B&B&B

回り道を全力疾走

内定を辞退するまでがシュウカツだ

2009-06-19 14:59:09 | 未分類
とりあえず、今日で選考は全て終わりとした。

この時点でもう会社を決定している。

企業が俺を評価するように俺も企業を評価する。

最終面接までに俺の心を掴むアピールができた企業に入社する。

今日受けた企業は最終面接においてそのラストチャンスを活かしきれなかった。


だから内定がでようと落とされようと俺はそこには行かない。


ベンチャーから始まり、不況で経営破綻を起こし、大企業に買収されて大人しくなってしまった企業は、勢いも魅力も感じられないただ生かされている会社にしか思えなかった。

創業者は子会社化した途端に辞めてまた新しい会社を作った。

そっちについて行かず、安定のみを追い求めた社員の集まりの企業に魅力がないのは当然かもしれない。



私の採用選考は終了致しました。
興味を持ってエントリーしていただいた企業の皆様本当にありがとうございました。
遠方からお越しいただいた企業様もおり大変嬉しく思っております。
厳正に検討しました結果、残念ながら御社のご期待にはそえないかたちとなってしまいました。

今後の採用活動のご健闘をお祈り致します。

ESS

2009-06-19 10:44:45 | 未分類
進化的安定戦略。の略称がESS理論です

簡単に言うと、生き残る戦略がどれかを説明する理論です。


生物学、社会学、経済学と幅広い分野で使われるゲーム理論の一分野。

よくゲーム理論と言うと、テレビゲームのようなゲームを想像されることがあります。


全く関係ないとは言い切れないまでも、たぶん想像とはかけ離れたものだと思います。


考え方としてはアルゴリズム的なコンピューター言語だったり、チェスや将棋という対戦ゲームに似ている。


簡単な例をだすと、
狭い道を歩いていて、前から人が歩いてきました。

どちらも左に寄っていて、あと一歩でぶつかるというところです。

ぶつかれば、痛いので利得は、-5
相手が右に避けてくれて通れれば利得は、5
自分が避けて通れば利得は3とする。

この場合の最適な戦略を求める。というのが初歩的なゲーム理論です。


これを使っていけば、ありとあらゆる社会現象や経済変更を説明できる。

ただし、過去のことに限る。


理論と現実はパワプロと野球ほどの差がある。

理論で求められるほど現実は簡単じゃない。

ある有名な実力派経済学者が中国の大学で講演を行なったときに、

東アジアは円を軸とした金融為替のシステムの政策をとればいい
といった内容のことを言ったらしい。


経済学ばかりを突き詰めた理論上はそうかも知れないが、それはアジア圏内の歴史や文化を全く無視した考え方だ。

中国が日本の円の傘下に入るわけがない。千年以上もの歴史的な蟠りは、理論や経済、お金とは別次元の話になる。

世の中には理論的には動けない人間も沢山いる。

そうすることが良いと分かっているのに、しない。できない。したくない。

大学までの勉強はシュミレーションゲームでしかない。


そうは思わんかね。