シーラカンスの憂鬱

照る日もあれば、曇る日もあるんだし…

◆2006年6月の深海広場◆

2006年06月30日 | 深海広場
「好きだよ。」と告げたあの少女と、
初めて手を繋いで歩いた6月の森の小道。
10代の若い僕たちには、霧の向こう側さえ見えていた。
若さだけが強さだと信じていた、あの初夏の頃…。

初夏の頃

初夏の頃


『深海広場』

コメントやメッセージのフリースペースです。
日常の他愛のない事柄や情報などの交換。
このブログのエントリーに関連する事・しない事。
コメントする場所が無い時などにもご利用ください。  
僕のブログ『シーラカンスの憂鬱』へのご意見・ご感想など、
何でも書き込んで頂けると嬉しいです。

《7月1日追記》
  『7月の深海広場』にも遊びに来て下さいね。

『鬼太郎と妖怪たちとあの頃の僕に…』

2006年06月22日 | アニメーション
近頃、数年ぶりに沸々と湧き上がりつつある想い。
幼少期の僕に、強烈な衝撃と魅力を与えてくれた"妖怪"たち。

僕が初めて"妖怪"という概念を知ったのは、
小学校低学年の頃に観たTVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第2期)でした。
鬼太郎(声優:野沢雅子さん)を取り巻く数々の異形の者たちの姿は、
奇妙な真実味と不思議な実在感を僕に感じさせていたのを覚えています。
各エピソードの細かい内容は、もう記憶がかなり薄れてしまったのですが、
TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(第2期)は、痛快妖怪活劇という印象ではなく、
当時の時代背景の中での

   「人間と妖怪との在り方を考察した不気味なドキュメント。」

…そういう印象が、僕には強く残っています。
もちろん、そんな事を考えながら観ていたわけではありませんが。
人間臭い妖怪たちの親しみやすさと人間ではない妖怪の不気味さが、
僕の幼い心に、愛すべき恐怖の存在として刷り込まれました。

TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』は、
現在まで、4度もリメイクされています。

   ・第1期(製作/1968年)
      未見のモノクローム作品です。
      不気味な雰囲気が漂っていて、凄く恐そうです。
   ・第2期(製作/1971~1972年)
      一番想い入れが強い、初のカラー作品です。
      僕の中の『ゲゲゲの鬼太郎』が、この時期の作品です。
   ・第3期(製作/1985~1988年)
      アクション色が増した痛快妖怪活劇です。
      洗練された絵や物語が、かえって不気味さを減少させた印象。
   ・第4期(製作/1996~1998年)
      未見ですのでコメントは控えます。
      今後、奇怪が機会があれば、観てみたい作品です。

今年3月に発売された第3期のDVD-BOX『ゲゲゲBOX 80's』に続き、
第1期と第2期のDVD-BOXが、それぞれ12月6日に発売されるそうです。
第1期の『ゲゲゲBOX 60's』と第2期の『ゲゲゲBOX 70's』がセットになる
豪華な『2ボックスセット』には、鬼太郎ファミリーフィギュアが同梱されます。

ゲゲゲの鬼太郎1971DVD-BOX ゲゲゲBOX70`s (完全予約限定生産)

ポニーキャニオン

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ゲゲゲの鬼太郎1968DVD-BOX ゲゲゲBOX60's (完全予約限定生産)
ゲゲゲの鬼太郎1971DVD-BOX ゲゲゲBOX70's (完全予約限定生産)
ゲゲゲの鬼太郎 ゲゲゲBOX60's & 70's 2ボックスセット (完全予約限定生産)
ゲゲゲの鬼太郎1985 DVD-BOX ゲゲゲBOX80's

このエントリーの冒頭に記した、
沸々と湧き上がりつつある妖怪たちへの僕の想いは、
実は、上記のDVD-BOX『ゲゲゲBOX 70's』発売情報を知ったからです。

   「野沢雅子さんが演じた鬼太郎に会える!
    水木しげる先生の不気味な妖怪たちに会える!
    ビクビクしながら観ていた頃の幼い自分に再び会える!」

その喜びが、水木妖怪たちへの想いを徐々に膨らませて、
水木しげる先生の画集を欲する感情が、新たに芽生えて来ました。

◆関連リンク◆
   水木しげるの妖怪ワールド
   『ゲゲゲの鬼太郎』(Wikipedia)
   『ゲゲゲの鬼太郎』DVD-BOX オフィシャル・サイト

『ニンテンドーDS Liteと我が家の会話』

2006年06月15日 | ゲーム
任天堂の携帯ゲーム機ニンテンドーDS Liteへの関心から、
今年3月の発売以来、我が家でも時々話題になっていました。

   「欲しいなぁ、ニンテンドーDS Lite。
      品薄でプレミアが付いて高すぎるけど…。」

   「ママ友は、『脳トレ』にハマってるみたい。
      かなりおもしろいらしいよ。」

   「へえ、やってみたいなぁ。
      買うとしたら本体の色、どの色にする?」

  息子 「何買うのー?」

   「ニンテンドーDS Lite。
      でも、全然売ってへんから買われへんねんけどね。」

  息子 「にんちぇんどぉじぃえすぅらいと? それ何???」

   「マリオが大きくなるねんで~!」

  息子 「まりおって何? なんで大きくなるのぉ?」

   「きのこを食べて大きくなるんやで。
      マリオはきのこを食べて、元気に走るねんで~。」

   「何のこっちゃ。
      白はカワイイけど汚れとか目立ちそうやから、水色か紺色?」

   「そうやなぁ。
      黒かシルバーが欲しいけど、まだ出てないもんなぁ。
      紺色が高級感あっていいかも。 エナメルネイビーって色。」

   「もし、在庫があったら買う?
      買い物のついでに電気屋さん覘いて来ようっか?」

  息子 「ママ、きのこ買いに行くの? 一緒に行くよぉー!」

我が家のニンテンドーDS Liteに纏わる
この(マヌケな)会話がなされたある日の昼下がり、
妻が立ち寄った近所の電気店にて購入する事が出来ました。
定価より少しだけ安く買えたのは、この時期としては幸運でした。



◇同時に購入したゲームソフト◇

  ・『New スーパーマリオブラザーズ』
  ・『脳を鍛える大人のDSトレーニング』

『New スーパーマリオブラザーズ』は、
懐かしさの中に斬新なアイデアが盛り込まれいて、
爽快感とコースを突き進む楽しさが込み上げて来ます。
少しずつクリアする喜びが安心感を呼び起こしてくれます。
2Dのスクロール型アクション・ゲームの最高峰だと思います。

ニュー・スーパーマリオブラザーズ
任天堂
発売日:2006-05-25
おすすめ度:4.5
おすすめ度5 まだよくわからないけど・・・
おすすめ度5 新要素
おすすめ度3 マリオ買いました
おすすめ度5 「Nintendo DS」で!

『脳を鍛える大人のDSトレーニング』は、
僕よりも妻がやりたくて買って来たソフトだったので、
最初はあまり興味が無かったのですが…、これが楽しいんです。
簡単な計算を100問こなしたり、文章を音読したりするのですが、
それだけでも自分の脳が活性化して行く様な気になって来ます。
不思議な快感みたいなものをもたらしてくれるソフトだと思います。

東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング
任天堂
発売日:2005-05-19
おすすめ度:4.53
おすすめ度5 素直に楽しいゲーム
おすすめ度4 面白い~。
おすすめ度5 大人も子供も皆ハマる?!
おすすめ度5 色のつけ方味のつけ方
おすすめ度3 頑張って若返ろう!

ちょっとした気分転換に最適な携帯ゲーム機。
ダブルスクリーンやタッチペンを使用した画期的な試み。
上記2本のソフトは、ニンテンドーDS Liteの特徴をうまく生かしている
素晴らしく良質なゲームソフトだと感じています。

◆関連リンク◆
   任天堂ホームページ

『YAMATO 大和魂』

2006年06月03日 | 音楽
2005年11月8日から9日にかけて行われた、
日本武道館での長渕剛さんの『YAMATO TOUR』FINAL LIVEの模様を
インタビューなどを交えて収録したDVD『YAMATO 大和魂』を観ました。

  

僕がまず感じたのは、
MCやインタビューで語る長渕剛さんの言葉の一つ一つが、
以前よりも、遥かに重く胸に響いてくる力強さを伴っている事。
そして、その言葉たちから繋がって演奏される曲たちの意義深さ。

   「何なんだろう、この感じ…。
    何なんだろう、この言葉の力強さは…。」

20年以上、『長渕剛』という人間のファンを続けていると、
経過して行く時の流れの中で変化したものと変化しないものが
「手に取る様に」とは言いませんが、「何となく」解るものです。
また、昔と同じ言葉でも、力強いオーラを纏っていると感じるのです。

   「俺は、右でも左でもない。
    ただ真っ直ぐ生きたいだけじゃい!」

汗まみれの全身から発せられる言葉の背中に存在する覚悟。
一歩一歩着実に踏み固めて歩いて来た大地の上からの覚悟。
とめどもない悲痛と苦悩の果てに成り立つキラキラと輝く覚悟。
長渕剛さんの覚悟がナイフのような鋭さで突き刺さって来ます。

   大和魂を抱いた
   我が国を代表するミュージシャンの一人。

長渕剛さんの存在を心からそう感じずには居れない僕です。
DVD『YAMATO 大和魂』は、それを確信するのに充分な作品です。
長渕剛関連の記事が多い『「R」 あ~る指定。』のレンゲ様が、
長渕剛様、「YAMATO大和魂」拝見しました。という記事で、
僕には到底表現出来そうもない文章で、長渕剛さんを称えています。

   なんか剛見てると笑っちゃうんだよね。
   なんだこの男!ホントにここまで来ちゃったよ~みたいな(笑)
   「R」 あ~る指定。:長渕剛様、「YAMATO大和魂」拝見しました。
   より引用。

   長渕剛さんの言葉の力、胸に迫る説得力。
   「何なんだろう…。」と感じていた僕の気持ちが、
   的確に表現されている、僕には書けない羨ましい文章です。

DVD『YAMATO 大和魂』に収録されている
フォーク喫茶『照和』時代のエピソードなど、
ロングインタビューも非常に興味深い内容で楽しめました。
『LIVE記念モニュメント除幕式』の映像は、かなり貴重なものでしょう。

最後に、
DVD『YAMATO 大和魂』を観終えて自己に想うのは、
日本人として恥じる事のない、僕の『大和魂』の存在…。

長渕剛 YAMATO大和魂
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