シーラカンスの憂鬱

照る日もあれば、曇る日もあるんだし…

◆2004年11月のエントリー◆

2004年11月30日 | 過去のエントリー【月間】


   11/3  『BIG FISH』
   11/4  『STEEL BALL RUN』
   11/6  『ホーホケキョ となりの山田くん』
   11/12 『多摩蘭坂』
   11/14 『告発』
   11/15 『新キューティーハニー』
   11/16 『サルの歌』
   11/17 『THE DAY AFTER TOMORROW』
   11/18 『ガラスのジェネレーション』
   11/19 『DQ & FF in いたスト Special』
   11/20 『長渕剛 ALL NIGHT LIVE IN 桜島 04.8.21』
   11/22 『さようなら、ドラえもん』
   11/24 『少年時代』
   11/26 『ドラゴンクエストの原点』
   11/27 『ドラゴンクエストと宮崎アニメ』
   11/30 『かじりかけの林檎』


『かじりかけの林檎』

2004年11月30日 | 音楽
カラカラと無邪気な声で笑い、
ミニカーやボールで遊んでいる2歳の息子。
その姿をぼんやりと眺めている僕。
その時ふと…、
心に浮かぶ心情があります。

   「まだ、
    《あいうえお・かきくけこ…》さえ
    きちんと言えないこの子も、
    やがて
    いつかは
    恋を知り
    愛を知り
    傷ついたり
    傷つけたりしながら
    大人になって行くんだね…。」

僕の《初恋》は、
小学校1年生の頃だったと思います。
同じクラスの女の子でしたが、
ほとんど喋れなかった甘酸っぱい思い出です。
2年生になる前の春休みにその女の子は転校してしまいました。
僕の《初恋》は、今でも《片想い》のまま
心の宝箱に大切にしまってあります。

橘いずみさんのこの曲も
僕の心を《あの頃》に誘います。

  十字架とコイン

『かじりかけの林檎』
作詞・作曲/橘いずみ
アルバム『十字架とコイン』(1995年2月22日発売)に収録。

アコースティックギターの寂しげな旋律と
橘いずみさんの優しい歌声。
初めて聴いた時から心に響いた曲です。
大切にしまっている《初恋》がそっと顔を覗かせている…
そんな気がしてしまいます。


◆『橘いずみ』関連のエントリー◆

『ドラゴンクエストと宮崎アニメ』

2004年11月27日 | ゲーム
今日、午前7時から
ついに発売された超人気ゲームソフト
『ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君』!
すでに冒険を始められてる方も多いでしょうね。

1986年5月、
ファミコンソフト『ドラゴンクエスト』に出会ってから
もう18年も経っている事に驚いてしまいます。
時の流れは本当に早いもので、僕も今や一児の父親です。
その間には、
たくさんの《出会い》
      《別れ》
      《夢》
      《挫折》
      《希望》etc.…を繰り返し、経験値を積み重ねて来ました。
とは言っても、
人生の経験値としては、まだまだですが…。
もっともっと当たり前の人間としてレベルアップを目指します!

新作が発表される度に、心をときめかせながら
待ち焦がれるゲーム『ドラゴンクエスト』。
あまりゲームをされない方でも、

   「ドラクエシリーズだけは欠かさずします!」

という方も多いはずです。
普段アニメーションを観ない方が、

   「宮崎駿監督の作品だけは必ず観ます!」

というのに似ていますね。

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君
風の谷のナウシカ『風の谷のナウシカ』
宮崎駿 島本須美 納谷悟郎 松田洋治

天空の城ラピュタ 魔女の宅急便 もののけ姫 となりのトトロ 紅の豚

by G-Tools

やはり、
『ドラゴンクエスト』と『宮崎アニメ』には、
その作品に触れた人々を魅了させる不思議な魔力が存在する様ですね。
僕も魔法をかけられた一人です。

いよいよ、
新しい冒険の旅に出ま~す!


『ドラゴンクエストの原点』

2004年11月26日 | ゲーム
アレフガルドの世界を支配しようと突如舞い降りた悪の化身《竜王》。
その広大で緑豊かな美しい大地は、
今や魔物たちのはびこる魔の大地へと変貌しつつありました。
ラダトーム城を治める国王ラルス16世は、待ち続けました。
賢者の予言を信じて…。

 ◆賢者の予言◆
   『はるか昔、
    アレフガルドを闇に包んだ魔王を倒し、
    アレフガルドを救った《伝説の勇者ロト》。
    その《勇者ロト》の血をひく者が現れる…。
    その者が《竜王》を滅ぼすであろう。』



『ドラゴンクエスト』
   ファミリーコンピューター用ゲームソフト。
   1986年5月27日発売。

   「おお ○○○○!
    ゆうしゃロトのちを ひくものよ!
    そなたのくるのを まっておったぞ。」

ゲームを始めると、王様がいきなり僕の名前を呼びました。

   「凄~い!」

そんな単純な事に感動していた高校2年生の僕。

当時、
家庭用ゲーム機ではまだまだアクションゲームが全盛で、
本格的なRPG(ロールプレイングゲーム)は、
パソコンでしか遊べませんでした。

そしてついに、ファミコンで発売された《コマンド選択式本格的RPG》!
それが超人気ゲームソフト『ドラゴンクエスト』でした。
と言っても発売当初は、あまり注目されていませんでした。
僕はそれ以前に中学生時代の友達が持っていたパソコンで
RPGの存在を知っていた事もあり、
発売日に『ドラゴンクエスト』を買いました。

   「凄~い!」

ハマりました。
感動しました。
そのストーリーに!
そのキャラクターに!
その音楽に!
その演出効果に!
その世界観全てに!
そして迎えたエンディングに…!
あの時の感動は、今でも昨日の事の様に鮮明に覚えています。

とうとう、あと1日ですね!
『ドラゴンクエストⅧ 空と海と大地と呪われし姫君』!
2004年11月27日発売予定。
今、また新たな冒険に出れる幸せを噛み締めています。


『少年時代』

2004年11月24日 | マンガ
時々、僕の小学生時代を思い出す事があります。
時代は1970年代の後半から1980年代の前半の頃。
海のすぐ近くにあった実家の周辺には、まだ空き地がたくさんあり
毎日友達と日が暮れるまで遊びふけっていました。

ドッジボールや三角ベースボール。
夏休みには、海水浴やセミ捕り。
冬休みには、海岸で焼きイモや凧揚げ。
女子の仲間に入れてもらって遊んだゴム跳びは、
幼い心がドキドキした甘い思い出です。

よく喧嘩もしました。
泣かしたり泣かされたり。
それでも、次に遊ぶ時には一緒に遊んでいました。
なぜなら、
謝ったり謝られたり、
助けたり助けられたり出来る《友達同士》だったからでしょう…。



『少年時代』

僕の大好きなマンガ家、藤子不二雄A先生の作品です。
原作は、故柏原兵三氏の小説『長い道』。

昭和19年の夏、
東京は世田谷国民学校5年生の風間進一が
富山県の泉山村に学童疎開して来るところから物語が始まります。

その村で出会ったガキ大将タケシとその仲間たち。
喧嘩やいじめ、仲間はずれにしたりされたりと
子供なりの権力社会が描かれています。

しかし、
そこには暗い陰険さは全く無く、
《純粋な体と体のぶつかり合い》や
《純粋であるがゆえの憎しみと友情》が存在していました。
そんな彼らの《真っ直ぐさ》が僕の心を打ち鳴らします。

この作品と同じ時期に同じ疎開経験をされた
藤子不二雄A先生だからこそ描ける物語かも知れません。
忘れかけた少年時代の思い出が蘇ります。
今の子供たちにも是非読んで欲しいと思う作品です。


◆『藤子不二雄』関連のエントリー◆

『さようなら、ドラえもん』

2004年11月22日 | マンガ
人は、人生という《長いのぼり坂》の途中で、
さまざまな出会いと別れを繰り返して成長して行く…。

頬をつたう溢れる涙を拭いもせず、
傷ついた心と体をかばう事も忘れ、
ただただ一心不乱に、
とてつもない脅威に立ち向かった少年がいました。

   「親友(あいつ)に心配を掛けさせるもんか! 絶対に!」

この感情だけが、少年を突き動かしていました。

打ちのめされても
打ちのめされても
また這い上がり
勇気を振り絞り
尚もボロボロの体で挑みかかる痛々しい少年の姿。
その時、少年の心は間違い無く成長していたのでしょう…。

これは、
マンガ『ドラえもん』の中の名作と呼ばれるエピソードです。

ドラえもん (6)

『さようなら、ドラえもん』
てんとう虫コミックス第6巻に収録。

初めてこのエピソードを読んだのは、
僕が小学校3年生の頃だったと思います。
母親に買ってもらった『ドラえもん 第6巻』。
今でも心に深く残っているお話です。

《別れの寂しさ》
《人生の厳しさ》
そして、
《大いなる勇気》にまだ幼い僕の心が震えました。
自然に涙が溢れて来たのを忘れる事は無いでしょう。

故藤子・F・不二雄先生を尊敬し、
将来マンガ家になる夢を持ったのは、
このエピソードに感動したからかも知れません。

昨夜、
『TVアニメ ドラえもん 来春、主要声優陣5名の降板』のニュースが流れましたね。
1979年の放映開始時から観ていた《ドラえもん世代》の僕には、
やはりとても寂しく残念でしようがないニュースになりました。

   ドラえもん / 大山のぶ代さん (68歳)
   のび太 / 小原乃梨子さん (69歳)
   しずか / 野村道子さん (66歳)
   ジャイアン / たてかべ和也さん (70歳)
   スネ夫 / 肝付兼太さん (69歳)

25年もの永きに渡り、
老若男女問わず夢を与え続けてくれた声優さんたちです。
僕たち《ドラえもん世代》にとって忘れられない存在です。
まだまだ降板して欲しくはありません。
まだまだ5名の奏でる《ハーモニー》を聴き続けたい。

でも、次の世代に移っていくのは仕方が無い事だと思います。
僕の2歳の息子が観る頃の『ドラえもん』は、
僕にとっては新世代の『ドラえもん』になり、
僕がそうだった様に、自然に息子の心に刻まれて行くのでしょうから…。

   大山のぶ代さん
   小原乃梨子さん
   野村道子さん
   たてかべ和也さん
   肝付兼太さん

夢と希望をありがとう!
25年間、本当本当にお疲れ様でした!

   「ドラえもん、
    きみが帰ったら
    部屋ががらんとしちゃったよ。
    でも……すぐに慣れると思う。
    だから……、
    心配するなよ
    ドラえもん。」
      原作『さようなら、ドラえもん』より引用。



◆『藤子不二雄』関連のエントリー◆

『長渕剛 ALL NIGHT LIVE IN 桜島 04.8.21』

2004年11月20日 | 音楽
2004年8月21日。
この日、未来へと語り継がれて行くであろう《伝説》が生まれました。
南の地、九州は鹿児島、桜島 -SAKURAJIMA- !!

生まれ育った故郷、鹿児島に帰ってきた《一匹の侍》。
長渕剛さんと日本全国から結集した75000人の《友》との一夜限りの《伝説のLIVE》。

遠く大阪の地で、
南から噴き昇って来る熱く燃えたぎるエネルギーを魂で感じていた… あの夏の夜。
LIVEに参戦出来ないどうしようも無い歯がゆさと闘っていた… あの夏の夜。

あの日から3ヶ月…。
僕と同じジレンマを抱えながら過ごしていた《友》たち、
あの夏の夜、計り知れない感動を分かち合えた《友》たち、
そして、
全ての長渕剛さんの《友》たちに、
今日かけがえの無いプレゼントが届けられました!

長渕 剛 ALL NIGHT LIVE IN 桜島 04.8.21

『長渕剛 ALL NIGHT LIVE IN 桜島 04.8.21』
CD4枚組。全曲収録42曲。

心が震えました…。
心が泣きました…。
魂が打ち震えました…。
魂が泣きじゃくりました…。

あの夏の夜に、
桜島を前にして全ての空気を肌で感じ、
長渕剛さんの張り裂けんばかりの《魂の叫び》に応え
声をからし拳を振り上げ泣いた75000人の《友》たち。
彼らが体験した、言葉に言い尽くせないほどの感動には遥かに及ぶわけはありません。
それでも!
このLIVEアルバムに刻み込まれた《いのち》に
どうしようも無く涙してしまいます。
溢れ出る熱い涙を止める事は出来ません。


◆『長渕剛』関連のエントリー◆

『DQ & FF in いたスト Special』

2004年11月19日 | ゲーム
『いたスト』の愛称で
ファンに愛されているゲームをご存知の方も多いと思います。
ゲーム『ドラゴンクエスト』の世界を構築した堀井雄二さんが、
企画原案・監修し、シリーズ化されているゲームです。

『いたスト』とは、
『いただきストリート』の略です。
このゲームは、すごろくタイプのボードゲームなので、
誰でもすぐに馴染めると思います。

   ◆遊び方◆ 
    サイコロを振ってマスを進み
    停まったマスのお店を買ったり
    株券を売り買いしたり
    自分のお店に増資をしたり
    他人のお店を乗っ取ったりしながら
    プレーヤー同士の駆け引きを駆使して
    資産を増やして
    目標金額に到達したら
    スタート地点に戻る

これだけ単純なのに凄く奥の深い内容のゲームです。

その『いただきストリート』の最新作が来月ついに発売されます!

ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリート Special

『ドラゴンクエスト & ファイナルファンタジー
              in いただきストリート Special』
PS2専用。2004年12月22日発売予定。7140円(税込)。
制作・販売:株式会社スクウェア・エニックス

何と長~い名前のゲームなんでしょう。
さすが【Special】だけの事はありますね。
ゲームデザインはもちろん堀井雄二さんです。
毎回グレードアップしているシリーズですから、
この『DQ & FF in いたスト Special』もかなり期待出来そうです。
マップやBGMも両方のゲームから適用されるという事で、
DQ & FFファンにはたまらなく楽しみなゲームですね。



『いただきストリート』の歴史

  『いただきストリート 私のお店によってって』
        ファミコン専用。1991年3月21日発売。

  『いただきストリート2 ネオンサインはバラ色に』
   スーパーファミコン専用。1994年2月26日発売。

  『いただきストリート ゴージャスキング』
   プレイステーション専用。1998年9月23日発売。

  『いただきストリート3
   億万長者にしてあげる!~家庭教師つき!~』
   プレイステーション2専用。2002年2月28日発売。



『ガラスのジェネレーション』

2004年11月18日 | 音楽
『ザ・ベストテン』などの歌番組を彩る
アイドル歌手たちにはほとんど興味が無く、
友達の話題について行くのが精一杯の中学校2年生の頃の僕。
長渕剛さんの歌うスタンスや曲に共感し、
毎日の様にアルバム『HOLD YOUR LAST CHANCE』を聴いていました。

ある日友達が、僕に差し出した1本のカセットテープ。
「このミュージシャンも凄い良いから聴いてみて。」
そこには、初めて見る名前がマジックで走り書きされていました。
『HEART BEAT/佐野元春』
学校から帰り、早速ラジカセにセットし再生ボタンをオン!
カセットテープ特有のノイズと共にそこから流れて来た曲…、
僕が初めて『佐野元春』に接した曲…、
現在も尊敬するミュージシャンになったきっかけの曲…。

ガラスのジェネレーション  Heart Beat

『ガラスのジェネレーション』
作詞・作曲/佐野元春
1980年10月21日発売。C/W 『IT'S ALRIGHT』
アルバム『HEART BEAT』(1981年2月25日発売)のオープニング・ナンバー。

ポップなメロディーに乗った突き刺さるほど痛いメッセージ。
新しい表現。
新しい歌い方。
聴いた事が無いフレーズとメロディー。
僕の音楽の感性を刺激しまくりました。
ラジカセの一時停止を繰り返しながら、
その歌詞をノートに書き留めたりした事を思い出します。

中学校2年生の僕の心に響いた永遠の10代の讃歌、
『ガラスのジェネレーション』。
愛して止まない1曲です。


◆『佐野元春』関連のエントリー◆

『THE DAY AFTER TOMORROW』

2004年11月17日 | 映画
近年、地球規模の温暖化現象が問題視される中、
今年の日本列島には異常なほど頻繁に台風が上陸しました。
それはまるで、異常気象の連鎖によって、
自然そのものが我々人類に対して復讐するかの様に…。
この作品は、おごりたかぶる人類に警鐘と成り得るでしょうか?
その答えは…
映画を観た者、各個人に委ねられている気がしてなりません。

デイ・アフター・トゥモロー 2枚組特別編  デイ・アフター・トゥモロー アルティメット・エディション  デイ・アフター・トゥモロー

『THE DAY AFTER TOMORROW』
2004年製作。

地球温暖化による
南極の氷棚のひび割れから始まる地球崩壊のシナリオ。
ローランド・エメリッヒ監督の得意とする
パニック・スペクタクル・ムービーです。
海流の異常、大津波、巨大竜巻、寒冷化…。
そして氷河に包まれ徐々に凍結して行く世界。

しかし、人間の心は決して凍結しません!
この作品のテーマはここにあると思います。
  
  「迫り来る絶望的な状況の中で、
   愛する人の為に今、自分は何が出来るのか?」

僕はこの作品をラブ・ストーリーだと思いました。
そう、『愛の物語』。
親子愛、夫婦愛、生まれたばかりの愛、人類愛、地球に対する愛…。

僕も、
いつもいかなる時も保ち続けていたい心です。

   「たとえ氷河に覆われたとしても僕の愛は凍結しないぜ!」

体力や行動力、タフな心を鍛えておかなければ!

もう一つ大切な事は、
映画を観た者、各個人に委ねられているのかも知れません。