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トランプ大統領の勝利演説の以下のフレーズは間違いなく教育文法でもSVOCの文型です。
Together, we will make America strong again. We will make America
wealthy again. We will make America proud again. We will make America
safe again. And, yes, together, we will make America great again.
We will make America strong again
S V O C
America は目的語であり、strongは形容詞で目的格補語だということです。但し教育文法は補語を形容詞と名詞に限っています。それは英語教育が英文読解を目的 としていたからです。私はそれが「英語を話すためのしくみ」を見えなくしていると考えます。だから日本人は英語が話せない原因となっています。
このオンライン講座のSTEP3の教材に「イメトレ英語学習法」があり、以下の項目が含まれています。
PART 2 表現の屋台骨を支える動詞フレーズのしくみ
PART 3 ネイティブの子供はどのようにして表現を拡大するか
----5つの動詞フレーズを使って
以上の項目こそが、日本人の盲点となっていることを知っていただきたい。
今回から始まる動画はこのことに焦点を当てています。
TWO WORD VERBSのしくみ
【解説】
「VC感覚からVOC感覚へ その1 補語が方位副詞」
(ファンクションメソッドにおける7つの補語のタイプ)
(1) 形容詞 (2) 名詞 (3) 方位副詞 (4) 前置詞+名詞
(5) (to)+原形動詞フレーズ (6) ing形動詞フレーズ (7) ed形動詞フレーズ
Pick me up! 私を抱っこしてよ!
Put me down! 私をおろしてよ!
(傾向)
日本の英語教育は、英語と日本語の単語が一対一に対応しているかのような錯覚を与えます.「抱っこする」とか「おろす」といった英語の動詞は何かと考え込んでしまいます。
ところが英語は方位や空間でものごとをとらえる人たちの言語です。
これらの表現をイディオムなどと名づけられ、単に丸暗記の対象となっていますが、これらの動詞フレーズのしくみ、成り立ちが理解できたら別にむずかしいものではありません。
彼らの生の会話の60%から70%を占めるこれらの表現をきちんと身につけてください.
(対策)
● VC感覚からVOC感覚へ 補語が方位副詞のもの
※VC感覚のCは主体(主語)を補って説明する「主格補語」であり、一方VOC感覚のCは目的語を補って説明する「目的格補語」のことです。
ネイティブの幼い子どもは、「抱っこ!」と言うのに、Up! Up!と訴える。
Kathy: Mom, up! up!
彼らの関心事は、まずは自分が Up、つまり「上方」に位置することなのだ。
Kathy: Mom, me up! me up!
それでどんな動作をして、me up の状態になるかということで、pickという動詞が加わることになる。
Kathy: Mom, pick me up! pick me up!
つまり、上の文にはme up、つまりI am up.という状態が隠されていることになる。
me upとmeとも目的格となるのは動詞pickの目的語となるからです。
Pick me up! ※ VOC感覚でCは目的格補語
I am up. ※ VC感覚でCは主格補語
選んで、自分が「上方の状態に」→ 「私を抱き上げて!」
[コミニカ英作法]
(例) 私を抱っこしてくれませんか?
<~は ドウする文>
① あなたは ~してくれるか? → Will you
② 私を抱っこする → pick me up
(完成文) → Will you pick me up?
Y-tube 中嶋太一郎・中学英語が英会話の基礎(「コミニカ中学英語基礎編」
(例) あなたを抱っこしましょうか?
<~は ドウする文>
① 私が ~しましょうか? → Shall I
② あなたを抱っこする → pick you up
(完成文) → Shall I pick you up?
逆に、「降ろして!」は、次のようになる。つまり動詞putは「あらしめ」を、方位副詞downは「下方」を著すので、「私を下方の状態にあらしめよ」と言っているのです.
Kathy: Mom, Down! → Me down! → Put me down!
I am down. ※ VC感覚でCは主格補語
次の文では、一般動詞wakeを使っているが、しくみはまったく同じだ。目覚めさせて、私がupの状態にということだ。
Wake me up! ※ VOC感覚でCは目的格補語
I am up. ※ VC感覚でCは主格補語
私を起こしてよ(目覚めさせてよ)
あるいは次のようなものはどうか。makeは本質的に「現実化する、現実化させる」という意味だ。
Don't make me down!
I am down.
私を落胆させないでよ
His talk always gets me down.
I am down.
彼の話を聞くといつも気が滅入ってしまうよ
You had better get your wife away to the country.
Your wife is away to the country.
あなたは、奥さんを田舎に連れて行った方がいいよ
つまり、あなたの奥さんが田舎に「離脱状態」なのだ。
Get your hands off!
Your hands are off.
手を離しなさいよ!
これは、あなたの手が「急速離脱」ということだ。
【イメトレ No.19】
(方位副詞を使って) 一般動詞との結びつき
VOC感覚の動詞フレーズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) Will you back me up? 「上方」
私を支持してくれますか?
(2) Call me up!
私を呼んで起こして! / 私に電話して!
(3) Will you pick me up at my home at five?
5時に(車で)私の家に迎えにきてくれませんか?
(4) Keep your chin up!
気落ちしないで! /元気を出しなさい!
略
○新副教材「基本16動詞語彙力増強英会話実況中継 動画」について
オンライン講座をさらに充実させるために3つ目の副教材(音声付き解説全15時間動画)
すべの動画はU-Tubeの限定公開にて閲覧できます。
オンライン受講の方にはすべての動画を公開としています。
http://trekking1.seesaa.net/category/26331518-1.html
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教材「基本16動詞語彙力増強英会話実況中継 動画」は以下の教材を購入された方に閲覧していただけます。
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◉ 英語の九九 英会話発想トレーニング HTML版
◉ ファンクションメソッド英語・英会話独習テキストHTML版
-----日常会話必須基本16動詞編HTML版は以下の3つの教材を含む----------
HTML版サンプル
HTML版動詞フレーズ感覚別表現サンプル
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