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超!マリナーズ(仮)

マリナーズのことを応援していきます。

成績予測で見る獲得候補たち

2023-12-03 21:22:49 | マリナーズ全般

前回の獲得候補ランキングは総合的に考えてのランキングでした。今回は2024の成績予測を見ながら、FAに加えてトレードの可能性がありそうな選手、あってほしい選手を独断と偏見で選んでみました。なので前回に比べればこの選手は無理でしょ、トレードありえないっていう選手がちらほらいますがまあそういうものだと思って見ていただけたらと思います。

 

成績予測はSteamerプロジェクションの数字を使用、WAR順に並べました。年齢は2024.4.1時点になります。

 

 

 

Juan Soto 25歳、左投・左打、OF、.284/.426/.540、165wRC+、6.6WAR

 デビュー時から天才打者だと感じ、それからずっと惚れている選手です。FAまで残り1年となりました。WSH時代に巨額オファーを蹴ってSDへトレードされていることからも契約延長は難しそうでトレードできたとしても1年だけの所属となる可能性が高いと思われます。年齢が若いことからも史上最高額の契約が見込まれますが守備・走塁面がどれだけ足を引っ張ることになるのか。大谷とどちらが大きな契約額になるのか気になるところですがそれはまだ1年先の事。もし獲得するのであれば気になるのはトレードで誰を差し出すのか?WAR6超を予想されるトップクラスの選手ではあるものの先程書いた通りFA前の長期契約は考えにくいので残り1年の為に誰を出すのか難しい選択となりますがそれほど大きな対価は必要ないのではないかとも思えますがどうなんでしょうね。トップ100プロスペクト2人+αくらいでしょうか?それともWooやMiller, Kelenicなどすでにデビューしている選手+αでしょうか?長期的に強いチームを作るのであればプロスペクト含め長期保有できる選手を対価にするトレードはあまり気が進みませんが1年だけ強いチームを作るのであれば最適な選手という事になります。もちろんQOするのは確実なのでドラフト指名権は手に入りますね。

 

 

Jose Ramirez 31歳、右投・両打、3B、.282/.364/.500、133wRC+、5.2WAR

 本来ならトップにランキングしたいような選手ですが、CLEが手放すわけないですね。まだまだ一流の成績を残していてこれから衰えてはいくでしょうが年俸はそれほど高くないのでかなりお得な選手だと思います。

 

 

Bobby Witt Jr. 23歳、右投・右打、SS、.278/.328/.501、120wRC+、4.8WAR

 個人的にはSotoと同じくらい欲しい選手ですが普通に考えてKCが今出すことは考えられませんよね。そんなことは分かってますけど欲しい選手。最低でもFAまでの今後4年間SSは安泰となります。今季打撃が開花したCrawfordをコンバートすることも出来ます。21歳でデビューして2シーズンで50本塁打、79盗塁のSS。魅力しかありません。四球は少ないですが、どの球団も欲しい選手ではないでしょうか。獲得候補にあげてはいますが今オフ動くことはまずありえないでしょうし、逆にKCが長期契約を締結できるのかに興味があります。

 

 

Alex Bregman 30歳、右投・右打、3B、.262/.363/.441、125wRC+、4.5WAR

 FAまで1年となり契約延長をしない可能性が出ています。同じく来季後FAとなるAltuveと両方に延長オファーを出来るかというと怪しいという事ですね(これまでの貢献度でAltuveをとるのではという事)。Sotoと比べれば成績も下がりますが、4WAR超はオールスター級の数字です。それでもSotoと比べれば対価となる選手も少なく済むはずでその意味ではかなりおもしろいトレード候補ではありますし、長期契約を提示することもあるのかもしれません。もしオファーするなら6年以上のかなり大きな契約になるのであまり現実的ではない、良い選択とは言えないかもしれませんが。そう考えればやはりSotoと同じように1年だけの所属で考えないといけない気がします。それでもQOはできるでしょうからやはり面白いと思います。問題はトレード相手となるHOUは同地区であるという事です。

 

 

Yandy Diaz 32歳、右投・右打、1B/3B、.295/.388/.469、144wRC+、4.4WAR

 今季自身初の20HR超を達成。デビュー以降2021年の.256が最低打率でキャリア打率は.290と高い水準で今季も.330でした。BB%も2018年を除き10%超でBB%>K%のシーズンが2回もあり、キャリアISO.148ながら平均打球速度は今季MLB5位の数値をマークしていて打球角度が付けばHR量産も可能(バレル率の高い選手の多くは打球角度が15°程度でJudgeに至っては今季20%を超えていますがDiazは6°前後となっています)。とにかく打撃で高い貢献をしている選手です。ここ2年合計の8.5fWARはMLB野手全体で28位。契約は球団オプション含めて残り3年30Mと成績から考えれば破格の安さとなっていてさすがはTBというところでしょうか。そんなお得な選手をTBが果たして今売る必要があるのかどうか。そこを考えるとトレードは難しいと思います。年齢が32歳と一般的にはピークを過ぎて成績も落ちてくるはずなので今が一番高値で売れると判断する可能性もあるのかもしれませんがそれはつまり対価がかなり必要という事になるわけで…。いずれトレードする可能性はあるかもしれませんが1年以上先の話だと考えています。

 

 

Mike Trout 32歳、右投・右打、CF、.258/.354/.490、133wRC+、4.2WAR

 最強の野球選手。2012年以降の12シーズンで最もWARを稼いでいる選手(2位のBettsが58.5fWAR、Troutは84.4fWAR)。しかし今季は苦しいシーズンとなりました。wRC+は134と並の数字ではありませんがそれでも2012年以降では自己最低となりました。もちろん出場できない試合数が増えたのも気になるところでここ数年は三振数も増えてきています。そうなってくると32歳という年齢ですし、落ちる一方なのかという事になっていきそうですがどうなんでしょうね。CFからコンバートしてまだまだ活躍してほしいところです。statcastを見てもほぼ真っ赤な状況でさほど衰えているようにも感じませんが。トレードの可能性はかなり低いでしょうし、同地区のマリナーズに来ることはほぼないとは思いますが大好きな選手なのでチェックしておきましょう。

 

 

大谷翔平 29歳、右投・左打、DH/P、.272/.378/.539、143wRC+、4.0WAR

 2024年は投手としての出場はありませんがDHで4WARをたたき出す予想が出ています。今季がすごかっただけに成績が下がる予想となるのは当然ともいえますが同じような、もしくは今季以上の成績を残す可能性もないわけではありません。投手として出場後の疲労はなくなるわけで打者に専念できる時間が増えた大谷がどれだけ打てるものなのか興味ありますね。パワーだけでなく、高打率高出塁率も継続できるのかは気になる点です。2025年以降投手として復帰して以前のような投球ができるのかどうなのかも気になりますがすぐに答えが出るものではありませんので楽しみに待ちましょう。しかしDHをフルに使うことになる大谷を獲得するのは諸刃の剣。しかも年俸は史上最高になるはずでマリナーズに支払う能力はあるのでしょうか…。

 

 

Gleyber Torres 27歳、右投・右打、2B、.270/.341/.456、121wRC+、3.8WAR

 もう1人のFAまで残り1年の選手TorresもおそらくFA時はQO提示できると考えれば残り1年とはいえ対価としてそこそこのプロスペクトを放出してもドラフト指名権で補充できる可能性があると考えることも出来ます。マリナーズが毎年苦労している2Bですがさすがに不動のレギュラーとしてやってくれるでしょう。

 

 

Isaac Paredes 25歳、右投・右打、3B/1B/2B、.247/.344/.463、127wRC+、3.6WAR

 保有期間が残り4年もあり年齢も若いのでTBが出すことはないと思っていますが、ちょっと噂に上がっていましたので載せておきます。マリナーズの補強ポイントに合致しますし、今季ほどでないにしろ近い成績を残せるならかなりの対価を差し出してもプラスになる可能性があります。ただトレード巧者のTB、もし獲得できてしまったら何か裏があるのではと思ってしまいます。気になるのは打球速度の遅さで平均をかなり下回っています。それでありながら今季は31HRとはどういうことでしょう。期待される長打率から実際の長打率を引いたら(xSLG-SLG)2022年は-.087、2023年は-.119と非常に大きな乖離があります。xSLGがかなり低いのです。マリナーズに来た途端今季のFranceからさらに打率を落とした成績になりそうな気がしてしまうのは私だけでしょうか。予測では御覧の通り好成績となっているわけで四球が取れて、三振も多くないという優秀な選手なんですが。

 

 

Pete Alonso 29歳、右投・右打、1B、.250/.339/.514、130wRC+、3.1WAR

 絶対的パワーを誇る右のパワーバット。通算.259のBABIPが2023年は.205となり打率も.217となったわけですが46HRはキャリア2位のシーズンでした。もしトレードとなれば人気は出そうな選手だけどNYMがトレードするとは思えなません。かといって長期契約の話も聞かないのでどうなるのか不透明。2024シーズン終了後FAとなる大物野手のうちの1人でwRC+130前後が期待できる野手は20人前後しかいないのでそれだけ優秀な打者ではあるけど一塁手であり超大型契約を要求してそれを呑めるのはごく一部の資金力のある球団だけだろうからもしマリナーズにトレードされたとしても7年以上の1年あたり30Mの契約なんてできずに1年でFAとなるはずです。

 

 

Lars Nootbaar 26歳、右投・左打、OF、.257/.359/.438、120wRC+、3.0WAR

 日本の人たちも知っているNootbaarですが成績はすごく魅力的です。ボール球に手を出さない高度な選球眼を持ち高い四球率を誇りながら、三振は平均以下におさえられているアプローチはすばらしいです。今季はパワー系の数値が少し落ちていますが本来は20HR以上はクリアする力があるはずです。守備面もプラスでCFも守れるし肩も強いです。保有期間が残り4年もありSTLとしてはトレードする必要には迫られていないしこれからの主力にしていきたい選手のはずなのでトレードがもしあるのならこちらも覚悟して選手を出す必要があります。脇役としては最強プレーヤーになれる選手だと思っています。そのためには中軸がいる状況でNootbaarを迎え入れたいですね。

 

 

Randy Arozarena 29歳、右投・右打、LF、.259/.346/.445、123wRC+、2.9WAR

資金力がないTBなので活躍して年俸が上がってしまうと売らざるをえなくなってきます。その時期が近付いている選手といえます。3年連続20-20を達成し見た目の成績はかなり安定しているように見えます。打球速度も平均を超えていますし、スピードもあります。ただし守備力は高くなくLFしか守れないでしょう。FAまで3シーズン保有できるのでそれなりの対価が必要となるはずですが、年齢的にはそろそろピークのはずです。コンタクト力が低く個人的にはあまり欲しい感じではなくなぜか微妙な気がしてしまいます。

 

 

Jorge Polanco 30歳、右投・両打、2B/3B/SS、.250/.332/.423、110wRC+、2.5WAR

 こういった選手を探す記事を書くとどうしても引っかかってくる選手がPolancoです。特別すごいわけではないけどレギュラーとして無難に働いてくれそう。しかし、ここ何年かは三振率が上昇気配なのは気になるところです。データを見ると打球速度は特別なものはありませんが打球角度が良く、そのおかげで好成績を残しているように見えます。今でも20HR前後は期待できますが、今後3Bさらには1Bでの出場が増え、もう少しパワーが付けばHRを量産しそうな選手だと思っていたりします。

 

 

Max Kepler 31歳、左投・左打、RF、.250/.333/.445、115wRC+、2.3WAR

 Polancoに続いてもう1人MINからKeplerです。左打者のOFで長打力もまずまず。実績は当然Kelenic以上ですし、守備もRFとしてはプラスの成績を残し続けている選手です。RFとして通算OAAは54で現役ではBettsに次ぐ2位となっていて、OF3ポジション合計のOAA64はBuxtonに次ぐ2位となっています。そんな高い守備力を持ちながら30歳にしてキャリア最高のwRC+124を記録しました。昨オフ作成した獲得候補リストにも入れていた選手という事で興味はあります。通算で見ても対右投手には113wRC+とまずまずの成績の一方対左には77wRC+(今季は108wRC+)です。

 

 

Anthony Rendon 33歳、右投・右打、3B、.256/.352/.422、114wRC+、2.3WAR

 当たり前だけど欲しいと思う球団はほぼないはずです。ただ個人的にはまだやれるはずだと思っていますし環境を変えてやってみると野球以外の面でもいい効果があるかもしれません。もちろん巨額契約の大半をLAAが負担しない事には話は進みませんがDFAするより良いでしょ?契約期間としても残り3年なので、まだLAAとしては使うつもりなのかもしれませんがそろそろ決断の時期は近づいてくるのではという感じでしょう。なんといってもアプローチが優れた選手で三振が少なく四球が多いというのが魅力的な選手でマリナーズの重視するポイントに合致します。WSH時代はそれでいて3割打って25HR前後打ててたわけですからね。そりゃあ大きな契約になりますよ。マリナーズが獲得して、もし復活するようなら残り3年プロスペクトたちが昇格してくるまでの良いつなぎになると思います。割とマジで検討しても良いんじゃないかと思ってます。

 

 

Jazz Chisholm Jr. 26歳、右投・左打、CF/2B、.245/.310/.454、104wRC+、2.3WAR

 Chisholmもトレードの可能性はかなり低いでしょうけどWittに比べればありえる話だと思います。2023年からCFにコンバートされましたが、もし獲得するのなら2Bとしてということになります。三振が多い選手なので今オフの補強方針にはそぐわない選手かもしれませんが面白い選択だと思います。まだ20HRを打ったこともありませんがもし本来の力を開花させることが出来るのなら4WARを軽く超えるオールスター級の選手になるはずで20-20は毎年当然のようにクリアできるはずです。FAまであと3年でかなりの対価は必要でしょうからもし決行するのであればチームの未来を大きく変えてしまうトレードになるかもしれません。

 

 

Yoan Moncada 28歳、右投・両打、3B、.250/.325/.407、101wRC+、2.2WAR

 3B候補を探していて、もしかしてやれるのではと思った選手。年俸が高いのでCHWがかなりの負担をしない限りトレードの可能性は低いでしょうけど、2019年には5.5WAR、2021年には4.0WARを記録したこともある選手です。年によってあまりにも成績が大きくばらついているので大活躍するのか戦力にならないのか宝くじを買うようなものな気がしてしまいます。過去2年は四球率が落ちていてパワーも平均程度といまいちの成績になっていますが賭けてみるのも面白い気はします。両打ですが左打席の方が成績は良いです。

 

 

Anthony Santander 29歳、右投・両打、RF/LF、.251/.320/.458、114wRC+、2.1WAR

 四球率・三振率は平均よりやや下かもしれませんが長打力があり、打球速度やバレルも良くて直近2年で61HRの好成績。スタットキャストによるともしTモバイルパークで全試合行っていたら76HRになっていたというデータもあり、まさにマリナーズが獲得を目指すべき選手なのでは?肩の強さはまずまずなのでRFがメインポジションとなっていて平均程度の守備数値という感じでしょうか。

 

 

Josh Naylor 26歳、左投・左打、1B/OF、.284/.344/.480、125wRC+、2.0WAR

 NaylorはLuis CastilloやCarter Cappsといった選手たちと一緒にMIAからSDへトレードされた経緯もある2015年ドラフト1巡全体12位指名選手。四球を選べる選手ではありませんが三振も少ないタイプで今季自身初の打率3割を達成。20HR以上は昨年のみではありますがISOは平均を超えていて.200目前。打球速度はまずまずで確実性は向上中、打球角度も年々ついてきており面白い打者だと思います。ポジションはOFでしたがここ2年は1Bであり、スピードがあるわけでもなく、体格を考えてもこのまま1Bになるかと思います。まだ若く、FAまで残り2シーズンで年俸が高いわけでもないのでCLEが積極的にトレードするとも思えませんがマリナーズとしては欲しい選手としてチェックしておきましょう。

 

 

Rhys Hoskins 31歳、右投・右打、1B/DH、.242/.332/.461、116wRC+、2.0WAR

 開幕前に故障して2023年は全休でのFAとなってしまいましたが、来年は開幕から出場可能なはずです。Franceと同じ右打者になるので、もし獲得してFranceも残留する場合はDHでの出場が増えると予想されます。

 

 

Eloy Jimenez 27歳、右投・右打、DH/OF、.272/.317/.441、122wRC+、1.9WAR

 右打者のDHですが左投手よりも右投手を得意にする打者です。今季はパワー系のスタッツが少し落ちていますがまだ27歳で落ちぶれるには早いでしょうから、盛り返してくることが期待されます。四球が少なめなものの年齢的には全盛期にあるはずで攻撃力はリーグ有数の破壊力を見せる可能性を秘めていると思います。問題はCHWがトレードするのかという点でオプション含めればあと3年も契約が残っています。

 

 

 

Jorge Soler 32歳、右投・右打、DH/OF、.244/.333/.479、119wRC+、1.8WAR

 なんといっても魅力はパワーであり、ISOの予測値は.235でFA選手の中では大谷に次ぐ2位となっています。3位がHoskins、4位はPedersonです。今季の最長飛距離468ftはMLB12位でしたし、打球速度も優秀です。四球が多いのも良いですね、三振も多いですが。獲得するのであればほぼフルタイムのDHとしてになると思います。スピードが落ちてきているのもありますが、今季守備についたのは32試合のみで以前からマイナスを出していますので誰かを休ませる必要がある時など限られた時しか守備に入ることはないでしょう。今季好成績を残しているので年俸額はこれまでより大きくなるのではないかと思われます。年齢は32歳で開幕になるので3年前後の契約が予想されます。DHの選手にどれだけ払うか難しいところだと思いますし、個人的には2年でどうにか契約できないかと思ってしまいます。

 

 

Mitch Garver 33歳、右投・右打、DH/C、.240/.333/.444、112wRC+、1.8WAR

 もう捕手を補強することはないのかもしれませんが、DH兼控え捕手というほぼDHの役割を与えるのであれば獲得の可能性はまだ残っているはずです。1Bを少し守らせるのも良いのではないでしょうか。長打力があり自己最長の457ftは今季MLB全体35位のHR飛距離でした。FAとはいえ年齢もありますし、びっくりするような契約にはならないはずなので彼に賭けるのは面白いと思っています。健康で調子良く過ごせれば4番に入って35~40HR、100打点を達成しても驚きはありません。

 

 

LaMonte Wade Jr. 29歳、左投・左打、1B/OF、.245/.350/.420、114wRC+、1.6WAR

 左の1Bということで右投手相手にはキャリアで122wRC+と結果を残しています。打球速度は平均をやや下回る程度ですが打球角度を付ける打撃はできているので全試合出場するようなタイプではなかったと思いますが20本近い本塁打が出ています。今季は14.6BB%というのも非常に優秀です。ポジションはスピードが落ちてきてOFから1Bへとシフトしているところだと思います。

 

 

Joc Pedeson 31歳、左投・左打、DH/LF、.254/.342/.466、118wRC+、1.5WAR

 どこかで書いたと思いますが、実はFA市場の中では面白い選手だと思います。守備面は厳しくなってきているので対右投手用のDHとかなり狭くて難しい起用法になっていくかもしれませんが、そんな起用でも400~500打席は出場できるので右打者のDHを用意する必要はなく、左投手先発時にはポジションプレーヤーたちをDHで使っていけばいいだけのことでやり繰りを心配する必要はありません。成績予測でもかなり好成績の予想が出てますが、現実的にも好成績を残してくれる可能性があると思います。

 

 

Lourdes Gurriel Jr. 30歳、右投・右打、LF、272/.323/.450、109wRC+、1.4WAR

 まずまずの高打率が期待でき三振も少なめですが、四球も少ないタイプの選手。打撃は2022年を除きISOが毎年.200前後で安定しているので20HR以上、年によっては30本近くが期待できるはずです。打球速度がやや下降し始めているようにも見えますが現状まだ平均以上です。Teoscarと比較するとパワーは少し落ちますが、打率は期待でき、年俸も少し安く済むはずです。3年前後の契約になるはずです。マリナーズのOF事情はJulioだけが不動であとは流動的で何も決まっていない状況。トッププロスペクトのGabriel Gonzalesはまだ19歳ですが天才と思っていた彼もついにA+で壁にぶつかったのかもしれないので来年のデビューはなさそう、早くても2025年中のデビューでしょうから、今Gurrielと3年契約してもまだ1ポジション空いてるのでプロスペクトの邪魔をすることは無いかと思います。Kelenicが抜けたので他の若手OFはMarlowe、Canzone、DeLoach、Claseといったあたりですね。

 

 

Michael Brantley 36歳、左投・左打、LF/DH、.295/.362/.436、120wRC+、1.3WAR

 毎度名前をあげさせてもらう私の獲得してほしい候補トップクラスの選手。過去2シーズンで79試合にしか出場できていない状況で健康面に不安はありますが出場出来ればベテランとなった今でも高い打撃能力を見せてくれると期待しています。成績予測では99試合の出場で上記成績が予想されています。対右投手先発時に出場させ対左投手時は休ませるような起用をするのであればプラトーンパートナーを探しておいた方が良いという事になります。

 

 

Jeimer Candelario 30歳、右投・両打、3B、.248/.324/.423、104wRC+、1.0WAR

 語弊がある言い方かもしれませんがFA市場にいる手ごろな正三塁手。個人的にはCandelarioと複数年契約するならUriasでも良いのではくらいの感じで見てしまいますが、2023年は初めて20HRをクリアして過去3年で2度目のWAR3超となりました。直球に強い選手のようですね。守備もまずまずなので短期間レギュラーを任せるのには最適な選手という気がします。

 

 

Tommy Pham 35歳、右投・右打、OF、.247/.326/.412、102wRC+、1.0WAR

 今季の実績からいけばプラトーンではなくフルタイム出場できるチームを探しそうですので現状のOFが2つ空いてるマリナーズは条件に合致していると思います。単年契約で済みそうなのはマリナーズにとってはリスクが少なく済みますし、Phamの成績が上がらない場合には左打者の若手OFの出場機会を徐々に与えていけます。Phamは短縮シーズンとなった2020年以前の2017-2019の3年は.284/.381/.475でこの辺が全盛期、2020-2023は.238/.325/.392と大きく落ちてきてます。年齢もあるし仕方ないことですが、成績から考えればそろそろレギュラーを外れても良いのでは、プラトーンでどうですかというところなんですよね。

 

 

 

 

 

こう見てみるとFAまで残り1年の野手は評価の高い選手が結構いますね。残り1年という事はトレードで獲得してもすぐにいなくなる可能性が高いわけですが、FA前に長期契約のチャンスもあるわけですし(最近のマリナーズを見てると契約延長なんて資金あるとも思えませんが)、成績残せる選手はFAとなってもQOしてドラフト指名権を得ることもできるわけなので多少無理しても獲得をあきらめてはいけないと思います。対価としてトレード放出するときにいつももったいないと思ってしまうけどプロスペクトって開花する可能性は思いのほか低いですしね。

いつもならウインターミーティング前に動いているマリナーズが静かなのが気になりますが(Suarezは売りましたけど)、このまま補強しないというパターンがありえるのでしょうか?そんな資金難というかペイロールは増やさない情報が多数出ているマリナーズに何か動きがあるのか注目しておきましょう。一番驚きそうなのがCastilloのトレードですがさすがに噂もないし、エースを売ることはないと思いますけども。チーム解体はありえないですよね?故障中のRayは売れないとしても現実的にはCastilloを打って複数プロスペクトやメジャー経験の浅い選手が入ってくれば来年はMarcoもいなくなるでしょうし、高額年俸の選手はRayとJulioだけというすごく身軽な状況になれます。ペイロールをMLB平均レベルまですらあげるつもりがないならもうそういう手段をとってこないとも限りません。もう何が起こるかわかりません。せっかく強くなり始めて観客もたくさん入るようになってきて、ペイロールが大きいわけでもないのにまともに補強できないとかありえないですよね。このぐらいにしておきます。

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ユーティリティータイプの選手たち

2023-11-29 19:21:06 | マリナーズ全般

ユーティリティータイプの選手(複数ポジション守れる選手)が多すぎる気がするマリナーズ。現状では2B、3B、OFをユーティリティータイプの選手たちでまかなうことになると考えられます。もちろん、これから補強が進んで、ユーティリティー選手は本来の仕事に戻ることを期待しますが、整理しておこうと思います。

 

まず今のマリナーズにいる複数ポジション守るタイプの選手を見ると、以下の選手があがると思います。

Dylan Moore(31歳・右投・右打)

Sam Haggerty(29歳・右投・両打)

Jose Caballero(27歳・右投・右打)

Josh Rojas(29歳・右投・左打)

Luis Urias(26歳・右投・右打)

Ryan Bliss(24歳・右投・右打)

※年齢は2024.4.1時点

AAAにいるBlissまで含めても右打の選手が多いです。

 

 

 

2022-23年の2年合計出場ポジションイニング数

Dylan Moore(1B:39.2、2B:172.2、3B:4.0、SS:231.0、LF:222.0、CF:72.0、RF:229.2)

 どこでも守れるイメージでまさにユーティリティーという感じ。SSではマイナスが出てはいるものの、多く出場機会のある2B, LF, RFでは平均か少しだけプラスの守備成績が期待できます。

Sam Haggerty(1B:27.0、2B:61.0、LF:284.2、CF:37.0、RF:243.0)

 主戦場はOFとなっていてわずかにプラスの守備成績が残っています。2Bでは出場が少ないのでなんともいえませんが大きなマイナスを出しているわけではなさそうです。

Jose Caballero(2B:467.0、3B:43.0、SS:132.1、LF:2.0)

 1年だけのデータになりますが2Bとしては大きなプラス、SSとしてもプラスであり、今季マリナーズのユーティリティータイプの選手の中では一番守備でプラスを生み出しています。

Josh Rojas(P:2.0、2B:592.0、3B:1103.0、LF:3.0)

 2Bではプラス、3Bでは少しマイナスの守備成績となっています。

Luis Urias(2B:559.0、3B:637.0、SS:736.1)

 2Bと3Bでは年によってプラスとマイナスがあり平均程度といえそうです。SSしてはマイナス。

Ryan Bliss(2B:857.0、SS:1168.1)

 MLBでの出場なし。

※MLBでの出場数です(Blissのみマイナーでの数字)。

 

 

 

打撃成績(MLB通算)

Dylan Moore

対右 .197/.301/.372、91wRC+、.175ISO、9.4BB%、33.6K%

対左 .224/.335/.416、113wRC+、.192ISO、11.9BB%、26.2K%

 右打者のMooreは当然対左の方が成績が上がります。そしてパワー系の数値が一般的なユーティリティータイプの選手に比べて上になっているのが特徴です。打率は低いですが長打力があるのでwRC+は2年続けて100を超えています。

 

Sam Haggerty

対右 .211/.278/.276、61wRC+、.065ISO、7.1BB%、29.8K%

対左 .274/.369/.474、141wRC+、.200ISO、12.2BB%、20.0K%

 Haggertyはスイッチヒッターですが御覧の通り対左(右打席)の方が数字は圧倒的に良くて、特に長打力は明らかな差があります。左投手相手にはぜひスタメンで使いたい選手という気がします。左打席は捨てて右投手相手にも右打席に立ってみたらどうかというレベルです。もう一つの特徴がスピードで今季マリナーズ内でのスプリントスピードランキングではJulioに次ぐ2位の29.2ft/sを記録しています。

 

Jose Caballero

対右 .186/.297/.287、71wRC+、.101ISO、9.0BB%、23.7K%

対左 .265/.395/.363、126wRC+、.098ISO、10.5BB%、23.4K%

 Caballeroは今季左投手を打って四球も選べていますがパワーはほとんど見られません。ルーキーで26盗塁というのも話題になったようにスピードはかなりありHaggertyとほぼ同じスプリントスピード29.0ft/sでした。

 

Josh Rojas

対右 .253/.326/.375、93wRC+、.122ISO、9.9BB%、21.0K%

対左 .256/.336/.353、93wRC+、.098ISO、10.4BB%、28.3K%

 唯一の左打者Rojasは左右で差がほとんどないタイプであることがわかります。パワーもあまりありません。マリナーズ移籍後はやや積極的になって四球は少し減り打率は.272まで上がりました。8月以降マリナーズでのOPSは.721でした。

 

Luis Urias(26歳・右投・右打)

対右 .219/.326/.365、93wRC+、.145ISO、11.3BB%、21.6K%

対左 .276/.353/.442、118wRC+、.166ISO、8.2BB%、21.4K%

 Uriasはこのメンバーの中ではMooreと同じかそれ以上の打撃成績を残していると思います。スピードはあまりありませんが年齢を考えてもポテンシャルからも現時点では彼が3Bのレギュラー候補というのは正しい選択だと思いますし、もし3Bを補強した場合は2Bのレギュラー候補一番手にあがってくるはずです。

 

Ryan Bliss

対右 .318/.398/.552、.234ISO、10.2BB%、18.9K%

対左 .250/.298/.422、.172ISO、6.4BB%、21.8K%

 Blissの数字は2023年のマイナー成績になります。右打者のBlissはドラフト直後の2021年は対左投手の方が成績が良かったけどここ2年フルシーズン対戦していく中では右投手の方を打っています。特に今季はその特徴が顕著で上記のような成績差がありました。これが今後も続いていくようであれば現在のマリナーズ内では貴重な右投手に強い内野手という事になっていくのかもしれません。三振が多いわけでもないのでMLBでも活躍してほしいと思っています。2024シーズンどこかの時点でマリナーズで彼を見ることが出来るでしょう。

 

 

 

オフの間にどんな動きがあって、役割に変更があるのかはわかりませんので単純に比べてみたいと思います。

まず守備で大きなアドバンテージを持っているのがCaballeroになります。なんといってもSSをプラスの守備力で守れるのが大きく、他の選手にはない特徴という事になります。MLBデビューが目前と思われるBlissがどのくらいSS守れるのかというのはありますけど現状ではCrawfordが長期欠場する場面が出てくるのならばCaballeroの存在価値は非常に大きいと思わせらえることになるでしょう。もちろんCrawfordに休養を与えるために1試合スタメンから外すといった場合であればCaballeroでなくてもMooreなどSSの経験がある選手を起用してどうにかできると思います。

他のポジションを考えると2B、3Bを平均レベルで守れる選手は多いので大きな差にはなってこないと思いますがOFも含めて多くのポジションを守れ、SS以外ではどこを守っても守備力は平均程度あるMooreは有用だと思います。いちおうSSも出来ますしね。

この2人が守備面ではアドバンテージがある選手になると思います。

 

 

攻撃面に関しては右打者が多いので仕方ありませんが左投手に強い選手は多いですね。

逆に右投手を打ってる選手がマイナーのBlissしかいません。これだけ候補者がいて右投手を打てる選手がいないのはかなりつらいです。プロ野球を見ていると左打者が多く右打者を探すチームもあるくらいですが、MLBでは右打者が多いです。右利きの選手が多いんですから自然なことです。ということで投手は右打者の多いMLBでは右投手が有利であり、逆に打者から見ると左打者が貴重で右投手と多く対戦できるので有利なはずです。

なのに唯一の左打者であるRojasは左右関係なく同じくらいの成績を残すタイプのようですし、スイッチヒッターのHaggertyは右投手を打てません。。。

右打者の中で特徴があるのがMooreのパワーかと思います。Uriasも平均程度のパワーがあり対左には.276とこのメンバーの中では一番良い打率が残っています。

 

スピードがあり盗塁も出来るのがHaggertyとCaballeroです。Mooreも5シーズンで72盗塁と平均以上のスピードはあります。Rojasはスピードが落ちていて今季のスプリントスピードは27ft/sを切って平均を下回る数値です。Uriasはまだ26歳ですが年々落ちて今季は26ft/sと平均を大きく下回っています。

 

 

いかがだってでしょうか。

もちろん私の一押しはMooreであって、彼がいる間に勝ちたいという私の気持ちに何も変わりはありません。しっかり足りないところを補強して90勝以上、ワールドシリーズを目指せるチームになって欲しいものです。

トレードがなければ数年後には期待のプロスペクトたちが続々と昇格してくることになるはずと期待していますが、今オフは2Bや3Bの補強があるのか、補強した場合この中の何人が開幕ロスターに残るのか。おもしろい争いが起こるかもしれませんね。

 

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スアレスをトレード放出

2023-11-25 07:16:37 | マリナーズ全般

2シーズンマリナーズの3Bを守ってきたジーノことEugenio SuarezをトレードでARIへ放出しました。

交換でやってくるのはCarlos Vargas, Seby Zavalaの2人。

 

Vargasは今季MLBデビューした24歳。5試合に登板しただけですが平均球速は99.5mphとリーグトップクラスの球速を誇ります。ただマイナー時代から四球は多く被安打も多いです。

Zavalaは控え捕手候補で守備指標はまずまず。現在のマリナーズのロスターで考えれば守備型の捕手としてRaleighに次ぐ2番手捕手に入ってくるはずです。Murphyと再契約の可能性はかなり下がったと思います。

 

Zavalaの評価は固まっていると思うので、Vargasがどこまで伸びるか、リリーバーとして使い物になるのかでこのトレードの評価は決まると思いますが現状はARIの大勝。なぜマリナーズがこの2人の選手でSuarezを出してしまったのか不可解なトレードです。Vargasは同じ剛腕のMunozのようになればという記事もあるけど、そこまで改造できるものなんでしょうかね。MunozやBrashくらいのセットアッパーになれれば保有期間が6年残ってるので今回のトレードは失敗ではなく成功になりますけども。

MunozとVargasのマイナー時代の数字を比較すると、

Munozは6シーズンで112.2回、被安打70(7HR)、12.8K/9、5.4BB/9、防御率3.12。

Vargasは4シーズンで188.2回、被安打196(11HR)、8.8K/9、4.6BB/9、防御率4.82。

といった数字が並びます。見た目では圧倒的にMunozが良いと思います。三振が取れることはリリーバーとしてはかなり大きな評価になりますし、Vargasは被安打の数がそもそも多すぎます。球速あるのに被安打数がイニング数を超えてくるようでは厳しいと思うんですけどね。何かきっかけを与えてマリナーズの主力リリーバーに育てあげられるのでしょうか?早々にマリナーズからいなくなる確率の方が高そうな気がします。期待はしてますよ。こんなに球速あってポテンシャルはあるんでしょうから。

 

 

さて、私はずっとSuarezが長期欠場した時の為に代わりの選手は見つけておかなければいけないと昨オフからずっと言って候補もあげてたわけですが見つける前に先にいなくなってしまうとは。それとも先日獲得したLuis Uriasが正三塁手ということなんでしょうか?

Uriasは今季出場が一番多かったポジションは2Bでしたが、2019年以降毎年3Bを守っていて、MLBでは3Bで1319.1イニング、SSで1116、2Bで1080.2と3Bでの出場が一番多く、打撃好調だった2021-22の2年は3Bでの出場が一番多かったようです。

3B守備に関しては安定しているようで毎年大きなプラスはありませんが大きなマイナスもありません。

打撃好調だった2021-22と書きましたが、この2年の合計は1042打席で.244/.340/.426、39HR、42二塁打、215三振、113四球、122打点、131得点、6盗塁となっています。

Geno Suarezは2021年打率が2割を切っていたので2022-23の2年合計で見てみると1323打席で.234/.327/.423、53HR、53二塁打、410三振、143四球、183打点、144得点、2盗塁。

Uriasが好調だった2021-22で比べればあまり差がない印象の数字を残していますね。むしろUriasの方が良くないですか?ただこれはこの2年に限った話でありSuarezのキャリアOPS.788に比べてUriasの.719は見劣りします。特に今季は故障の影響もあったのだと思いますが.636まで落ち込んでいます(BOS移籍後の終盤2か月は.698でした)。

それでもUriasは成績上はボールを見極める能力は平均以上で四球は取れるので一定以上の出塁率は確保できる選手であり、まだ26歳と若く、これからキャリア最高の時期を迎えると考えればOPS.750前後を期待できるのかもしれません。年俸もSuarezの半分以下の$5M程度と見込まれます。ポジティブに考えればそんなところです。Suarezは2019年を頂点に長打力の指標であるISOは下がり続けて今季は30HRの連続記録(短縮シーズンの2020年を除く)も途切れてしまいました。その点では売り時ではあったのかもしれません。

Uriasの気になる数字としては打球速度が平均よりも遅いという事があります。3Bといえば強打のポジションであり長打を期待したいところですから打球速度は欲しいところですが、明らかに平均以下の選手です。それでも2021-22はHR数が多かったんですよね。今季はキャリアワーストの打球速度でHRはたったの3本でISOが.104という悲惨な状況でした。先にも書いた通り故障の影響はあったのかもしれませんが長打に関しては2021-22は出来すぎだったのではないかと思います。10~15HRの選手ではないかと思って見ていきたいと思います。

 

ということでSuarezのトレードではなくUriasの話になってしまいましたがUriasのバウンスバックに賭けること自体は悪いとは思いません。ただ今回のトレードで一番心配なのはチームの雰囲気を作っていたであろう1人を簡単に放出したと捉えられそうなトレードになってしまったことです。Suarez以上の選手を引っ張ってこれたならマリナーズの選手たちもファンも納得すると思いますが、控え捕手と結果の出てないリリーバーで正三塁手を出してしまうのかというがっかり感しか今はありませんし、悔しい、なぜ、ふざけるなとフロントへ対する不信感が再燃しかねないのではと思ってしまいます。

 

 

ちなみに三塁手をグレードアップする動きがあるのかどうかですが、私はないんじゃないかと思います。なんかもう昨オフから資金難なのかという動きのマリナーズなのでね…。大谷獲得レースからは早々に撤退の噂も出る始末(これに関してはそういう噂が流れるのは悪いことではないと思います。あくまでも噂であって本気で撤退してるかどうかは分かりません。)

個人的には3Bよりも他のポジション(特にOF獲得の為)に資金を回して欲しいです。ちなみに若手で期待の1人Locklearは今季1Bにコンバートされてる状況ですが3Bに戻ってこないのかという話も出てくるのかもしれませんね。1Bでは攻守で活躍した今季のLocklearが3Bとしてどれだけの守備力があるのか私には分かりませんけど、1Bから3Bに戻ることってあまり考えられない気がします。3Bやれるなら3BとしてMLBに上がってきてほしいですけどね。

 

ないんじゃないかとは言いましたが、もし三塁手の獲得があるなら、一番手にあがるのは皆さんが名前をあげるであろうFAになっているCandelarioでしょう。他にはBrandon DruryやJorge Polancoあたりをトレードでしょうか。グレードアップになるかどうかわかりませんけどJosh DonaldsonやGio Urshelaなんかは可能性はわずかにあるかも。Donaldsonは意外と狙い目な気もするんですけど37歳で2年続けてwRC+100切ってるのは厳しいですかね?あとは個人的にはMatt Chapman好きではありますけど、大型契約になることや三振が多い選手であることから獲得はないと思います。若い選手では獲得候補ランキングでもあげてたNolan JonesとCoby Mayo。JonesはOFやってるので3Bとして獲得するのかは疑問ではありますがいちおうあげておきましょう。大穴としてはRendonをLAAに年俸の大半を負担してもらいトレードで獲得する手があると思います。半分以上とかではなく大半ですからね。DFAするよりはマシでしょっていくらいで獲得したいです。契約は残り3年×38Mというとんでもないことになってますから、最低100M以上は負担して頂かないと話になりません。Rendonは悲惨なことになってますけどまともに出場出来ればまだまだ平均以上の選手だと思いこんでいます(笑)。楽観的すぎますね。

無理なのは分かってますがやりたい放題できるなら長期契約中のJose Ramirez, Ke'Bryan Hayesあたりを狙いたいですね。あとはプロスペクトや若手を全部使うつもりでWitt Jr.を獲ってSSに入れてクロフォードを2Bへ。3BはUrias含めユーティリティー選手全員でやる感じでいくか。この3人のトレードはありえないので完全に妄想の世界ですけど、Wittは本気で欲しいですね。Woo, Millerの先発2人+Cole Young, Michael Arroyoの4人じゃ足りませんか?もうそのくらい欲しいんですよ。もし大谷獲れればJulio, Wittの3人を同じチームで数年見れますからね。

 

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獲得候補ランキング

2023-11-12 18:50:35 | マリナーズ全般

欲しい選手のランキングというか獲得したい選手のランキングというか、単純に成績良いから欲しいってわけではなく、トレードだったらFAまでの年数や放出する対価を考えたうえで欲しいと思えるか。Sotoや大谷のように他に替えがきかない選手にはそれだけの支払いが必要になるでしょうけどそれでも欲しいかどうか。そんなことをいろいろ考えて欲しいと思う選手のランキングです。

 

 

1. Juan Soto (LF・SD・トレード)

 FAまで1年になってしまったけどチャンスがあるならとにかく欲しい。打撃はルーキー時代から最強だと思っている選手です。

2. Michael Brantley (LF/DH・HOU・FA)

 故障リスクはつきまとい、キャリアも終わりが近づいてきていると思いますが、打撃は天才的で常にお買い得な選手だと思っています。Brashの魔球スライダーをHRしている数少ない打者です。

3. Gleyber Torres (2B・NYY・トレード)

 FAまで残り1年。マリナーズのマイナーを考えても2Bは長期契約は必要ないポジションのはずなのでちょうど良いかと思います。さすがに彼ならマリナーズに来たから打てないってことはないでしょう。

4. Lourdes Gurriel Jr. (LF/RF/DH・ARI・FA)

 数値的にはバランスの良い選手という感じでしょうか。ISOは.200前後で安定しているのでHRは20本以上が期待出来るし、打率も平均以上を期待できると思います。マリナーズに多い三振を量産してしまうタイプではない代わりに四球も少なめなのはマイナスですがこれから出てくるはずのマリナーズのプロスペクトたちは総じて四球を選べる選手たちなのでチーム全体では問題にはならないはず。OFとしては守備はLFしか守ったことがないみたいだけど今季はDRSでは大きなプラスを出してます。長期スパンで見れば平均レベルでしょうか。5年以上の契約になると怖いですけど獲得を考えるべき選手だと思います。

5. 大谷翔平 (DH/SP・LAA・FA)

 ユニコーン。来年は打撃専念ですが守備につくかどうかは気になるところ。2025年以降二刀流で復活すると考えたうえでどの程度の契約になるのか、彼と契約することで今後使う資金がなくならないのかは非常に大きな不安点。マリナーズで大谷を見たい気持ちはあるけれど、将来的に毎年プレイオフに出れるようなチームであり続けられるのかリスクは高くなると思います。

6. Tim Anderson (SS・CHW・FA)

 打率.300を期待できる希少な打者ですが今季大きく数字を落としています。左膝のじん帯を痛めていたんでしょうか?打率とともに特徴であるスピードも大きく下がって平均に近いところまで落ちているのもそのせいでしょうけど気がかりです。四球を選ばない選手なので打率が落ちてスピードもなくなってしまうとマイナスにしかなりません。獲得するのであれば故障の具合を確認して状態が戻っているのか、状態がよくなってれば1年契約でポジションもWBCで守っていた2Bになります。怪我が癒えれば復調して貢献をしてくれる可能性があると思います。

7. Mitch Garver (DH/C・TEX・FA)

 故障リスクはあるものの打撃力は魅力的な選手。大きな契約にはならないはずと思って2年×10M前後と予想してましたが、現地予想はもっと高いですね。。。今季苦しんだDHとMurphyの抜ける2番手捕手の両方を埋められる選手です。

8. Anthony Santander (RF・BAL・トレード)

 FAまで1年のスイッチヒッター。それほど大きな対価は必要ないと見込んでいるので上位に入ります。ずっとBALをホームとしてやってきましたがアウェイではwRC+95しか打てていないことは気になるところです。

9. Tommy Pham (OF・ARI・FA)

 30歳前後で数年好成績を残した後に成績を落としていましたが35歳の今季やや復活。打球速度はまだまだ早く、守備面ではレンジは狭くなってきましたが全体として見ればそれほど大きなマイナスにはなっていないと思います。単年契約になるはずなので候補としてはありだと思います。

10. Lars Nootbaar (OF・STL・トレード)

 Julioが欠場する場合、代わりにCFにも入れる万能型で今のマリナーズに少ない選球できるタイプの打者。FAはまだまだ先なので保有期間を考慮すれば大きな対価が必要になるはずです。WBCでも話題になりましたのでみなさんもどんな選手かはお分かりかと思います。

11. LaMonte Wade Jr. (1B・SF・トレード)

 勝ちに飢えてるはずのSFなのでトレードを考えているか微妙?今季成績を上げたのでトレードするなら今という感じもします(FAまであと2年)。1Bなのでそれほどトレード価値は高くはないと思いますが簡単にもらえるわけでもないでしょう。左打者というのはポイント高いですしOFも守れるのでは?左投手は打ってないというか対戦機会がかなり限定されていたようですが対右投手には通算でwRC+122、OPS.803とまずまずの成績です。はまれば飛ばす力もあり魅力はあります。

12. Rhys Hoskins (1B・PHI・FA)

 スプリングトレーニングで左膝を故障し今季は欠場となりましたが、打撃力は本物。元々守備が良いわけではないのでDHへシフトしていく可能性もありますし、実際元の打撃ができるかもわかりませんが故障したことで想定していたより短期の契約にはなるはずなのでマリナーズもオファーする可能性はあると思います。

13. Joc Pederson (DH/OF・SF・FA)

 数年前から守備が厳しくなってきているようなので基本的にはDHでの起用を前提での獲得になります。打球速度が毎年上位に入っているなど指標で見れば活躍できる可能性は高いと思います。四球も選べるし、三振が特別多いというわけでもありません。ただし、左投手を打てませんから対右投手用のDHとかなり限られたポジションになります。したがって各所の予想を見ても評価は低く1、2年の契約になりそう。だからこそ面白い選択だと思います。

14. Nolan Jones (LF/RF/3B/1B・COL・トレード)

 MLB2年目の今季ブレイクした選手ですがBABIPが4割を超えています。元々BABIPは高い選手ではありますが、3割近く打てる打者ではない気もします。とはいえCOL移籍でパワーが開花したのは事実なのかもしれません。今季の飛距離ランキングではKelenicがリグレーでCFに打った衝撃の一発よりも上の4位に入っていてHRの平均飛距離でも6位です。もちろんCOLがホームであることはあると思いますが飛ばし屋であることは間違いありません。三振はあるものの四球もかなり多い選手なのでOFだけでなく3BでいけるならSuarezの後継者としても面白いなあと思ってます(マイナーでは主に3Bで最近OFに移っている感じなので今季も少し3Bも守っています)。Kelenicがいる以上JonesをOFでトレードで獲得は今のところ可能性は低いと思ってますが3Bでという可能性を含めればありなのではと思っていてかなり気になる選手です。もちろんCOLが出すかどうかは怪しいですけども。

15. Jordan Hicks (RHRP・TOR・FA)

 剛腕として名が知られていますので説明の必要はないかと思います。2022年は先発をしたこともありやや成績を落としましたが今季TORではまずまずの成績でした。超速シンカーは非常に魅力的で3~4年程度の契約になると思われますがHaderよりはだいぶ安くなると思うのでリリーバーとしては年俸は多少高くてもお手頃感がある気がします。ペイロールに余裕があればクローザー候補として面白いと思います。

16. Ryan Helsley (RHRP・STL・トレード)

 トレードでクローザーを迎え入れのであれば彼が一番だと思います。それなりの対価は必要だと思いますのであまりリリーフにつぎ込まず上手く見つけてくるマリナーズとしてはそこがネックでしょうか。それと今季は健康にやや不安が出てたようなのでそれも気になります。

17. Hunter Harvey (RHRP・WSH・トレード)

 彼もクローザー候補になります。そこそこの実績があり、そんなには対価も必要ないかもしれませんが絶対的なクローザーになれるのかというと違う気もします。BrashやMunozなどと強力なブルペンを形成してほしい投手です。

18. David Bednar (RHRP・PIT・トレード)

 PITのクローザーでFAまでまだ3シーズンあります。過去数年のマリナーズの動きを見てもこのクラスのリリーバーを多くの対価を支払って獲得することはないと思いますが、クローザー候補として獲得するなら彼は候補にあがるのかなというところ。速球が魅力で四球も多くない安定した投手だと思います。

19. Coby Mayo (3B・BAL・トレード)

 まだメジャーデビューしていない選手。Suarezの代わりになる将来の3B候補がいないマリナーズとしては思い切って獲得しても良いのでは。ただし評価が高い選手なのでデビュー前だけど相応の対価が必要。Santanderと合わせて獲得できれば面白いと思いますがデビューしていないのでリスクもあります。

20. Jung-hoo Lee (CF・KBO)

 韓国からの選手なのでどれだけ打てるかが問題。今年は少し苦しみましたがKBOでは無双状態だったわけで、出塁率は高く高打率でHRも最低二桁は期待したいところですけどどのくらいやれるのか。特にパワーがどこまで通用するのかで評価が変わります。契約金額はさほど大きくならないんでしょうからいっても良い気はします。

21. Teoscar Hernandez (RF・SEA・FA)

 ボーダーラインではないかと予想されていたQOをしなかったことでおそらく戻ってくることはないと思いますが昨年までの実績とマリナーズで一時期見せた爆発力は魅力的です。

22. Mike Trout (CF・LAA・トレード)

 LAAがトレードするのは現実的ではないと思っています。特にマリナーズは同地区内ですしね。Troutのファンとしては怪我に苦しむ姿を見たくないし活躍をまだまだ見たいところです。別の記事でも書いてるので割愛しますがLAAがある程度負担してくれれば欲しいと思ってしまいます。

23. Jorge Polanco (2B/SS/3B・MIN・トレード)

 コスパの良い選手だと思ってるのでペイロール削減の話が出ているMINにあっても球団オプションで残留になっていてトレードはないと思いますが欲しい選手のリストに入れておきたい選手です。

24. Martin Maldonado (C・HOU・FA)

 経験と勝ち方を知っている捕手というイメージで打撃は期待できませんがチームとしてはプラスになる捕手なのだと思っています。しかもAL西地区を主戦場としてきた捕手なのも大きなプラスです。ただ、控えではなくレギュラーで使ってくれるチームを探すのではないかと思うので獲得できるかは怪しい気がします。

25. Victor Caratini (C・MIL・FA)

 控え捕手タイプとしては彼が有力候補でオファーは複数球団からあるはずです。

26. Tom Murphy (C・SEA・FA)

 健康であればいいのだけれど…。FAにはなりましたが再契約の可能性はありそうな気がします。頼りになる打撃を見せるときもあるので残って欲しい選手ではありますけど…。

27. Jeimer Candelario (3B・CHC・FA)

 Suarezをトレードするのであれば獲得はあるのかなと思います。

28. Jorge Soler (DH/OF・MIA・FA)

 大谷を獲れなかった場合のDH候補。パワーがあり四球を選べるけど確実性は高くない選手。RF/LFの守備はマイナスでフルタイムのDHと考えておかないといけません。

29. Randy Arozarena (OF・TB・トレード)

 FAまであと3年ありますが活躍しているので年俸が上がってきてTBとしてはそろそろ売却を検討しているはずです。過去3シーズン非常に安定した数字を残していて今季はハードヒット率も上がって今が絶頂期なのかもしれません。打率がやや低くコンタクト力はリーグ平均を下回る点には注意が必要です。スーパー2の為すでに年俸が上がってきているので今後負担が大きくなる点はどのチームに行っても同じですね。

30. Hunter Renfroe (RF・CIN・FA)

 5年間で6チームを渡り歩いてきた選手ですが今季は苦しみました。来季開幕時は32歳で守備力も落ち始めているようなので複数年契約は避けたいです。

31. Josh Donaldson (3B・MIL・FA)

32. Brandon Drury (IF・LAA・トレード)

33. Dylan Floro (RHRP・MIN・FA)

34. Bobby Witt Jr. (SS・KC・トレード)

35. Eloy Jimenez (DH・CHW・トレード)

36. Ryan O'Hearn (1B・BAL・トレード)

37. J.D. Martinez (DH・LAD・FA)

38. Pete Alonso (1B・NYM・トレード)

39. Brandon Belt (DH/1B・TOR・FA)

40. Randal Grichuk (OF・LAA・FA)

41. Adam Duvall (OF・BOS・FA)

42. Ke'Bryan Hayes (3B・PIT・トレード)

43. 鈴木誠也 (OF・CHC・トレード)

44. Riley Adams (C・WSH・トレード)

45. Salvador Perez (C/1BDH・KC・トレード)

46. Mike Clevinger (RHSP・CHW・FA)

47. 前田健太 (RHSP・MIN・FA)

48. James Paxton (LHSP・BOS・FA)

49. Hyun Jin Ryu (LHSP・TOR・FA)

50. Chris Sale (LHSP・BOS・トレード)

↓その他の候補

Sonny Gray

Marcus Stroman

松井裕樹

Dylan Cease

Tyler Glasnow

Matt Chapman

Justin Turner

山本由伸

Blake Snell

Kyle Gibson

Lucas Giolito

Tyler Mahle

Frankie Montas

Sean Manaea

Emilio Pagan

Aaron Hicks

 

 

・何度か候補にあげていたLane Thomasは今季好成績を残して高くつきそうなのでランク外としました。Canhaもトレードされたので外しました。

・Bellingerはないですね。CFにはJulioがいますし、契約予想もとんでもないことになってますしね。

・Witt Jr.はさすがにKCも今オフ出すことはないでしょうが、総力をあげて獲得したいくらい魅力的な選手です。Julioと並ぶ打線が見てみたいです。同じKCからもう1人候補としてSalvador Perezをあげました。キャリアも終盤に入って衰えが出てきているとは思いますがDH兼控え捕手としてどうでしょうか。

・Donaldsonは今季大きく成績を落としてしまいましたが左投手に強く、3Bもまだ守れることからランキングに入れました。

・松井はどうなんでしょうね。日本での成績を考えれば活躍してくれる気はしますけど、ボールなのかマウンドなのか適応力が良い印象がないもので下の方に置いてます。どのくらいの契約になるのかにもよりますけど、3年15Mは確実に超えるんじゃないかと思ってますが3年20M以上での契約になってくればリスクが高くなってくるかなというところでリリーバーにそんな投資をするのかなという気がします。クローザーやれる評価ならもっといくのかもしれませんけど。

・先発投手にあえて資金を使うことはないんだろうと思いますがシアトル出身のSnellホームディスカウントしてくれませんかね(笑) 山本やNola, Montgomeryなど年20Mをこえる投手の獲得はないでしょうけど、トレードの状況次第(投手を出して野手を獲得した場合)では前田クラスの投手は十分あると思っています。

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妄想ロスター2024③

2023-11-04 19:00:17 | マリナーズ全般

レンジャーズおめでとうございます。

ということで次はマリナーズの番。となればいいなあ。さてWSも終わってオフシーズン・ストーブリーグに入っていきます。

今回第3弾にして大谷さん獲得パターンとなります。

 

【C】

Cal Raleigh $0.75M

Riley Adams $0.75M

【1B】

Ty France $6M

Ryan O'Hearn $4.5M

【2B】

Josh Rojas $3.1M

Dylan Moore $3.13M

Jose Caballero $0.75M

【3B】

Eugenio Suarez $11.286M

【SS】

J.P. Crawford $11M

【OF】

Julio Rodrigez $12.186M

Anthony Santander $12M

Tommy Pham $9M

Jarred Kelenic $0.75M

Dominic Canzone $0.75M

【DH】

大谷翔平 $42M

 

 

【SP】

Luis Castillo $24.15M

Logan Gilbert $3.3M

George Kirby $0.75M

Marco Gonzales $12.25M

Bryce Miller $0.75M

Bryan Woo $0.75M

【RP】

Andres Munoz $2.19M

Matt Brash $0.75M

Justin Topa $1.5M

Prelander Berroa $0.75M

Gabe Speier $0.75M

Tayler Saucedo $0.75M

Isaiah Campbell $0.75M

Ty Adcock $0.75M

(Stephen Kolek / Jorge Benitez / Jarod Bayless)

 

 

【IL】

Robbie Ray $23M

Evan White $7M

 

上記の野手15人 、投手14人+ILの2人も含めた31人の年俸合計

$198.092M(野手117.952+投手50.14+IL30)

 

 

 

<IN>

大谷翔平

Tommy Pham

Anthony Santander

Ryan O'Hearn

Riley Adams

 

 

<OUT>

Teoscar Hernandez (QO)

Tom Murphy (FA)

Luis Torrens (ノンテンダーFA)

Dominic Leone (FA)

Sam Haggerty

Mike Ford

Emerson Hancock

Trent Thornton

 

 

<トレード>

Anthony Santander, Ryan O'Hearn (BAL) ⇔ Sam Haggerty, Emerson Hancock, Trent Thornton

Riley Adams (WSN) ⇔ Mike Ford

 

 

<FA>

大谷翔平 (LAA) 10年$496M (2024: $42M、2025~2026: $58M、2027~2028: $53M、2029~2030: $50M、2031~2033: $44M     2026年シーズン後オプトアウトあり)

Tommy Pham (ARI) 1年$9M

 

 

 

 

さて今回の妄想ロスターは大谷を獲得するパターンです。

ほぼ$200Mになってしまいました。さすがに大谷を獲得するとペイロールが膨れ上がって他をどう整備するのかという話になってきます。しかも今回はMarcoもトレードしてませんからね。

大谷単体で見れば大きな戦力アップになりますが、DHを大谷だけで使うことになってしまうのは考え方によってはけっこうマイナスだと思いますから少しでも守備についてくれればいろいろ考えられるようになるんですが…そんなプランが出てくるのかどうか。投手としては2025年以降はローテーションに入ってきますが何人で回すのか。現状のマリナーズとしては投手の枚数は揃っていると思うので基本的には6人で回すことが十分に可能だと思います。6人で回すという事は5人で回すより1人当たりの仕事量が減るので当然ながらそれに不満を持つ選手もいるかもしれないし、逆に健康面を考えれば好影響があるのではないかと思いますから何とも言えませんが個人的には今のマリナーズであれば大谷を受け入れることが可能なロスターなのではないかと思いますから各メディアでマリナーズも獲得候補として名前が出てくるのは当然なのかなと思います。

契約については11年以上の可能性も十分にあると思いますが10年$450~500Mで落ち着くのではと思ってます。報道では再び500M超えの可能性をよく目にしますがさすがにそれは高すぎる。ただ、資金力のあるチームはいくらでも出したくなる選手でしょうからどこまでいくのか楽しみなところです。

さて契約内容はどんなことになるのか想像もつきませんが、もしかしたら出来高部分がすごく大きくなるかもしれません。打者部分が基本給で投手部分はイニング数で大きな出来高が付くとかそんなかたち。それにしても一番悪いところで故障してしまったのが響いてきます。あとは契約金額があまりにも大きすぎるので一部後払いの契約になるかもしれません。3Mずつ30年間払いにすれば90Mも節約?(ではないですけどそういう考えに近いですよね)できます。

大谷が入るだけで観客数は大きく増えるはずでその他もろもろ成績以外での貢献も期待できるのでそこまで含めれば$500Mどころではなくもっと大きな金額になってもおかしくないと思います。投手としてどこまで投げ続けると予測しているかでも大きく変わってくると思います。年齢が上がっていって今のような出場パターンでいけるのか、休みを増やす必要が出てくるのか。わからないことだらけです。

個人的には今季くらい打ってくれたとしてもDHというだけで20~30%ダウンの年俸にしたいので本来40M程度の年俸で良いのかもしれませんが打者としては30Mというのが最大の評価。そこに投手として20M~30Mの50~60Mが適正年俸だと考えました。来季に関してはDH出場の打者のみということで本来30Mでいきたいところですがそうはいかないので来季だけは$42Mにしました。その後の2年は1年あたりでは史上最高を大きく更新する年俸になります。そして2026年終了後オプトアウト権を付けました。実際どんな契約になるのか興味津々です。大谷の事なので早急に決めそうな気がします。オフの動きが速いマリナーズとの相性はばっちりです!?

 

キーになる大きな動きがBALとのトレードですがどうでしょうか。ついに勝てるチームになり、さらにここから強くなっていくことが予想されるBALが打線の核である主力2人を放出してくれるのかどうか。SantanderとO'Hearnは長期契約しない限り2024年シーズン後FA予定ですのでトレードしてしまうことも考えられるのではということで今回この2人を獲得しています。最初はO'HearnでなくMountcastleを獲得してFranceを放出と考えていましたがFAまで3年もあるので、まだ放出する時期にはないでしょう。O'Hearnは今季ブレイクしていますがそれまでは平均以下の選手(WARは4年連続マイナス)だったので今季成績が本物なのかどうかは分かりませんがトレードするならその分安く獲得できるでしょう。

本来はO'Hearnまで獲得せずに1BはFordでもと思ったんですが、成績見てたら右投手をあまり打ててないんですよねFord。同じ左打者で左投手よりも右投手を打てているO'Hearnにします。Franceは対戦投手の左右でそれほど大きな差はありませんが今季を考えると最初はプラトーン起用で調子良い方を多く起用することになっていきます。マイナーにはLocklearもいるので1Bは選手層でどうにか乗り切りたいところです。

BALとのトレードは実際起こる可能性は十分あると思ってますが、現実に起こるのならマリナーズは投手を出すのが必須になるはずです。今回のトレードではHancockを出してますが、Woo, Millerあたりを出して有望な若手野手を獲得するパターンもおもしろいんじゃないかと思います。特にBALの内野は今後昇格してくる選手も含めるととんでもないことになってますからそのうちの1人をというところです。もちろんHollidayはアンタッチャブルでしょうしGunnar Hendersonも同じく出すことはありえないでしょうから具体的にはCoby Mayoが一番の候補ではないかと思います。いずれは1Bへコンバートの可能性もあるのかもしれませんがLocklearが1B、3BにMayoという将来は見てみたいものです。あとは内野ではなくOFのColton Cowserとか。2人ともプロスペクトとしては非常に高い価値があるのでこちらも覚悟は必要です。CowserはMLBデビューしてますしMayoもAAAまで来ているので2024年に戦力となれる選手たちということになりますから評価しているのならば獲得してほしい選手たちです。もし大谷が入ればペイロールを圧縮するためにも安い若手を使う意味がありますしね。

2B, SS, 3Bは現在のメンバーでいきます。IFはBlissの昇格が期待されますががどれくらいやってくれるかですね。Blissが打てればMooreをOFで起用することも出来るようになったりするのでやり繰りは楽になるんですが。KCが出すことはまだ考えられませんけどSSにWitt Jr.を加えてCrawfordを2Bにというのも夢があります。もし、こういった動きが起こるのならば来シーズン後でしょう。現状マリナーズにはWittを獲得できるほど高い評価を得ているプロスペクトはまだ少ないです。

CはAdamsを入れましたが、ベテランを獲るのもありでしょう。Martin Maldonadoいかがでしょうか。経験、リーダーシップは高い評価のはずです。37歳となった今季も1000イニング以上マスクをかぶっているのでRaleighの控えではなくもっと出番を求めて移籍先を探すのかもしれませんが、同地区で長くプレーしてる捕手というのは価値がある気がします。

OFはTeoscarの代わりにSantanderが入る形です。他にNYMのStarling Marteを格安でとも考えましたがさすがにないですよね。まずはTeoscarにQOして受けてくれるのも全然ありだとは思いますけど、今回のロスターに関していえば大谷が入るのでペイロールが厳しいのかもしれません。まあ1年だけですから我慢できるはずですけど…。Julio, Santanderで2つ埋まって最後のポジションは若手の争いになりますが全員左打者なんですよね。結局もう1人ベテランを補強してしまいました。候補者としては前回もあげたかと思いますがCanha(2024球団オプションあり)やPham。ほかにも探すとGrichuk, Enrique Hernandez, Duvall, Renfroe, Hicksなど。Hernandezはずっとマークしてるくらい好きな選手ではありますが今のマリナーズにはユーティリティーは必要ないしもっと打てる可能性がある選手の方が良いと思います。そして左打者の若手と組むプラトーン起用前提であれば左投手を打てる選手。ということでPhamかGrichukになります(Canhaは左右関係なく打てる選手でDuvallは右打者ですが左投手を打てません)。Grichukと比較するとPhamの方が年齢は高くて長打は少なく四球は選べるという感じで一長一短。でも総合的にはPhamでしょうね。打ってくれればラッキーくらいの気持ちで安く獲得できるのはGrichukなのでペイロールとの相談、若手を重視ということならGrichukで全然良いとも思えます。

 

投手にはマイナー契約でベテラン先発投手は欲しいです。今季でいえばMiloneのようなベテランがずっとAAAにいるのは大きいと思います。

リリーフは妄想ロスター第一弾を考えてた時からGinkelはどこかで入れたいと思ってたんですけど、ちょっと高騰してしまいそうな感が…ということでやめておきます。もういっそのことHaderにでもいっちゃえよと思いつつそんな資金はさすがにないしQO提示されるでしょうからね。やっぱりリリーフにはお金を使わないスタイル。それがマリナーズという事でいきましょう。

 

 

 

<想定オーダー>

vs RHP

1. Crawford, SS

2. Julio, CF

3. Ohtani, DH

4. Santander, RF

5. O'Hearn, 1B

6. Raleigh, C

7. Suarez, 3B

8. Kelenic, LF

9. Rojas, 2B

 

vs LHP

1. Crawford, SS

2. Julio, CF

3. Ohtani, DH

4. Santander, RF

5. Suarez, 3B

6. France, 1B

7. Pham, LF

8. Raleigh, C

9. Moore, 2B

 

 

<ポジション別打席数>

C:Raleigh 400~550、Adams 100~250、その他 30~

1B:France 200~550、O'Hearn 100~350、Canzone 0~200、Locklear 100~400

2B:Rojas 200~350、Moore 100~250、Caballero 50~200、Bliss 0~300

3B:Suarez 450~650、Moore 0~150、Caballero 0~150、Rojas 0~150、Locklear 0~150

SS:Crawford 500~650、Caballero 20~100、Moore 0~50、Bliss 0~150

LF:Pham 300~500、Kelenic 150~400、Canzone 0~150、Moore 0~100

CF:Rodriguez 600~700、Kelenic 20~100、その他 20~

RF:Santander 500~650、Kelenic 50~200、Canzone 0~150、その他 20~

DH:大谷 550~700、その他 10~100

 

 

 

前回に比べれば大きく総年俸は上がりました。やはり大谷さんは負担が大きすぎます。総年俸削減のための動きがあるのかもしれませんね。

実際に大谷を獲得するのはマーケット面でも非常に大きな影響があるので獲得するのはいいのかもしれませんがDHが埋まってしまうのはどうしても気になります。上でも書きましたが少し守備についてくれればいいんですけど。

 

妄想ロスターは今回で終了して、次回は獲得してほしい選手一覧を作りたいと思いますけど動きの早いマリナーズなので投稿する前に大きな動きがある気がします。

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