母が作り、そして、残していった梅ジュースを初めて飲んでみた。
絶対的な甘さを誇るであろうと容易に推測される。
だから、ずっと敬遠していた。
ただ、母のいない今、これを捨てるには忍びないと思った。
どんな味なのか、想像はつくけれど、少しだけ飲んでみたくなった。
甘い。
かなり甘い。
それでも、最後にほんの少しだけ酸味の存在を感じる。
以前なら、この甘さのものは、まず口にすることはなかった。
ただ、最近、幸か不幸か、甘さに対する感度が鈍っているような気がする。
これなら、飲めそうだ。
やはり、捨てるのはやめて、少しずつ、飲んでみることにしよう。
結局、捨てなかったよ、お母さん。
絶対的な甘さを誇るであろうと容易に推測される。
だから、ずっと敬遠していた。
ただ、母のいない今、これを捨てるには忍びないと思った。
どんな味なのか、想像はつくけれど、少しだけ飲んでみたくなった。
甘い。
かなり甘い。
それでも、最後にほんの少しだけ酸味の存在を感じる。
以前なら、この甘さのものは、まず口にすることはなかった。
ただ、最近、幸か不幸か、甘さに対する感度が鈍っているような気がする。
これなら、飲めそうだ。
やはり、捨てるのはやめて、少しずつ、飲んでみることにしよう。
結局、捨てなかったよ、お母さん。