弱い文明

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「叫びたし寒満月の割れるほど」2009-6・20東京

2009年06月15日 | 死刑制度廃止
 福岡事件再審請求運動のキャンペーンが、昨年に引き続き今年も西武雄死刑囚の処刑日に前後して行われる。20日東京での会と、21日福岡での会の二つについて、お知らせする。
 東京では、ルポルタージュ作家の鎌田慧さんと「狭山事件」冤罪被害者の石川一雄さんをゲストに迎える。
 つい最近、足利事件の再審無罪が勝ち取られ、同じ初期のDNA鑑定に基づく有罪~死刑執行に至った飯塚事件の死後再審請求も話題にのぼる。何度も書いていることだが、福岡事件はまさにそうした戦後冤罪事件の原点とも言うべき事件だ。決して終戦直後の特殊な状況下での不運な事故のごときものではなく、変わらない日本の警察・司法の問題の連続性の中で捉え返されなければならない。私たちはいまだ、福岡事件と同種の問題を生み続ける社会の「当事者」である。

キャンペーン「叫びたし寒満月の割れるほど」2009 ~福岡事件の真実を明らかに~


6月20日(土)
専修大学神田キャンパス 一号館204教室
(地図はこちら) http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/campus_info/kanda_campus/index.html
13時半開始~16時半終了予定
資料代500円

≪前半≫
13時半~
①挨拶と法要  横笛献曲(鯉沼廣行さん・金子由美子さん)
②ビデオ上映(福岡事件とキャンペーンの内容について)
③学生の会からの事件概要追加説明
④引き続き現在の再審の状況について
⑤フロアーから質疑応答

≪休憩≫20分

≪後半≫
15時~
①狭山事件、石川一雄さんとのトークセッション
②座談会(古川龍樹、石川一雄さん、宮本弘典教授(関東学院大)、鎌田慧さん(作家)、その他ゲスト未定)
③質疑
※プログラムの順番等は多少変更することがあります。

主催:専修大学今村法律研究室、生命山シュバイツァー寺

追記1:
 現在発売中の週刊金曜日(6月12日号)に、鎌田氏の「痛憤の現場を歩く」シリーズとして、福岡事件とその再審運動の経緯が紹介されています。ぜひ手にとってお読みください。
追記2:
 福岡事件については福岡事件再審運動を支援する学生の会のサイト内、「福岡事件の紹介」のページをご覧ください。

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