日本の食文化・和食が世界無形文化遺産に認定。食文化に深く根ざした伝統料理の大切な麹は「国菌」に定められています。

日本の誇る和食「WASHOKU」の美味しさとヘルシーは世界で高く評価され麹の不思議な料理力を世界に向けて情報発信します。

ちょい足し「料理清酒」で料理が驚くほどおいしくなる裏ワザまとめ

2013年12月18日 | 一般社団法人丹波ふるさとネット
ちょい足し「料理清酒」で料理が驚くほどおいしくなる裏ワザまとめ


いつもの料理が簡単においしく!



もっとおいしい料理を作りたい!でも、あまり手間を掛けたくないし苦労はしたくない……なんてお悩みはありませんか?毎日の料理が簡単においしくなる方法があったら嬉しいですよね。

そんな皆さんにオススメしたいのが「お酒」なんです。いつもの料理に”ちょい足し”するだけで驚くほど料理がおいしくなる「料理清酒」という便利な調味料があるのをご存じですか?

普段から料理酒を使っている方にも、使い方が分からないと敬遠されている方にも知っていただきたい、料理清酒がもつ驚きのパワーをご紹介します!

料理にお酒を使うとおいしくなる?



そもそも、料理酒や料理清酒などを料理に使うと料理がおいしくなるってどういうことでしょうか?

実は、お酒に含まれるアルコールの作用には、料理のおいしさを引き立てる効果があるんです。

ポイント1:生臭さを消して風味をよくする


アルコールは揮発するときに、食材に含まれる臭い成分を一緒に連れ去ってくれます。また、お酒に含まれる醸造成分が嫌な臭いを消してくれる効果もあり、魚や肉の生臭みを取ることができます。

ポイント2:食材を柔らかくする

アルコールによって食材の保水性が高くなり、お肉などの食材をジューシーで柔らかくすることができます。

ポイント3:味の染み込みをよくする

アルコールの分子は小さく、食材への浸透が早いという特徴があります。そのため、アルコールを加えることで食材に味が染み込みやすくなります。

料理酒とは違う「料理清酒」ってなに?

「食塩ゼロ」がおいしさの秘訣!

ラベルに「料理酒」と書いてある商品の大半には、2%前後の食塩が入っています。一方、「料理清酒」は食塩を添加していません。

「塩分2%」は海水に近い!?

海水の塩分濃度は約3%ですので、普通の料理酒は海水に近い塩分濃度なのです。それだけ強い塩分ですと、味付けが崩れてしまったり、塩分過多になってしまいますよね。

食塩ゼロの料理清酒なら、料理の味を損なうことなく料理のおいしさを引き立て、減塩にもなります。
とにかく簡単!料理清酒の使い方いろいろ



料理清酒の使い方の基本は以下の通り。

料理を作るときの味付けとして最初に加える
調理前の食材に使用する
これだけで食材本来のおいしさを最大限に引き出すことができます。

料理の最初に使うことで「生臭みを消す」「味の染み込みをよくする」といった調理効果がより発揮されますよ!

「さ+さしすせそ」と覚えましょう!

さ(酒)+さ(砂糖)し(塩)す(酢)せ(しょうゆ)そ(みそ・その他)
お肉を柔らかくする!

お肉を調理するときや下味をつけるときに料理清酒を入れておくと、お肉が柔らかくジューシーな仕上がりになります