たゆむ

去年の夏からこの１年間、私は弛んだままだらだらとだらしなく過ごした。
そんな中、「巨人の中田翔」という文字を目にして、またしても衝撃を受けた。
い、いつの間に移籍？
生きていくのに支障はない情報だけれど、社会から取り残されている感が否めない。
なんだか、いつまで経っても力が入らない。
でも、そこに甘んじてぬくぬくと（実際は猛暑で汗たらたら）暮らしている。
それが心なしか、心地よい。
あー、もうこのままでいいかな。
おそらく、多分、きっと、今はそういう時期なのだ。
そう思うことにして、まだしばらくはここに居ることにしよう。

マイクロプラスチック

先日、「マイクロプラスチックが人間の血液中で発見される」
という内容の記事を目にして、衝撃を受けた。
いよいよ、プラスチックに対しての観念が変わる。
今更ながら、取扱いの難しさを思い知らされる。
こうなると、もう立派な添加物の一つではないか。
新型コロナが猛暑で猛威を振るう中、
生きていく大変さを改めて突きつけられたような気がした。

最近、カチンコチンに凍らせた保冷剤が必需品となっている。
身に着けるだけで、暑さが和らぐ。
すごい効果だと思う。
もうかれこれ、17年も愛用している。
ただ、1時間もすると効果は薄れるので、交換のための冷凍庫の開閉が気になる。
冷蔵庫とは別にある冷凍庫には、その半分がこの保冷剤で埋まっている。
他に室温のものも結構あって、なかなか捨てられない。
ここで、ふと思う。
時に生命の危機を救うかもしれない、この保冷剤にもプラスチックは使われているんだな、と。
便利なものなのに、でも、その弊害も今や見過ごすことはできないということか。