知味観

今、私は一人暮らしをしています。

友達と夜遅くまで話し、

深夜の夜道をトボトボと歩いて帰ります。

奇妙なほどの静けさの中、

ポッケの中のマンションの扉の鍵を探します。

誰もいないはずの俺の部屋、

もちろん扉の中からは物音一つしてきません。

いつもどおり、

鍵を開け入り、

薄明かりの中、

壁を伝いながら手探りで電気のスイッチを探します。

スイッチをつけ、パッと明るくなったそのときに、

目の前には、なんとそこには美女が！！！！！！！？




ということと同じくらいの衝撃を受けた出来事がありました。
例え話だけで、何行も使ってすみません。

誰でも、『面白い話があるんだけど・・』
とか、『可愛い子紹介しちゃぁか？』とか、『めっちゃいい曲のＣＤ貸してやろうか』とか、、、


何かと期待を含ませるような誘いを受けて、実際、聞いてみたら、会ってみたら、聞いてみたら、思ったほど良くなかった、という経験は誰しもあるはず、

友達の言う『可愛い子』というのが、俺にとってはそこそこの子だったり、それぞれ好みはあるんでしょうが、やっぱり目をキラキラさせながら、『メッチャすげぇかったけんこんど見せちゃぁ』とか言われたら、不可抗力的に自分の中での最高のイメージを作ってしまいますよね。

そんな、期待を何度ぶち壊された事か・・・。『いうほどすごくない・・』『いうほど可愛くない・・』『いうほど感動しない・・・』

もう、そんな期待を壊されるのには嫌気がさして、最近はあまり期待はしないようにしています。
期待しすぎると、本当の意味での感動がなくなるから。。

今日もそんなこんなで『おいしいお店』というところに連れて行ってもらいました。
それほど期待せずに、、、、それほど期待しなかった分、食べたチャーハンやコロッケには美味しいと感じました。

まぁ、いつも母親の味や、生協の味しか食べてないからかもしれないですが。

まぁ、それでも今日食べたお店はかなりレベルの高い味だったと思う。
前の彼女が中国人だったというのもあり、チョット昔のことなんかも思い出したりして・・。

それにしても、ボリュームがすごかった。
かなり終盤で、おなかもきしみ始めた頃、ラストに、中華スープを水の代わりにという感じに口をつけて、衝撃を受けました。

電撃が走った。
ビビットね。

Ｕま～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～い

っては叫ばなかったんですが、一瞬止まってしまいました。

なんとも料理でここまで衝撃を受けるとは思いませんでした。
はじめは期待も何も抱いていなかった『おいしいお店』にここまでやられるとは・・。

つい、その感動でそこにいた友達におごってしまいました。

いや～～～～なんて今日はいい日なんだろう！！！！！！！？

と思ってアイハウスに帰宅すると、なんと今日はフランス人のジノーの誕生日という事で飲みに行く事に・・。

なんとも今日は出費が多い日だ！！！？