昨日、父は首の静脈から点滴を入れた。
なんとかうまく入ったようだ。
これで元気になれると思ったのか、少し前向きになったような気がする。
どうかこのまま、何事も無く快復に向かいますように。
昨日、父は首の静脈から点滴を入れた。
なんとかうまく入ったようだ。
これで元気になれると思ったのか、少し前向きになったような気がする。
どうかこのまま、何事も無く快復に向かいますように。
以前の勤務先に勤めていた方が、亡くなられた。
確か、退職される直前に胃がんの手術をされたと聞いていた。
経過が思わしくなかったようだ。
私が辞める頃、その方から、初めて仕事を頼まれた。
途中からは単純な作業になるけれど、気力と根気のいる、ちょっと大変な仕事。
その手の仕事を何度かやらせてもらった。
体が大きくて、ワイルドで、ちょいワルな感じ。
でも、笑顔がとても少年ぽくって。
船を所有していたから、黒く焼けていた。
それも逞しさに拍車をかけて。。。
まだ、60代半ば。
どうか、安らかな旅立ちでありますように。
ご冥福をお祈りいたします。
合掌。
父はまた、病室を変わった。
再び、4人部屋。
でも、前の部屋とは別の部屋。
窓側ではないので、少し暗い。
でも、ほんの少しだけ壁ではない部分があって、そこはガラス張りになっている。
個室は気兼ねすることなく話が出来るが、4人部屋ともなると、そういう訳にはいかない。
昨日は、総勢6人でのお見舞いになったので、あまり長居はできなかった。
それにしても、窓から外の景色が見えるのと全く見えないとでは、精神的な影響もかなりあるのではないか。
見えるのは、前の患者のみ。
暗いせいか、お互いカーテンを引いていないので、丸見え。
ただ、ちょっとした刺激にはなるかもしれない。
よいのか、悪いのかは別にして。
父は昨日、中心静脈栄養法を受け入れる気になってくれたようだが、さて、今日はどうだろう。。。
いつもより少し早めに家を出た。
すると、ここのところ見掛けなかったシーズーのお散歩に出会った。
前方でシーズーがこちらを見ながら、後ろ足を勢いよく交互に蹴っていた。
うちのわんこもよくやっていた懐かしい仕草だ。
その間、ずっとこちらを見たまま。
思わず、私も微笑みながら見つめていた。
すると、いきなりダッシュ。
私を目掛けて走ってきた。
そして、右から回り込んで、立ち上がりスカートに前足を寄せた。
いわゆる、「ちんちん」している状態。
飼い主さんが慌てて駆け寄る。
ごめんなさい、好きなんです、と。
人が好きなのかな?
それにしても、なんて人懐こいわんこなのだ。
でも、リードはつけた方がいい。
どんなアクシデントがあるか分からない。
わんこのためにも、飼い主さんのためにも。
そういえば、ここ2、3日柴犬のお散歩も見掛けない。
そのわんこも人懐こくて、私に寄ってくる。
犬好きな人間は分かるのだろうか?
挨拶をしてすれ違うだけなのだけれど、会えないと少々物足りなくて寂しい気分。
まあ、元気でいてくれるならいいんだけれど。
金曜日、父はまた病室を変わった。
個室に戻った。
特別室ではない一人部屋。
一向に快復へ向かう兆しが見られない。
遡ってその金曜日の深夜の出来事。
母が後頭部をドアにぶつけて出血し、救急車で父が入院している病院に運ばれた。
通院していた病院の当直医が、内科医であったため、その病院へ向かった。
幸い重篤には至らず、縫合の処置を受け、帰宅することが出来た。
ちょっと残念だったのは、同じ病院にいるのに顔を見ることができなかったこと。
真夜中とあっては、病室を覗く訳にもいかず、そのまま帰った。
それに、もし父が眠れずに起きていたなら、何事かと思っただろう。
そんなこんなで、大変な毎日。
それでも、良くなってくれれば、報われるのだけれど。。。
クライマックスの金環日食は、丁度、移動中の時間帯で見られなかった。
でも、日食は滑り込みセーフで見た。
食の始まりの時間帯は、戸外にいたが、残念ながら曇っていて見られず。
途中下車して地上に出れば、恐らく見られただろうということが、少々悔やまれる。
根性が足りなかった。
これが、最後のチャンスだったかも知れず。。。
でも、まあ、人生なんてこんなことの繰り返しさ。
それにしても、「ノウイング」で貰った日食グラスは役に立った。
あれは、2009年だったのか、ふむ。
そうか、そうなのか。。。
昨日、突然、父が再び病室を変わった。
どうやら、病院サイドの都合らしい。
今までは、ホテル並みの特別室だったが、今回は4人部屋。
テレビはイヤホンなしで、好きな時に好きなだけ見られた。
バスト・イレ付きで、トイレは勿論、入浴もできた。
ソファーもあって寛げたし、収納もたっぷりあった。
パソコンを持ち込んで動画を見させたり、ジューサーを持ち込んで新鮮なジュースを作ることも出来た。
4~5人集まっても、周りを気にする必要はなかったし、部屋の広さは充分だった。
それなのに、ああ。。。
でも、殆ど一人で過ごしていた父にとっては、人の気配を感じることが出来て、寂しくないかもしれない。
考え方次第か。
本人も退院できると思ったのか、少し元気を取り戻したような気がする。
どうか、快復へ向かいますように。