だるい…

なんだか、疲れきっている…
私だけでなく、マウスまで疲れきっている
動きが悪い…ちゃんと働こうよ。

金曜日に本多孝好の「ＭＯＭＥＮＴ」を読み終えたので、
昨日から桂望実の「明日この手を放しても」を読み始めた。
両方、読みやすくてなかなかよい感じ。

そういえば、日曜日、とある駅の階段で胸の痛む光景を目にした。
２，３歳の男の子が、必死に頑張ってなんとか手が届く位置の手摺を頼りに
からだを左右に揺らしながら一人で上っていた。
あらまぁ、こんな小さな子が一人で？…
と不審に思いながら、下から見上げていると
その先に丁度階段を上りきる若い女の子がいた。
後姿はかなり若い。
もしかして彼女がママ？…
軽いめまいと戦っていると、その彼女が振り返った。
佐々木希に似ている…
と思った次の瞬間、男の子はバランスを崩しく、体を大きくくねらせ、
手摺の壁に頭を激突させた。
ゴォンと鈍い音。
回りで悲鳴が上がる。
だが、健気にもその男の子は、泣くのを一生懸命堪えている。
私は慌てて、そのママを見上げる。
まるで舌打ちでもするかのように微かに顔を歪めたが、微動だにしない。
おお。なんて冷たい視線…。
おそらく、泣くと男の子は叱られるのだろう。
だから、声にならない声を押し殺し必死で追いつこうとしている…
あぁ、もうだめ。
そんな光景を見てしまったら、もうだめ。
痛い。苦しい。
私は現実逃避。
その場から、逃げる。
あの男の子はどんな風に育つのだろう…
どうか、幸せでありますように
そんな思いを胸に、足早に立ち去ったのでありました…

あー生きていくのって、しんどい…