摯な気持ちで何事にも接して行きたいものです。

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