今度はサザンカ

時々、庭木に鳥が巣を作る。
今までもここ何年かの間で言えば、ピラカンサ、ノウゼンカズラ、柿の木とあちこちに巣を作った。
今度のサザンカは、どうやら鳩の巣のようだ。
庭に出て作業していたら、鳩が突如、その巣の辺りから突進してきて驚いた。
ちょっとー、やめてよね。
私の家なのよ。
あなたの方が間借りしてる身なのをちゃんと把握してほしいわよ。
と言いたいところだが、通じる訳もなく…
無事、育てられることを祈るけど、自然の猛威は残酷だから、そこに作る以上覚悟はしてね。

これで、他の鳥は追い払われちゃうのかもしれないな。

庭

先週から重い腰を上げて、庭の手入れに着手した。
手を掛けた日数3日、トータルでゴミ袋（大）13袋と（小）1袋。
思いの外の大量の落葉や刈り取った草に前途多難の壁を感じながらも、めげずに漸進。
初日は腰の鈍痛、翌日は足の筋肉痛で挙動不審な動きを見せるも、すぐに痛みは治った。
いかに日々動いていないかを実感し、反省する。
大事なのは、日課にすることだ。
そう、そんなことは百も千も万も承知なのだ。
でも、切羽詰まらないとエンジンがかからない。
悪習だ。

あー、それでもまだまだ片付いていないのだ。
いつになったら、手入れの行き届いたそれなりの庭になるのだろう。。。

そんな日が来るとは思えないのが哀しい。

やらかした

　　　　　用件は想定外の疲労感一つ忘れて迂闊の帰宅

ウグイス

時々、鶯の鳴き声を聞く。
今朝、それが庭から聞こえてきた。
どこにいるのだろうと探していると、ブロック塀に飛び移る鳥を確認。
そのあと、また枝に飛び移り、ホーホケキョと鳴いた。
おお、君かとちょっと嬉しくなる。
しばらく鳴いたあと、何処かに飛んで行ってしまった。

何気ないひとコマ。
薄曇りで時折、陽が差す。
少し寒いな。

兆し

　　　　　冬ざれの朝に色差す囀りはやがて明るい空をもたらす

添書き

　　　　　夕桜写真の裏の「I need you」

忘れていた存在

　　　　　春先に此処よと告げてコルチカム花開くまで毒と潜みぬ

拠り所

　　　改めてもう無いと知る拠り所ヒカンザクラの花の盛りに

バードウォッチング

木にあいた穴を樹洞と言うらしい。
ウロとも言うらしい。
樹齢何年だろう…おそらく80年はくだらない庭の柿の木にその樹洞がある。
柿の木の姿は、葉や実が落ちて大変なので、毎年枝払いをしていて、かなり不恰好だ。
ちょっとかわいそう。
ワサワサしていて大きかった頃は、鳥が巣を作ったりもした。
先日、その柿の木にシジュウカラが2羽飛んで来て、あちこち飛び移っては囀っていた。
もしかして、樹洞の点検？偵察？
なんて思ったりしたが、そんなことはないか。
シジュウカラは、異なる鳴き声を文法に従い組合せて文章を作ると聞いたが、本当だろうか。
本当なら、なんて賢いんだろう。
確かにあの時、やたらと鳴いていた。

今日はヒヨドリが来て、ハクモクレンの花を啄んでは散らしていた。
なんてことするのよと思ったが、どうやら蜜を吸っているらしい。
鳥には詳しくないが、庭木に訪れる鳥達を気が向くと観察している。

毎日飛び込んでくる惨状に目を背けたくなりながら、平和を願う。