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超!マリナーズ(仮)

マリナーズのことを応援していきます。

妄想ロスター2024②

2023-10-21 19:00:00 | マリナーズ全般

今回は超高額選手は避けて多くの選手を獲得するパターンです。

 

【C】

Cal Raleigh $0.75M

Mitch Garver $9M

【1B】

Ty France $6M

Mike Ford $1.6M

【2B】

Gleyber Torres $15M

Josh Rojas $3.1M

【3B】

Eugenio Suarez $11.286M

【SS】

J.P. Crawford $11M

【OF】

Julio Rodrigez $12.186M

Lars Nootbaar $0.75M

Michael Brantley $10M

Dylan Moore $3.13M

Dominic Canzone $0.75M

 

 

 

【SP】

Luis Castillo $24.15M

George Kirby $0.75M

Chris Sale $12.5M

Bryan Woo $0.75M

Bryce Miller $0.75M

Marco Gonzales $12.25M

【RP】

Andres Munoz $2.19M

Matt Brash $0.75M

Justin Topa $1.5M

Prelander Berroa $0.75M

Gabe Speier $0.75M

Tayler Saucedo $0.75M

Trent Thornton $1.5M

Isaiah Campbell $0.75M

Ty Adcock $0.75M

(Stephen Kolek / Jorge Benitez / Jarod Bayless)

 

 

【IL】

Robbie Ray $23M

Penn Murfee $0.75M

Easton McGee $0.75M

Evan White $7M

 

 

上記の野手13人、投手15人+ILの4人も含めた32人の年俸合計

$176.892M(野手84.552M、投手60.84 + IL31.5)

超高額年俸の選手を獲得しなければこのくらいにおさまります。ILを想定した4人を外した総額145.392Mは2023開幕ロスター26人合計に比べ約$10M未満のアップであり、かなり現実的な金額だと思います。前回の妄想ロスターは$195Mでした。

 

 

<IN>

Gleyber Torres

Lars Nootbaar

Mitch Garver

Michael Brantley

Chris Sale

 

 

<OUT>

Teoscar Hernandez (FA)

Logan Gilbert (トレード)

Jarred Kelenic (トレード)

Jose Caballero (トレード)

Tom Murphy (FA)

Sam Haggerty (トレード)

Dominic Leone (FA)

Emerson Hancock (トレード)

Cooper Hummel (トレード)

 

 

 

<FA>

Mitch Garver (TEX) 2年$18M

Michael Brantley (MIL) 1年$10M

 

 

<トレード>

◎Lars Nootbaar (STL) ⇔ Logan Gilbert 

一時期噂の出ていた両者のトレードを今実行しましょう。マリナーズはGilbertを出したくないでしょうし、STLもNootbaarを出したくないでしょうけどね。マリナーズとしてはレギュラー格のOFが不足している状況を改善出来て打線の上位に入る能力がありOF3ポジション守れるNootは非常にありがたい存在のはずです。しかもFAまで数年あります。

 

◎Gleyber Torres (NYY) ⇔ Jarred Kelenic, Sam Haggerty, Emerson Hancock

数チームが狙っているかもしれないTorresは非常に安定した成績を残していると思います。今後数年にわたって20HR以上、OPS.750、fWAR3程度は期待できる選手でしょう(来オフFAですけども)。投打ともに厳しかった今季のヤンキースがFAまで残り1年のTorresを出してKelenic, Hancockという若手に切り替えられるのか、トレードせずにTorresと長期契約するのか面白いところだと思います。なかなか固定できないマリナーズの2BですがTorresならさすがにやってくれるでしょう。

 

◎Chris Sale +15M (BOS) ⇔ Jose Caballero, Cooper Hummel

SaleもいまさらBOSが出す可能性は極めて低いと思いますし、そもそも狙っているチームもほとんどなさそうな。そんななか昨年Giolito獲得を目論んだ当ブログですが今回はSaleでいきます。

Marcoは来季開幕から戻ってこれる予定なので6人ローテを組まないとSPが余ってしまう可能性はあります。誰か投げられない選手は出てくるかもしれませんけどね。来年は今年のように若手が次々に出てくるという状況ではないはずです。そう考えれば6人準備しておくのは悪くないでしょう。

さて、Saleですが年俸は契約最終年の2024年が27.5M。+2025年の20Mオプション。支払いを遅らせる契約になってるみたいなので実際の支払いは少なくなるようですがそれは考えずに$27.5Mで計算します。年俸のうちBOSにいくらか負担してもらえたらという感じで最高でも15M程度、出来れば10Mに抑えたいところです。今回の計算上は$15M負担してもらいマリナーズの支払いは$12.5Mとしています。過去3年で31試合しか投げれていないところをどう評価するのか。難しいところですが、まだまだ投げれると信じていますし、健康であれば打者はまだまだ手こずると思います。

ある程度の価値を示したCaballeroに加えて、Hummelは今季ほとんどマイナー暮らしとなりましたがポジションの関係もありまだいくらか価値はあるはずです。10M以上節約できるだけでなくCaballeroとHummelも貰えるんだから出してくれませんかね?

 

 

 

 

 

 

<想定オーダー>

vs RHP

1. 140 Crawford, SS

2. 130 Nootbaar, RF

3. 124 Julio, CF

4. 127 Garver, DH (117 Ford)

5. 101 Brantley, LF

6. 115 Torres, 2B

7. 119 Raleigh, C

8. 99 Suarez, 3B

9. 104 France, 1B

 

vs LHP

1. 120 Crawford, SS

2. 131 Julio, CF

3. 153 Torres, 2B

4. 170 Garver, DH

5. 114 Suarez, 3B

6. 74 Raleigh, C

7. 81 Nootbaar, RF

8. 104 France, 1B

9. 121 Moore, LF

 

 

 

<ポジション別打席数>

C:Raleigh 400~550、Garver 80~250、その他 50~

1B:France 300~600、Canzone 0~200、Ford 0~150、Locklear 100~450

2B:Torres500~650、Rojas 50~150、Moore 20~150、Bliss 0~200

3B:Suarez 450~650、Moore 0~150、Rojas 0~150

SS:Crawford 500~650、Moore 0~50、Bliss 0~150

LF:Brantley 200~400、Moore 10~200、Canzone 0~250、その他 50~

CF:Rodriguez 600~700、Nootbaar 30~200、Clase 0~150

RF:Nootbaar 400~650、Canzone 0~150、Moore 0~100、その他 20~

DH:Garver 200~400、Brantley 150~400、Ford 0~300、Raleigh 30~80、Suarez 10~50、Canzone 0~80、その他 50~200

 

 

 

今回もかなり大きく動きましたがどうでしょうか。

 

GarverはDH/Cで左投手に強く右投手も苦にせず長打力もあるのでRaleighを休ませるときだけでなくDHでの出場をメインに考えられます。故障も多い選手のようなのでどのくらいの契約になるのかちょっと想像つきませんが年10Mは超えないのではと予想してます。打撃成績だけ考えれば3年50Mくらいでもおかしくないのかもしれませんけども。

OFはTeoscarが抜けてNootbaarとBrantleyが入るかたち。FA市場には手ごろな左打者のOFが少ないので昨オフも獲得を希望したBrantleyを今度こそ。ずっと好きな選手なのでSotoやBrantley獲得は私の悲願です(私が何かをするわけではないですけども)。BrantleyはLFで毎日出場というよりは故障リスクの点からもDHとLFを交互にというかたちがベストだと考えます。

TeoにQOして受けてくれればそれもいいのではと思いますが、拒否してマリナーズと年$20M前後の複数年契約はないんじゃないかと思ってます。他に右打者では35歳になるCanhaが第一候補。ここ数年長打力は落ちているようなので過度な期待は出来ませんが打率出塁率はまだ平均以上を期待できると思います。2024球団オプションがあるので行使されて市場に出てこない場合はTommy Phamが次の候補です。Keplerもオプションがありますが右打者では候補にあげておきましょう。CanhaやPhamが入る場合はCanzone, Marlowe, DeLoach, A Rodriguez, Gilliamなど若手が誰か出てきてプラトーンとなるのが理想形です。

NootbaarはGilbertとトレードの噂が出てたくらいですからわずかに可能性はあるのかな?マリナーズとしてはGilbertをそう簡単には出さないと思いますけどね。savantで見るとNootbaarとGarverはパワーに少し差があるものの近いタイプで選球眼が良いのが特徴です。

Gilbertをトレードしてしまったので先発投手の補強は必要だと考えます。もし長期契約するならMontgomeryかGrayでしょうか。マリナーズはRayが2024年中には戻ってくるはずで、すでにCastillo, Rayと2人の大型契約を持っているのでさらに長期契約するのは現実的ではないと考えます。なので1,2年の契約になる投手がいいでしょう。候補としてはFAであればHyun Jin RyuやMike Clevinger, Wade Mileyこの3選手から1人選びたいです。Ryuは故障明けでシーズン途中に復帰して成績を見る限りはまだ戻っていない感じでしょうか。Clevingerも離脱するイメージはありますね…。そこでSaleです。健康であればまだ優秀な左腕だと思っています。

1BはPete AlonsoやPaul GoldSchmidtがトレード可能性あるなら両者ともにFAまで残り1年ではありますがいくのもありでしょう。まあ、おそらく2人とも現所属チームで開幕を迎えると思います。今季成績を落としてますけど、もし獲得できるならGoldschmidtの経験を買いたいですね。実力でいけばAlonsoの方だと思います(契約延長できなくても来オフQOしてドラフト指名権は手に入るでしょうしね。しかしNYMは普通に考えたらトレードではなく巨大な契約延長をするでしょう)。個人的には来季昇格してくるはずのLocklearに期待したい気持ちの方が強いし、Franceには復活してほしいし、FordにたくさんHRを打ってもらいましょう。

2BにはNYYからTorresを獲得して、マリナーズでは久しぶりの絶対的2Bになれると期待します。

SSはCrawfordで問題なし。マイナーにはBlissやCole Youngが控えているので少なくとも今オフにSS候補の補強はありません。

3BはHRが減ったSuarezにもう1年頑張ってもらいましょう。Torres加入で2Bでの出番が減少するはずのMooreやRojasが3Bでの出場が増える可能性もあるはずです。

 

 

大金はかけずに、打線はかなり厚くなった気がします。BB%が高い便利屋のNootbaarをどう起用するか、Franceが復調できるのか、DHを分け合いそうなBrantleyとGarverが健康でいられるかといったあたりが大きな要素で、今季多くの若手投手が活躍したように今度は若い野手が出てきてくれるのかというのも楽しみな点でしょう。

 

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妄想ロスター2024

2023-10-09 18:27:51 | マリナーズ全般

毎年恒例妄想ロスター。いつもはもっと現実的にやってるつもりですが今回は大物を獲得しまくっています。それでは妄想ロスター(第1弾)始めます。

 

現状確認用で記事を作成しています。マリナーズの事を分かってますって方は飛ばしてもらって問題ありません。現状確認の記事はこちら

年俸はCot's Baseball Contractsを参考に計算しています。調停権を持つ年俸の決まっていない選手は私の予想で書いてます。2024年の最低年俸は$0.74Mですが、調停前の選手は一律$0.75Mで計算します(Kirby Raleighなど主力級は実際はもう少し高いようですが)。

 

 

 

<選手構成>

【C】

Cal Raleigh $0.75M

Tom Murphy $2M (FA残留)

【1B】

Brandon Drury $8.5M

Mike Ford $1.6M

【2B】

Josh Rojas $3.1M

Dylan Moore $3.13M

Sam Haggerty $1M

【3B】

Eugenio Suarez $11.286M

【SS】

J.P. Crawford $11M

【OF】

Julio Rodrigez $12.186M

Juan Soto $32M

Mike Trout $23M

Dominic Canzone $0.75M

Cade Marlowe $0.75M

 

 

【SP】

Luis Castillo $24.15M

Dylan Cease $10M

George Kirby $0.75M

Logan Gilbert $4.5M

Bryan Woo $0.75M

Bryce Miller $0.75M

【RP】

Hunter Harvey $2.7M

Andres Munoz $2.19M

Matt Brash $0.75M

Justin Topa $1.8M

Prelander Berroa $0.75M

Gabe Speier $0.75M

Tayler Saucedo $0.75M

Trent Thornton $1.5M

Isaiah Campbell $0.75M

(Stephen Kolek / Jorge Benitez / Jarod Bayless)

 

 

【IL】

Robbie Ray $23M

Penn Murfee $0.75M

Easton McGee $0.75M

Evan White $7M

 

上記の野手14人+投手各15人+IL4人も含めた33人の年俸合計

$195.342M(野手111.052+投手52.84+IL31.5)

通常のアクティブロスターよりも多い人数になっていますが2023年の開幕時26人ロスター合計は$137.4MでMLB30チーム中18位でしたから今回ILとした4選手を除いた29人合計$163.842Mは約26.4Mの大幅なアップとなります。この金額は2023年の開幕時26人ロスターで順位付けすると30球団中17位相当ですので順位的には1つしか変わりませんし増額幅としては昨年、一昨年が$30M程度増額になっていましたのでそれよりも少なめとなるのでいけるのではないかと勝手に思っていますがどうでしょうか。IL含めた33人の$195.342Mで10位に相当します。

 

 

 

<IN>

Juan Soto (SD・トレード)

Dylan Cease (CHW・トレード)

Mike Trout (LAA・トレード)

Brandon Drury (LAA・トレード)

Hunter Harvey (WSN・トレード)

Graham Pauley (SD・トレード)

 

<OUT>

Teoscar Hernandez (FA)

Dominic Leone (FA)

Luis Torrens (ノンテンダー)

Marco Gonzalez

Ty France

Jarred Kelenic

Emerson Hancock

Jose Caballero

Cole Young

Jonatan Clase

Aidan Smith

Zach DeLoach

Darren Bowen

Josh Hood

Michael Morales

Travis Kuhn

Starlin Aguilar

Tyler Gough

 

 

<トレード>

①Juan Soto, Graham Pauley ⇔ Ty France, Jarred Kelenic, Emerson Hancock

②Dylan Cease ⇔ Cole Young, Jonatan Clase, Darren Bowen

③Mike Trout, Brandon Drury + $87.15M ⇔ Marco Gonzalez, Jose Caballero, Aidan Smith, Travis Kuhn, Starlin Aguilar, Tyler Gough

④Hunter Harvey ⇔ Zach DeLoach, Michael Morales, Josh Hood

 

 

残り1年のSotoの為に誰を出すかで悩みました。最初はBrashを核に考えたんですけどリリーバーとはいえ保有権がまだ長く残っているBrashは出せませんでした。そこで今回の3人となりました。Franceを出すと1Bは心配ですがLocklearがいますしね。Hancockを出してしまうと故障者が出た時のローテ候補がかなり薄くなるので出したくはないですがSotoの為に出します。そして、Kelenicは今季開幕から絶好調でしたが、中盤以降は良くなかったです。まだ若いのでブレイクする可能性も十分にありますが価値のあるうちにトレードします。

ちなみにSotoは最後の調停になりますが大谷が作った最高額$30Mを超えるのではないかと思っています。

Sotoと合わせてGraham Pauleyも獲得します。今季ブレイクした選手で一気にAAまで上がっています。SDの3BにはMachadoがいて埋まっている状況ですからマリナーズが引き取ります。MLBで3Bレギュラーをとれる打力はないかもしれないのでSuarezがいなくなることを見据えて穴埋め程度になればという考えです。

Soto獲得のためにあらゆる手段を使いたい超マリナーズ陣営としましては他のパターンをいくつも考えました。

一番カオスなトレード案はGilbertを核にしたトレードでなぜかプロスペクトまで動く

Juan Soto, Jackson Merrill, Jairo Iriarte ⇔ Gilbert, France, Canzone, Bliss

というかたち。マリナーズ側から見ればOFのSotoが入るだけでなく, トッププロスペクトのMerrillを獲得してSuarezの後釜として使い、Iriarteはローテで使っていくのも良いのでしょうがマリナーズとしては四球の多さが気になるのでリリーフ転向を見越しての獲得で強力なブルペン陣を形成したい狙いです。

一方のSD側はなんといってもFAまで4シーズンもあるGilbertが手に入ります。Franceは出戻りの形。CanzoneはもちろんSotoとは比較にならないでしょうけど化ければ攻撃型の選手としてレギュラーになる可能性もあります。BlissはMerrillほどの評価はありませんし小柄ですがMLBデビュー間近で20-20を達成しています。

 

他のパターンではWooかMillerを出すことも考えられます。

Juan Soto, Ray Kerr, Ryan Bergert ⇔ Woo or Miller, France

ということでいずれにしてもFranceは出してしまいます。これまでの実績からある程度の価値があり、Locklearが昇格してくると予想されることから放出ありきで考えています。実際には来季まではFranceにはいてもらった方が良い気もするんですけどね。

 

 

再建に入っていただきたいCHWからエースを頂きます。

CeaseはFAまで残り2年です。考えてる時点ではDH候補にEloy Jimenezも合わせて獲得を考えましたがペイロールが高くなりすぎるかなというところで今回は止めておきます。エース級の働きをする可能性がある投手を獲得するのでこちらも今季とても活躍して明るい未来を見せてくれたCole Youngをはじめプロスペクトを大放出することになります。Youngはレギュラー獲れる可能性もあるなかで順調に上がってきてますし、Claseはスピード&パワーで期待値は高く魅力的ですし、Bowenも個人的には結構評価高いのでプロスペクト3人しか出さないかたちではありますがマリナーズファンからすると納得できないくらい上位プロスペクトを使ったトレードになります。マリナファン10人中9人は反対しそうな気がします。いやもしかしたら10人中10人かも。それでもCease獲得はマリナーズの若くて力のあるローテに入っても大きな戦力アップになるでしょう。

 

 

いいかげん再建しませんかLAAさんということなんですけども。Troutのファンとしてはさすがに同地区への移籍はないと思いたいのですけど、LAAの現体制なら何が起きるかわかりません。もしこのトレードが起きるとJulio, Soto, TroutというMVPクラスが3人揃うOFになります。TroutがCFからのコンバートを受け入れてくれるかも条件ですけど、故障も多いわけだしそろそろCFでなくても良いのでは?交換で私の推し選手であるドラフトされたばかりのSmithを放出します。TroutのようなスターCFになって欲しいです。

Troutはすでに32歳の選手で故障が多いのにあと7年$248.15Mも契約が残ってるのは非常に大きなリスクです。短期ならまだしも7年は長いですからね。年25M以下の年俸になるようにLAAに負担していただきたいですがTroutファンの私としてはいくらなんでも安すぎると言いたくなる金額だったりします。マリナーズファン側の意見としてはXでも書きましたが獲得するなら約3割の負担は絶対条件、5割負担してくれれば複数チームからオファーはあるだろうという予想です。Troutの年俸は35.45MなのでLAAが3割負担で24.815M、5割負担だと17.725Mということになりますが、私の計算は23M×7年で161Mをマリナーズが支払い、残りの87.15MをLAAが負担する内容です。

Druryは昨年私が獲得を望んだJustin Turnerと同じく1B/3Bを守れる選手。Turnerは実際3Bはもう厳しいから獲得していたとしても3Bのバックアップとしては考えられていなかったのかもしれませんが…だから獲得しなかったということにしておきましょう。しかしDruryは3Bもまだ守れます。2Bも守れますしね。強打がある選手で複数ポジション守れるのは大きいです。

このトレードではかなり多くの選手を放出しますがSmithの他に今年マリナーズを支えてくれたCaballeroを出します。SSも守れる一定以上の価値のある選手です。今後の2Bを考えると今動かしておきたいと思いました。現時点で2Bは込み合っていてユーティリティー選手たちは皆守れるポジションなので右のMooreと左のRojasを軸にHaggertyもいますし、来季はBlissの昇格もあるだろうし、その後は若手MIFたちが昇格ラッシュになると見込めば今年出場機会を得て価値を高めた今がCaballeroをトレードすべき時だという判断です。そしてさりげなくMarcoを付けましょう。マイナス価値になってるであろう選手ではありますが毎年のように防御率4.00に持っていく投手ですから若手が多いLAAのローテを助けられると思います。来季は年俸が大きく上がるのでトレード出来れば大きいんですよね。そしてKuhnは今すぐにLAAのブルペンの助けになるかもしれない投手、Aguilarはまだ若いのでどうなるかわかりませんがまあ楽しみな選手だと思います。本当ならGoughではなくWalter FordやIzziあたりを出す必要があるのかもしれません。

ということで、これだけ出してますがLAA側としてはもっと有望な選手を欲しいはずですよね。HancockやClaseのような最低でもマリナーズ組織内トップ10に入るようなプロスペクトのうちAA前後まで上がってきている選手がターゲットでしょうし、H Ford, Young, G Gonzalezといったトッププロスペクトをまずは要求するはずです。そこでマリナーズ側はLAAが金銭負担をどこまでするのかで要求される交換選手に応じるのかどうか、実際に話が進むのであれば面白い駆け引きです。

 

 

BAL時代は期待値に届いていなかったHurveyはWSN移籍2年目で自己最多登板、10セーブを記録しました。球速があり四球は少ない投手で確実に戦力になってくれると思います。クローザー争いに入ってくれるでしょう。

 

 

 

 

 

 

<想定オーダー>

(名前の前の数字は対右投手、対左投手の2023年wRC+です。)

vs RHP

1. 140 Crawford, SS

2. 124 Julio, CF

3. 166 Soto, LF

4. 143 Trout, RF

5. 119 Raleigh, C

6. 113 Drury / 117 Ford, 1B   

7. 99 Suarez, 3B

8. 79 Canzone, DH

9. 80 Rojas, 2B

*Rojasはマリナーズ移籍後 対右投手wRC+111。

 

vs LHP

1. 120 Crawford, SS

2. 131 Julio, CF

3. 130 Soto, LF

4. 109 Trout, RF

5. 114 Suarez, 3B

6. 117 Drury, 1B

7. 74 Raleigh, C

8. 144 Murphy, DH

9. 121 Moore, 2B

 

 

 

<ポジション別打席数>

C:Raleigh 400~550、Murphy 100~250、その他 30~

1B:Drury 200~450、Ford 0~50、Canzone 0~200、Locklear 150~450

2B:Rojas 200~350、Moore 100~250、Drury 0~200、Bliss 0~300、Haggerty 0~50

3B:Suarez 450~650、Moore 0~150、Rojas 0~150、Drury 0~200

SS:Crawford 500~650、Moore 0~50、Bliss 0~150

LF:Soto 600~700、Moore 10~100、Canzone 0~150、Haggerty 0~100

CF:Rodriguez 600~700、Trout 0~100、その他 20~

RF:Trout 500~650、Canzone 0~150、Haggerty 0~100、その他 20~

DH:Ford 0~300、Trout 20~150、Raleigh 30~80、Drury 20~150、Suarez 10~50、Canzone 0~80、その他 50~200

ポイントはDruryで1Bとしての獲得ですが2B, 3Bも守れるパワーヒッターなので柔軟な起用が可能です。又、Locklearが昇格すれば1B以外での出場が増えることになるはずです。

Canzoneもポイントになりそうな選手。もしMLBに適応できればレギュラーが固まってしまっているOF以外(1BやDH)での出場も増えて打席数を増やすはずです。

補強をしなかった2Bは誰か1人でも結果を出してくれればいいなあと。もちろん個人的にはMoore推しではありますが、左打者のRojasが高い打撃力を見せてくれるのが一番助かる展開ですし、Blissが昇格してレギュラーを獲ってくれるのもいいですよね。

 

 

 

<総括>

とてつもなく、動きまくりの妄想ロスター第1弾となりました。さすがに現実ではこんなに動くことはないでしょうけどね(しかも大物が多いです)。

トレードは可能性がゼロではなくありえそうなものをいちおう選んだつもりです。FAが近い選手だったり、再建に入りそうなチームとのトレードだったり、Troutのようにちょっとした噂が出た選手だったり。まあ、あくまで妄想のなかで実際トレードするならこのくらいの対価が必要になるのかなと考えてやってます。

大物を複数獲得して総年俸は膨らみますが、Sotoは2024シーズン1年だけでFAなので2025年以降に大きく影響するのはTroutの年俸だけといっても良いと思います(Ceaseは調停なので上昇はしますが耐えられる範囲内でしょう)。Troutの年俸はLAAが負担してくれたとしてもその額は小さくありませんし、健康面の不安や年齢を考えても今後はDH起用も増えていくことを想定すると将来的に不安はありますが、マリナーズがオフの主役となり、夢のロスターを完成させ、シーズンでも主役となるチャンスが出てくると思います。故障の多いベテランを対価を払って獲得するのはばかげてる気もしますが2024年に一勝負やってみましょうというロスターになったと思います。

Troutに関しては体調面の不安がある中、大谷がDHを独占することで少し厳しい出場機会になっていたところもあると思いますから、柔軟にTroutのDH起用も可能とするために本当はDH専に近いEloy Jimenezを獲得したかったところですがペイロールも思いのほか高くなったのでやめました。

Sotoに関してはずっと公言している通り大ファンなので今オフ一番欲しい選手であり、獲得後は契約延長交渉してほしい選手です。ずっと打撃は彼が№1だと信じてる選手なのでね。ただ守備面を含めて考えると野手史上最高年俸を支払うべきなのか?年齢は非常に若いというのがあるので契約年数が10年以上になるのは当然だし15年以上の契約になる可能性もあるかもしれませんから金額も大きくなるのは仕方ありません。契約出来たとして、1Bにコンバートするのか?いつからDHになるのか?ちなみに代理人はBorasですから契約延長ではなくFA市場に出たいはずで、すでにJulioとの長期契約があるマリナーズが契約をすべき選手ではないというのが現実でしょうね(残念ですが)。

ということでTeoscarの抜けるOFにはTroutとSotoという球界屈指の打者を揃えることが出来ました。FA市場には1B/CFのBellingerがいますがRFを守るイメージないですよね。シーズン序盤から思っていたんですがBellingerは打球速度が落ちてるのがどうしても気になってしまいます。それでいて3割も超えて、26HRと久しぶりの20本超え、K%も大きく改善したわけですけど、どうにも来季成績を落とすのではないかと考えてしまって獲得候補にも入れたくない状況です。まだ年齢は20代であり、CFの守備成績も良いですからどう考えても大きな契約になるはずですからやはり獲得は怖いです。他のFA選手は今季結果を残したベテランが候補になってくるでしょうか。あまり有力な選手はいない気がします。なのでトレードでの補強になりました。

ずっと気にしている3BはとりあえずDruryも獲得できたので良いでしょう。何気にPauleyを獲得してますが彼を含め誰か若手が出てきてほしいですね。

 

ローテーションはCeaseが入ることで非常に強力になるはずです。Ceaseはサイヤング賞投票2位となった昨年に比べ今季は成績を落としましたがそれでもfWARは先発投手で18位、FIP31位はいずれもCastilloやGilbertを少し上回りますしこの3年間故障もなく安定した好成績を残しています。来季はKirbyがエースへと成長し、Castillo, Cease2人のサイヤング賞候補を擁し、シーズン中盤~終盤にはサイヤング賞受賞者であるRayが戻ってくる可能性も考えると本当に夢のローテーションになる可能性を秘めています。№4にGilbertってかなり贅沢だと思いますからね。

ブルペンにはWSNのHarveyを獲得しました。Munoz, Brash, Harveyと剛腕3枚を揃え力勝負で勝ちにいきます。Berroaも来年マリナーズに定着できればリリーバーの平均球速は上がるはずです。もちろん、球速よりもどれだけ失点しないかが大事なんですけども。

これだけトレードをしておきながらブルペンメンバーを誰もトレードしてません。1人くらい放出はあるんじゃないかと思っています。そして、新たな投手を見つけてくるという流れですね。ブルペン投手を見つけてくる能力は非常に高いマリナーズなのでわざわざ好成績を残している投手を獲得する必要があるのかという所があったかもしれませんが今回は実績重視でブルペンを補強して勝利を盤石のものにしたいです。

 

 

では第1弾は以上となります。平均年齢が上がるので健康状態を保てるのかも大きな要素になってきそうですよね。たった1年でFAになるSotoを獲得する以上 目指すはワールドシリーズです(笑)

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オフの情報整理用(妄想ロスターを見る前に)

2023-10-06 20:55:07 | マリナーズ全般

当ブログ恒例の妄想ロースターを今オフも数パターンやっていく予定です。

こうなればおもしろいなあという事で勝手にやっていきます。その前に確認ということでとりあえず分かることをまとめておきます。

 

 

まず確認しておきたいのはマリナーズは順調に前進しているということです。2023年はプレイオフに進めませんでしたし前年よりも勝率は落ちました。しかし、ドラフトやトレードで獲得した若い選手がしっかりと結果を出しているのはお分かりかと思います。前半戦、オフの補強が失敗しているのに打てない選手を使い続けた割にここまで勝てた事は自信にしてほしいくらいです。

そして、なんといっても重視すべき得失点(得点-失点)という項目に絞って見ても

2019: -135(758-893)

2020: -49(254-303) 短縮シーズン60試合

2021: -51(697-748)

2022: +67(690-623)

2023: +99(758-659)

以上のように確実に実力をつけ、勝てるチームになっています。最後の最後残念なことにはなりましたが、前半戦89試合404-368=+36から後半戦73試合354-291=+63と大きなプラスになっています。投手陣の防御率はほぼ変わらなかったのでそれだけ得点力が上がったという事です。

来季の目標は800得点以上、650失点以下で得失点差+150以上(大型補強をするのであれば+200も現実的な目標になってくるかもしれません)といったあたりになるのではないかと思います。

長期的視野で強くあり続けるチームを目標とするのであればプロスペクトを大量放出して、短期的に強いチームを作ることはないと思いながらも(Castilloを獲得したようにプロスペクトを出しても長期契約出来れば代償を払っただけの価値がありますね)今季Teoscarが守ったRFはどうにかしないといけないし、DHを含めてさらに打撃力のあるチームにならないと目標達成は厳しいと思います。大きな変化はなく育成のマリナーズを目指していく可能性もありますがどんなオフになるのでしょう。

 

 

 

さて、次は簡単にポジション別に今季マイナス、平均レベルだったところはどこかと探すと

1B, DH, 2B, LF, RF, 3B

この6ポジションがマイナスもしくは平均程度だったと思います。

特にひどかったのがDHですが今オフはDH専任の選手を獲得するのかどうかが大きな問題となります。大谷の名前がまずあがりますが本気で獲得するには金銭的に相当な覚悟が必要ですからね。もちろん大谷に限らずDHで毎試合出場するような選手を獲得するのかどうかは気になるポイントです。

あとは1Bが明らかに平均以下という数字になっています。死球王Franceは打率が3年連続で低下し、本塁打数が過去2年のおよそ半分と打撃で苦しみました。FordはHRは出ますが、三振が多く打率は平均以下、出塁率は平均程度です。それでも長打を打てる能力のおかげでwRC+は123を記録しました。

2Bは多くの選手を起用しましたがWongの不振があまりにも長引き、それでも使い続けたのは非常に大きなマイナスでした。Mooreが欠場しているのも痛かったですが、Caballeroが昇格して出塁率は平均以上で守備走塁は高いレベルで貢献してくれました。サンプルサイズは小さいもののSSでもプラスの数値を出しているので十分に価値のある選手だと思います。夏にはRojasが加入し攻守で印象的な働きをしているので現状だけ見れば大きなマイナスとまでは言えずシーズン前半のマイナスが響いているという結果の2Bだと思います(後半戦のfWARで見ても30球団中9位で足を引っ張ているわけではありません)。

LFもたくさんの選手を起用しました。打撃重視のポジションであるはずですが打撃で大きなプラスをもたらす選手はいませんでした。Kelenicがレギュラーに定着してきたシーズンとなり、シーズン終了時のOPSは.746(今季MLB平均が.734)と成長を見せましたが開幕直後の好調時期を除くと成績は明らかに平均以下で終盤は長打がほとんどなくなりました(5月23日以降でみればOPSは.614しかありません)。Marloweも昇格後印象的な働きをしましたがその後は落ちていきました。しかし、Marloweは守備がプラスで、LFではたった183イニングほどでDRS+7をたたき出しています。CFも平均レベルでは守れそうですし、打撃力がさらに上がってくれば4番目5番目の外野手としてはおもしろい選手なのかもしれませんがどこまで伸びるかというと?MooreはそつなくLFもこなし起用されれば平均レベルの成績は残してくれるかもしれません。契約も残ってるので頑張ってもらいたいです。Trammellは三振につぐ三振で厳しい印象。Canzoneはなんとも微妙ですが守備力はマイナスでしょうからもう少し打ってくれないとというところです。四球率が昨年もAAからAAAに上がった時大きく下がってますが、今年もAAAとMLBで大きく四球率に差があります。本来の力を発揮できていない気もしますがMLBで結果を出せるかどうかはわかりません。

RFはTeoscarでまずまずと言って良いのかどうか。ファンとしては今季彼に何度も助けられた記憶はありますが、少なくとも前年までの打撃成績からは落ちていますし、ポジション別fWARでは30球団中22位と平均以下に低迷したポジションになります。Teoscarは月別で見ればわかりやすいですけど好不調の差が激しかったんですよね。今オフにFAとなりますから補強が必要なポジションになると思います。残留もあるかもしれませんし、QOするのかどうかも注目です。個人的にはQOすると予想しています。受け入れて残留するかどうかはわかりませんけどね。

3BのSuarezは短縮シーズンを除くと2018年から続いていた30HR以上という記録が途切れてしまった一方で守備成績が上がったのでポジション別で見てマイナスというほどでもないのかもしれませんが平均レベルの成績だったと思います。

 

一方で補強の必要がなさそうなマリナーズにプラスをもたらしているポジションは

JulioのCF、RaleighのいるC、Crawfordが守るSS

この3ポジションは補強は必要ありません。日本でよく言うセンターラインのポジションですね。2B以外のセンターラインが固まっているのは非常に良いことです。SSやCFは超高額な契約になってしまいますからね。このポジションを今後数年考えなくても良いのは編成上非常に楽だと思います。

 

 

【調停権】を持っているのはFrance, Thornton, Rojas, Haggerty, Topaの5人。前3人は2回目の調停で、後ろの2人は初めての調停権を持った今オフとなります。11月に入ったころには正式に発表になるんだと思いますがGilbertのサービスタイムが2.144となるはずなのでRojasのようにおそらくスーパー2となり、サービスタイムが3に達する前に調停権を得るのではと予想されます。過去2年のスーパー2のラインは2022オフが2.128、2021オフが2.116です。

先に金額を予想しておきます。

France $6M

Thornton $1.5M

Rojas $3.1M

Haggerty $1M

Topa $1.5M

Gilbert $4.5M (参考にするものが間違ってたので修正しました。)

 

 

 

 

【FA】

Teoscar Hernandez (QO?)

Dominic Leone

Tom Murphy

 

 

 

 

来季昇格が予想される(MLBデビューしそうな)主なプロスペクトを見ておきましょう。

【AAA】

Ryan Bliss, SS/2B

Zach DeLoach, OF

Taylor Dollard, RHP

Stephen Kolek, RHP

【AA】

Jonatan Clase, OF

Tyler Locklear, 1B

Alberto Rodriguez, OF

Spencer Packard, OF

Robert Perez Jr., 1B

Leo Rivas, SS/2B

Bill Knight, CF

Jimmy Joyce, RHP

Jorge Benitez, LHP

Travis Kuhn, RHP

 

A+以下は名前を上げてませんが野手のトッププロスペクト数名と面白そうな投手数名はいますから、今季A+でシーズンを終えた選手の中から2024年マリナーズにやってくる選手もいるのかもしれません。

 

 

おそらく2024開幕をILで迎えるのはこの4選手だと思います。

Robbie Ray $23M

Penn Murfee $0.75M

Easton McGee $0.75M

Evan White $7M

Whiteはキャンプインではプレイできる予定のはずですがどうなるかわかりません。ここからマリナーズに戻ってこれたら本当にすごいと思いますけど。

 

 

 

今回はオフに向けての確認・まとめということでいくつかの事をバラバラと書いてみました。流れも何もなくて読みにくかったとは思いますが、妄想ロスターをやっていく上でもここは把握しておかないといけないところですからね。

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マリナーズロスター予測2026【野手編】

2023-09-03 08:10:03 | マリナーズ全般

整理させるために現時点で妄想できる3年後の2026マリナーズ開幕ロスター予想や入ってくる可能性のあるプロスペクトたちの一覧を作りました。( )内は現在の年齢と現在所属クラス。

2026開幕時点という事で今年ドラフトした高校生たちに関しては結果を残し続けないと入ってくることは難しいかもしれませんが現在Aでプレーしていることを考えれば全くないわけでもありません。期待しています。

1つ前の記事プロスペクトランキングを参考に見ていただければと思います。

 

【C】

Cal Raleigh (26, MLB)

Harry Ford (20, A+)

Tatem Levins (24, A)

 

RaleighのFAは2027年シーズン終了後の予定ですから捕手として最多本塁打争いが出来る長打力があり、守備も評価される彼がスタメンをはっているはずです。対抗できるのはFordだけだと思いますが、コンバートの可能性をドラフト時から指摘されています。私はこのまま捕手でメジャーデビューすると予想しています。他のポジションも良い選手が出てきてますからね。唯一候補者のほとんどいない3Bはありなのかもしれませんが、どうでしょうか。Fordがメジャーに到達するのは2025年中になるのではないかと予想します。順調に育てば、2026年はRaleighとFordでCとDHのポジションを分け合うかたちになっても面白いと思います。

Tom Murphyは今季終了後FAとなる予定です。1~2年の契約延長はオファーするのかもしれませんがFordをコンバートしない限りはそれ以上の契約はないと思います。AAAにいるHummelは主に今季1BやLFで出場となっていてCとしては計算に入れてません。四球を選ぶ能力は高いですがタコマで打率が.250程度では厳しいですし、パワーレスすぎますね。

 

 

【1B】

Tyler Locklear (22, AA)

Ty France (29, MLB)

Robert Perez Jr. (23, AA)

Hogan Windish (24, A+)

Lazaro Montes (18, A)

Luis Suisbel (20, A)

 

Ty Franceは2025シーズン後にFA予定です。2024年に結果を残せば2~3年の複数年契約も可能性は無いとは言いませんが低いと思います。少なくとも1Bで複数年契約するためには誰もが認める成績を残さないと打撃重視のポジションでは今季のような成績なら年俸の安い若手を使うことになってしまうでしょうからね。Locklearが昇格するのは来年中になると予想されますので彼がそこで結果を残せるかもFranceの次の契約に関係してくるはずです。

そのLocklearはドラフト入りして以降ずっと好成績を残して現在AAまで上がってきてますから、2026年の1Bのレギュラー候補として1番に名前があがってくると思います。MontesはOFであり、現在まで1Bの経験はなさそうですが、体格を考えてもOFよりは1Bのほうが合っているのではないかと思い書きました(実際はポジション守るというよりDH候補になってくるのではないかと思いますが若いうちは守備についてほしいです)。今季Montesは非常に印象的な活躍をしていて体の大きさから考えても今後さらにパワーがついてHRを量産できるようになってくるのではないかと期待が高い選手です。Suisbelは今年ブレイクしましたが三振は非常に多いです。Perez Jr.とWindishもチャンスはあると思いますからがんばってもらいたいです。

 

 

【SS/2B】

J.P. Crawford (28, MLB)

Cole Young (20, A+)

Ryan Bliss (23, AAA)

Josh Rojas (29, MLB)

Jose Caballero (27, MLB)

Axel Sanchez (20, A+)

Josh Hood (23, A+)

Brock Rodden (23, A)

Colt Emerson (18, A)

Michael Arroyo (18, A)

Felnin Clesten (17, R)

Ricardo Cova (19, R)

 

現在マリナーズのSSはCrawfordでゴールドグラバーですが、データ上守備のマイナスが大きいです。GG受賞者といってもOAAで大幅なプラスを記録したのはGG受賞の2020年のみでそれまでは毎年±0前後でした。そして昨季、今季と大幅なマイナス。FAになる前にSSのポジションを譲る可能性もあるのではないかと思います。ということで現在のトッププロスペクトたちにはぜひ2BではなくCrawfordからSSのポジションを奪って欲しいです。ただ、今季の活躍とチーム内での働きを考えても現状Crawfordは外せないリーダーだと思います。

プロスペクトの中で最初に上がってくるのはトレードされなければYoungになるはずなので彼がSuarezの後の3Bに入るのか、CrawfordをコンバートしてSSに入るのか、あるいは2Bに入るのかというのは気になるところです。いずれにしても2026開幕ロスターには入っているべき選手です。

あとは現在マリナーズやタコマにいる選手たちがポジションを確保しているかもしれません。Rojas, Caballero, Moore, Blissなどですね。ちなみにMooreの契約は2025年までですがSS以外のポジションはマイナスを出すことなく守れているし、パワーも見せていますからもしかしたら2026年もマリナーズに残っている可能性があるかもしれません。内野のユーティリティーではBlissやRoddenが候補にあがります。Blissは今季AAで打ってたように打力が高いレベルで安定してくれば面白いです。Roddenは出場数がまだ少ない今年のドラフト選手ですが早くA+に上げても良いのではと思うくらいの成績でチームを牽引しているので今年のドラフト組では一番にメジャーに到達する可能性もあります。

Emerson, Arroyoは順調にいけば2025~2026には昇格してくると予想します。彼ら2人はマリナーズトッププロスペクトの中でも重要な存在だと思っていてメジャー昇格時内野陣がどのような状況になっているかはわかりませんがレギュラー獲り目指して上がってきてくれるものと期待しています。2026開幕時点ということにしたのでRoddenや上のクラスにいる選手の下に書いてますが期待値は高いです。その辺はプロスペクトランキングで確認下さい。

Celestenはまだ試合に出れてないので2026開幕でマリナーズにいるというのはEmerson, Arroyoらよりもさらに可能性は低いような気がしますが将来的には内野のどこかでレギュラーをとってもらいたい選手です。

プロスペクトランキングの2.Young、4.Emerson、5.Arroyo、6.Celestenこの4選手はマリナーズでレギュラーをとって欲しい選手です。

又、トッププロスペクトの中で体が大きくパワーもある選手が3Bへコンバートの可能性はあるはずで筆頭はPeeteになると思っています。

 

 

【3B】

Eugenio Suarez (32, MLB)

Dylan Moore (31, MLB)

Josh Hood (23, A+)

Ben Williamson (A, 22)

Ben Ramirez (24, A+)

Mikar Perez (21, A)

Tai Peete (18, A)

Starlin Aguilar (19, R)

 

3Bはこの選手というプロスペクトがいませんし、Suarezが2026年もマリナーズにいるかは怪しいと思ってます。SSのプロスぺクトのうち誰かが3Bをやってるんじゃないかと思いますけど、トレードやFAで補強している可能性もありそうです。

自軍の選手で2026スタメン予想をするならMooreというのもおもしろいかなと。そんなMooreもSuarez同様2026年は契約は切れていますから、実際予想は本当に困難です。Locklearはおそらく3Bはやらないと予想して1Bに入れています。Hoodは何気に注目してる選手で2B/3Bですがメジャーまで上がってくる可能性はあると思っています。そして今年のドラフト驚きの2巡指名を受けたWilliamson。彼は正直言ってどのくらい打てるのか未知数なので来年は注目です。守備は十分3Bとしてやっていけそうな評価です。

Peeteには将来的に候補者の多いSSというよりも3Bでスタメンを獲って欲しいところです。2026~2028年あたりでレギュラーになってくれればという所ですが先のこと過ぎて今のまま順調に上がってきてくれるのか分かりません。

ほかにはAAAで30HR, 100RBI,を達成したJake Scheinerがいますがこれだけ打っても声がかからないという事はメジャーにあがってくる可能性は低いんでしょうね。年々四球率が上がってはいますが打率がタコマで.250程度なのはかなり厳しいと予想できます。やはりタコマでは3割は打っておかないときつい気がします。

 

 

【CF】

Julio Rodriguez (22, MLB)

Jonatan Clase (21, AA)

Bill Knight (24, A+)

Jonny Farmelo (18, -)

Aidan Smith (19, A)

Carlos Jimenez (20, R)

 

数名あげましたが、CFは現状フリオ以外考えられません。守備力もゴールドグラブ級の選手で長期契約を結んでいる以上基本的には20代のうちはポジション変更もなく彼がマリナーズのCFであり続けるでしょう。あるとすれば故障が今以上に増えてきてCFは負担が大きすぎるという事になる可能性はあるかもしれません。

次のCF候補となると今年ドラフトで指名したFarmeloになってくると思います。身体能力が高く夢のある選手です。同じくSmithもCFを守れる能力とスピードがある私の推しプレイヤーでパワーが付けば花開くと思っています。

 

 

【RF/LF】

Jarred Kelenic (24, MLB)

Gabriel Gonzalez (19, A+)

Alberto Rodriguez (22, AA)

Dominic Canzone (26, MLB)

Cade Marlowe (26, MLB)

Zach DeLoach (25, AAA)

Spencer Packard (25, AA)

Isiah Gilliam (27, AAA)

Taylor Trammell (25, MLB)

Lazaro Montes (18, A)

 

外野の両翼は予想が難しいポジションになります。TeoがFA予定でRFは来季誰が入るのか不透明ですし、Kelenicも今季の好調な滑り出しを考えると途中から下り坂、そして今後マイナーに控える面子を見るとKelenicからポジションを奪う可能性のある選手たちもいると思いますから両翼の2ポジションは現在マイナーにいる若い選手が入るかもしれないし、トレードやFAで大物が入ってくる可能性もあると思います。

CFの方に書いてますがマリナーズに近い位置にいるClaseがまずは来季どうなるのかに注目です。今季はA+で爆発的なスタートをしてAAに昇格しましたがAAでは壁にぶつかったのか打率は2割台前半、長打も減ってしまいwRC+も100を切っています。長打を打てるようになったのかと思ったんですけどね…ただ盗塁はすでにシーズントータルで60を超えて自己最高を更新中。世間ではAcuna Jr.の30HR、60SBが話題ですが今季のClaseにはマイナーでその数字を達成できそうな予感はあったんですが現在19HRにとどまっています。四球を選べる選手でスピードもあり長打もある程度は打てる。打率がもう少し上がれば魅力の塊です。彼はスピードがあるので現在CFで出場していますが打球判断の面で少し評価が低いようです。まずは3ポジション守れる選手としてメジャー昇格のチャンスをつかんでレギュラーを奪取してほしいです。Alberto Rodriguezは昨季の小さな躓きを取り返したかたちで打率3割を記録しAAに昇格、もう少しパワーがついてくると評価はさらに上がると思います。

Gonzalezはレギュラー候補筆頭になります。なので2026年開幕時のOF予想は補強がなければJulio, Gonzalez, Kelenicの3人が有力かなと思っています。Kelenicが今後もレギュラーであるためには来年は重要なシーズンになると思います。個人的にはClaseが壁にぶつかりながら適応して成長してくれれば楽しいことになるのではと思っています。

 

 

【DH】

DHは考える必要ないのかもしれませんが、これまで見てきた中で候補者をあげると、Cal Raleigh, Harry Ford, Lazaro Montesなどがあがってきます。誰か1人に固定するならMontesでしょうけど、基本的には固定せず日替わりで休ませるためにDHは空けておきたい気がします。大谷を獲得するなら大谷がほぼ100%使ってしまうことになるんでしょうけど、大谷にはぜひ週に1,2試合は守備についてもらってDHをあけてもらいたいところです。

 

 

2026年は少し先のことになりますからどうなるかはわかりませんが、マリナーズは若い選手が多いのでFAになる選手が少ないことは改めて確認できました。現レギュラーではTeoscarとFranceとSuarezくらいです。そこに近年ドラフトで指名した選手たちが加わってくることになります。

投手編はやるかどうかわかりませんけど、こういう妄想は楽しいですね。特に今チームが勝っている中でマイナーも充実してきてAは11連勝中と若い力が止まりません。3年後5年後のマリナーズが楽しみです。

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大谷のトレードを考える

2023-07-23 18:00:37 | マリナーズ全般

ここにきて激しくなってきた大谷の動向に関する報道ですが、本当にトレードされるのでしょうか?

私は現時点ではトレードはないと思っているんですが、もう少しLAAの負けが込んでくればあるのかもしれません。残り1週間MLBファンの誰もが大谷の行方は気になるところだと思います。

 

今回あらためてマリナーズがトレード獲得合戦に参加するのかを考えたいのですが、結論から言えば参加はしても他球団と本気で争う気はないのではないかと思います。

つまり獲得合戦になってLAAからの要求が上がっていけば大谷獲得から撤退すると思います。

 

その理由ですが、まずマリナーズが大谷を獲得して残りおよそ60試合程度でどのくらい勝率が上がってプレイオフ圏内まで届くのかというのが一番の問題です。大谷は今季終了後FAとなるわけで最悪たった60試合だけの為にプロスペクトたちを放出して、同地区の対戦相手として何年も戦うことになります。プレイオフ圏内にいてプレイオフで勝ち進むためのピースとして大谷を加えるのなら納得もいきますが現状のチーム状況ではその点が厳しい気がします。ただ、ここにきて体を張ったKelenicのDL入りに伴ってなのか得意とするというか相性の良いというかTOR相手に接戦をものにしていますから連勝街道に入って欲しいところではあります。

もう1つ大きな材料としては、大谷を獲得したチームは大谷がFAになる前に契約延長を結ぶことが出来る唯一のチームになれるというのはかなり大きいと思います。大谷自身はシーズンに集中するということしか言えないと思いますが、もし、大谷を獲得して高い勝率を残せればシーズン終了後からFA期間が始まるまでに交渉する時間はありますし、シーズン終了前に契約延長の話し合いはあるのではないかと思います。

シーズンを良い形で勝って過ごせれば大谷も残留したいという気持ちに傾く可能性はあるかもしれません。そのためにもプレイオフ進出は絶対条件でしょうし、良い環境で良い仲間と良い野球ができる将来性あるチームだという所を示さないといけません。

マリナーズが大谷を獲得して果たしてこれらの条件をどれだけ満たして契約延長できるのか。怪しい気がします。単純に残り2,3か月レンタルでというなら別ですがその場合は交換要員となる選手たちもさらに限られると思いますから大谷獲得を目指すライバルに太刀打ちできるか怪しいと思います。

 

 

さて、中身も考えてみましょう。

個人的には世間で噂されているようなパッケージはとてもじゃないけど出せないと思います。

 

まずは投手大谷が入るとどうなるのかを考えます。

率直に言うとローテーションに大谷が入ったところで中5日必要な大谷が加わっても現在5人で回しているローテが6人ローテになるだけです。先発として使えないレベルの投手がいてその投手の代わりに大谷がローテに入るなら補強の意味はありますが、現在のマリナーズローテに大谷が入ったところで大きな戦力アップにはならないような気がします。もちろん1日休養が増えるのでそれが良い方向に行く可能性はあると思います。今季に限ってみればマリナーズチーム全体の中4日と中5日の先発投手の成績の差は大きくないですが。

長くなるので防御率だけ見ていくと、現状のマリナーズは

Castillo 3.04

Kirby 3.23

Gilbert 3.65

Miller 3.50

Woo 4.74

そしてここに入る大谷は

Ohtani 3.71

今日Gilbertが打たれてますので防御率は3.88まで下がってますが大谷が入ってもローテでは大きなプラスにはならない気がします。

ちなみにWooは手術後昨季復帰して今季がフルシーズン初めてなのでそろそろどこかでイニング制限が来て一足早くシーズン終了となる可能性があります。そのWooの代わりに日程を考慮してチームが1日休みが入れば大谷が入ったことでWooを飛ばしてローテを回せるということは出来るようになるのはありがたいことですが。

まあ1人足りなくなった時にはマイナーから1人上げる必要が出てきて、皆さんお待ちかねのHancockが最近良い形で投げているのでWooからHancockへスイッチする形になるのではないかというのが考えているところではないかと思います。

 

マリナーズローテに入っても圧倒的パワーポテンシャルを誇る大谷の存在感は大きいですし、プレイオフで発揮できる能力も高いのかもしれませんが投手大谷の加入はさほど大きなプラスはなさそうな気もします。

 

 

 

次に、打者大谷を考えればマリナーズにとっては大きなプラスになると思います。

マリナーズ打線にはOPS.700程度の選手がずらりと並ぶ状況ですから、OPS1.000を大きく超える大谷が入れば全く違う打線になる可能性があります。ただ、大谷は現在マリナーズレギュラー陣の中で一番OPSの高いMike Fordが座ることの多いDHに入る選手だという事を考えると7月21日試合終了時のOPS.922のFordに代わって1.076の大谷が入るわけで、OPS.447のWongの代わりに2Bに入るってわけではありませんからね。もちろんFordを1Bで使う機会を増やすことは出来るでしょうし、絶対的に打線の破壊力はアップします。

他の選手がDHに入る機会を奪ってしまうマイナス面もありますが攻撃では大谷加入はプラスの方が大きいと誰でもわかることだと思います。

 

 

ということで大谷加入は投手サイドから見れば大きなプラスかどうかは分からないけど少なくともマイナス面はないような気がしますし、大谷の調子が上がって昨季のような状態になればとんでもない戦力アップという話になってきます。打者サイドでは間違いなくプラスで長打力の高さから得点力アップは確実と思われます。

 

 

そんな大谷を獲得できるなら我々はどんなパッケージをLAAに提示するのか?

個人的な考えでいくと、即戦力を最低1人加えろという話でいけばこちらが提示できるのはGilbert, Miller, Woo, Brash, Kelenicあたりではないかと思います。まあみんな出したくないし、この選手出せるわけないって選手が入ってるかもしれませんが。そもそもプレイオフ目指すために大谷を獲得したいのに戦力になってる選手をパッケージに入れる意味が分かんないんですけどね。

そんな条件は吞めませんので私が出すならプロスペクトです。しかし、プロスペクトもメジャーに近い位置にはあまりいないので厳しいところでしょうか。誰を出しても良いとは言い切れませんが、ランキング1~5位のうち1人、6~15位のうち2人、16位以下から1人くらいしか出したくないですね。最大限譲歩してこれくらでしょう。あと、さすがにドラフトしたばかりの選手は出さないと思ってますけど(ドラフト後すぐにトレードできない規定ってまだありましたっけ?)。

超!マリナーズ的2023.7プロスペクトランキング

いくらユニコーン大谷といえども残り2,3か月の為にプロスペクトランキングの上位5人のうち3人+6以下から2人なんてやりすぎだと思います。そこにメジャーで投げてる先発投手を1人付けろなんて承諾できるわけありませんけど、今の相場はこれ以上になっているんでしょうか?ありえません。昨年トレードしてたらどうなっていたんでしょうね?

例えばH Ford, Clase, Hancock +1人くらいで成立したとしても、もしFAで出ていかれれば、これらの若い選手たちを大量にライバル球団へ与えただけに終わってしまうことを考えると私なら大谷を獲得する決断を下すことは出来ません。

 

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