猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

天動説を信じるCOCOと、散歩に出かけて猫探しするヒゲじいさんも、どっちも暇な祝日でした…

2024-02-13 07:27:07 | なっからさくい生活

昨日も良く晴れたのですが、10時ごろから強い北風が吹き抜けていました。ユキ子さんは、歌舞伎役者の中村鷹之資さんの後援会「天王寺屋友の会」が開いた鷹之資さん25歳の誕生祝いに出席するために上京して行きました。会場は新橋の料亭「金田中」だって、さすがだいね。ベットの上の陽だまりで昼寝していたCOCOは、移動する陽だまりから外れて気づかないのかな、寝ています。

     
これがね、気付かないのではなくて寝ながらも気づいているんです。陽だまりの中へ伸ばした前足に注目願います。足先で日差しを読みとっているらしいのです。

     
そいで、伸ばした前足の先の方向へ身体をズリズリと移動させます。移動するとまた前足を伸ばします、その足先が陽だまりから外れると移動をやめるんです。目を開けることなく、寝たままほんの少しずつ身体を動かすのです。時間つぶしに見ていると面白いです。

     
でも、午後1時ごろになるとベットの上の陽だまりは完全に失われます。それでもCOCOは、お天道さんの温もり残る羽毛布団の上から動きません。COCOは天動説を信じています。太陽の動きを前足の先でセンサーしながら暮らしているんです。

 
昨日の昼食には、焼そばを作って食べました。キャベツとロマネスコ、それにスクランブルエッグと梅酢生姜をトッピングした塩焼そばです。ソース焼きそばは青井食堂で食べるのを楽しみに作りませんです。昼食を終えて二階へ行くと、COCOはまだベットの上でした。<日本にはアリストテレスみたいな天文学者はいなかったの?>だって、すごい質問です。「日本にはね、奈良時代から江戸時代まで『天文学』ってなかったんだいね、あったのは暦を作る『暦学』と、天変地異を解釈する『陰陽道』がだ。『暦学』は加茂家、『陰陽』は土御門家の人々が代々担ったんだいね」、<あ~ね>。

 

     
しばらくCOCOと訳の分からない話をしてから、風の中を防寒着を着て散歩に出ました。昨日は霞の中に隠れていた赤城山が姿を見せていました。風はますます強くなっていました。

 
摘まれないままのキンカンが黄色く熟しています。ここまで熟しちゃうとシロップ煮にしにくいですね。摘んで食べないのかな。山茶花の生垣の向こうは夏ミカンみたいに見えます。皮でピール作ったり、果汁でポン酢やジュースを作るのなら2月の末から3月初めに摘むといいのだけど…。庭の柑橘は放置されちゃうのが多くてもったいないですね。

 

     
水のない広瀬川沿いを交水堰まで来ちゃいました。堰の上の貯水も水位がすっかり下がって浅い水溜まりになっちまっていました。比刀根橋に近い方は川底が露わになっています。

 
堰堤の堤体に貼り付いて暮らしている藻の仲間たちも黄色く枯れ始めていました。浅くなった水溜まりでは二羽のカルガモが所在なさげにしていました。水面には北風が風紋を描いていました。

 

 
日曜日の昼過ぎですけど、中央通り商店街も殺風景でした。風が幟を揺らしてバサバサと楽しくない音を流してくれていました。買い物に来たわけでないですので、どこにも寄らずに素通りになりました。

     
馬場川通りの環境整備がずいぶん進みました。ゑびす坂よりの入り口の公衆便所も素敵な外装が仕上がりました。この道がきれいになると、人の流れも変わってくるのかなって気がしています。COCOも見物して歩いただけ…

 

     
城東町の路地に戻ってきました。路地にもも風が吹き抜けて、電線だけが音を立てていました。

     
猫に会いたいなって歩いてたら、顔見知り猫に出会いました。風の当たらないところを選んで日向ぼっこしているみたいでした。

 
こっちの路地にも二匹の猫がいました。向こうの若い猫が先に私に気づいて、手前の少し太っちょの猫にサインを送っていました。すると、<変なんが来たからよそ行くべぇ~>って、太っちょが移動を開始、若い猫は走って後を追って行っちまいました。

 

 家に戻ると、COCOがおやつを請求してきました。4時すこし前、Ciaotulleを一袋あげました。写真を撮るので西日が差し込む台所であげたら、眩しそうな顔をしながら食べてました。

 それから私は夕食の支度、材料は、昼食の後でたっぷりの冷たい塩水に浸けて解凍しておいた冷凍の海老とホタテ貝柱です。冷凍エビは殻と背ワタを取り除いて叩いておろし生姜を加えて薄切りの蓮根で挟みました。人参は茹でました。下ごしらえ完了です。

 5時半近くにユキ子さんが帰ってきましたんで、できたおかずを両親とこへ届けに行ってもらいました。海老しんじょうの蓮根サンドとホタテ貝柱、それと人参のフライです。サラダはカボチャとロマネスクとリンゴと干しブドウです。

 

 
わが家は舞茸のフライがおまけにつきました。取り皿に千切りキャベツとサラダを盛って、好きなのを取ってソースをかけていただくことにしました。海老しんじょうの蓮根サンド、いいですね。

 汁は荒削りとろろ昆布、椎茸、カキ菜です。フライは二人で食べきれませんでした。残りは今日食べます。

今日は最高気温16度の予想、春の気温です。起床時の体温が三日続けて36.5℃前後で安定しているので、今朝から朝のストレッチを再開、25分間しっかりやりました。ストレッチ後すぐに検温したら36.8℃、大丈夫みたいです。午前早めに山下医院で診察してもらって、買い出しをせねば…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、宜しくお願い申し上げます。

 なお、2月17日に東京の浅草公会堂で開催されます東京新聞主催の「第98回女流名家舞踊大会」にも出演いたします。演目は、常磐津「廓八景」です。


《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください
第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい