【日本人が英語を話せない理由はたった1つ、それは教育文法にある】
教育文法と言えば五文型理論。例えば、第一文型はS+Vであり、「~ハ ~スル」と日本語に訳しなさい、と教えている。このようなことで、英語が話せたり語彙が定着・蓄積できるわけがない。
I eat well.は、まず「私は」と訳し、次に「上手に」と訳し、「食べる」と後戻り訳が日本人を英語音痴にしている。
例えば、味の素のコーシャルでEat well, live well.といったものがあり、私が指摘する「行為・状態はひとまとりのもの」ということを表している。つまりことばというのは意味ある単位でとらえるべきだということだ。
ちなみに、この「イメトレ英会話学習法」のネイティブによる音声は、Eat a little(少し食べる), Eat too much(食べ過ぎる)などと動詞フレーズの読み上げをし、全文の読み上げとなっているのはこのことを表している。
また指摘しておきたいのは、このオンライン講座はすべてつながっていることだ。
Step1の「[九九]のように覚える英会話」では、すでにbe動詞系列と一般動詞系列の文の表現展開を身につけていることだ。
当講座は3ヶ月単位となっていますが、講座はくり返し続きます。
登録料の意味は、「くり返し受講」ができるということです。
※現在「英語脳構築オンライン講座 75/90(90回シリーズ)へと進んでいます!
以下は、現在、稼働中のオンライン講座開講中のブログです。
STEP3 「ムリなく話せるイメトレ英会話学習法」
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【今日の学習】
ファンクションメソッドオンライン講座紹介
PART 2 表現の屋台骨となる動詞フレーズのしくみ
CHAPTER 0 パターンで知る動詞フレーズのしくみ
PART 2 表現の屋台骨となる動詞フレーズのしくみ
● V感覚の動詞フレーズを導く自動詞
rain のように、目的語や補語をとらないで単独で働く動詞のことを自動詞と言う。訓読みにすると、「自ら動くことば」だ。文字通り、自動詞はそのまま主体(主語)の行為を表す。
例えば、次の例文では、takes off、つまり「離陸する」のは、「その飛行機」だ。
The plane takes off at seven.
その飛行機は7時に離陸します
一方、VO感覚の動詞フレーズを導く他動詞は、「他を動かせる動詞」ということで、目的語をともなう動詞のことをいう。ここで注意したいのは、go や come は自動詞の代表であり目的語をとらず、一方 have は常に目的語をともなうということで他動詞の代表ということになる。
しかし実はほとんどの動詞には、自動詞と他動詞の2つの働きがあるということだ。
【イメトレNo.15】に自動詞として使われる動詞フレーズをあげたが、この中には、break のように他動詞として使われるものもある。
(自動詞として)
The TV has broken.
テレビが壊れた
(他動詞として)
Someone has broken the TV.
誰かがテレビを壊した
● 動詞に副詞的な表現が加味されて
また【イメトレNo.16】には、「あまりにも多い」とか「多すぎる」という意味である too much をつけた動詞フレーズをあげた。単に「飲む」ではなく、「飲み過ぎる」なども同時に覚えることで、表現が豊かになることを確認してほしい。
a little =「少し」やa lot =「たくさん」などの表現をあげておく。
It rained a little. 少し雨が降った
I ate a little. 少し食べました
My feet hurt a little. 私の足が少し痛い
His fingers moved a little. 彼の指が少し動いた
Wait a little! 少し待ちなさい!
It rained a lot. よく雨が降った
We travel a lot. 私たちはよく旅行します
We learn a lot. 私たちはたくさん学びます
I walked a lot. 私はよく歩きました
She practices a lot. 彼女はよく練習します
drink a little → drink too much
少し飲む 飲み過ぎる
【イメトレ No.15】V感覚の動詞フレーズ (1)
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(1) He arrived early.
彼は早めに到着した
(2) I'm afraid I may not answer.
申し訳ありませんが、私は答えないかもしれません
(3) どちら様ですか? (電話で)
(4) 彼女の声はよく通ります
(5) 天気は変わるでしょう
(6) このカミソリはどうも簡単に切れないよ
(7) 彼は煙草を吸うが、酒は飲まない
(8) 彼女は食べることも、また飲むこともできなかった
(9) 新しい靴の履き心地はどうですか?
(10) あなた、(仕事などが)もう終わりましたか?
※ (10)は、他の人が新聞などを読んでいて、「もう(読み)終わりましたか?」といった場面でも使われる。
【イメトレ No.16】 V感覚の動詞フレーズ (2)
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(1) Your baby is crying too much.
あなたの赤ちゃんはあまりにも泣き過ぎています
(2) You sometimes do too much.
あなたは時々、やり過ぎるよ
(3) 彼は飲み過ぎるよ
(4) あなたは、食べ過ぎるよ
(5) 私はそのスーツにお金を払い過ぎました
(6) 私はあまり覚えていません
(7) あなたはお金を使い過ぎよ/時間をかけ過ぎるよ
(8) 私はずっとしゃべり過ぎたよ
(9) 私たちは働き過ぎるよ
(10)心配し過ぎないで!
※ (2)(3)(4)(7)(9)は現在形で、「ふだん~する」といった感じでとらえてほしい。現在形は、現在の事実・習慣を表す。
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今回からイメトレ学習法のネイティブよる音声は、ブログ上でリスニングしていだくことになります。※但し他の2つのブログについては追々改訂作業を進めていきます。
このブログは、「ファンクションメソッド 英会話通信講座 STEP3 「ムリなく話せるイメトレ英会話学習法」に準拠しています。
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